「バーソは自由に」

考え方はいろいろあるから面白い

 大判小判が出てくる時の擬音語《ザクザク》についての私的解釈。 



  1.うらのはたけで ぽちがなく
    しょうじきじいさん ほったれば
    大ばん こばんが ザクザク ザクザク

    ――――『はなさかじじい』作詞:石原和三郎、作曲:田村虎蔵

  
.


畑を掘ったら大判小判がザクザクと出てきた『花咲爺さん』。なぜ擬音語は《ザクザク》なんでしょう。この語感に、ちょっと違和感を感じたことはないですか。

        ____________________


クマ「ご隠居。大判小判って薄い金の板ですよね。なんでチャリンチャリンとかの澄んだ金属音じゃなく、ザクザクって濁った音が出るんですかね」
隠「うむ、熊さん、その擬音語はあたしもしっくり来ない。ちょっと状況証拠を調べて推理してみようかね」
クマ「待ってました。よっ、シャーロック・ステイホームズ名探偵」
隠「うむ、シャイロックと言われないだけマシかな。で、お前さんは、ザクザクはどんな時の音だと思う?」
クマ「そうですね。キャベツをザクザク切るとか」
隠「そうだな、大辞林第三版を見ると、三番目の注釈は《切り方・織り方などの粗いさま》と書いてある。《粗いさま》とは、大判小判がバラバラ埋まっていたことを示唆している。そして二番目の注釈には《宝石・金貨などが多くあるさま》とある。こちらは《多くある》という意味だ。ということは、大判小判が、バラバラに多くある状態をザクザクと言うのかもしれん」 
クマ「ご隠居。しかしですよ、バラバラにあることや、多くあることをなぜザクザクと言うかが説明されてねえです」
隠「うむ、いい指摘だ。そこで一番目の注釈には《雪、霜柱、小石などを踏んで歩く音を表す語》とある。熊さんや、この童謡の季節はいつ頃かな?」
クマ「桜の花が咲く春じゃねえですか?」
隠「そうだ。したがって必然的に冬の《雪、霜柱》は除外され、《小石》が残る。つまりザクザクとは、畑を掘る時に、鍬(くわ)が土の中の小石に当たった音という可能性が高い
クマ「うーん、でも、ご隠居、鍬を土の中に入れる音なら、普通、グサッじゃねえですか」


     obaa500.jpg


隠「うむ、グサッは、鍬を硬い地面に勢いよく深く突き刺した時の音だろう。そのグサッグサッがひっくり返ってザクッザクッになった可能性は捨てきれない。そうなら、元は濁音がなくてサクッサクッだった可能性もある。そう考えると、北海道のパウダースノーなど、サラサラした粉雪の上を歩くことを『サクサク歩く』と言う。ということは、粒が小さい粉末状のものを、軽やかに踏んだり押した時の音をサクサクと言うのだろう」
クマ「そうか、サクサクは粒が小さい粉末を踏む音なんだ」
隠「ここまで推論してきたら、この問題を解くカギが見えた。この『花咲爺さん』の話では『枯れ木に花を咲かせましょう』と言っている。では、ワトソン熊君、そのセリフから、裏の畑がどんな土地かを推理できるかい?」
クマ「う~ん、分かりません」
隠「いいかい、この話は、お爺さんが灰を撒いた。そうしたら桜の花が満開となって大名からご褒美をいただいた。つまり、裏の畑は灰の成分が多い土地なのだよ。ということは、灰だらけの粉っぽい土地を、お爺さんが軽い力でサクサクと小気味よく鍬で掘った可能性が非常に高い。そしてサクサクが、後に濁音が付いて、ボリューム感のあるザクザクに変化したのだろう」
クマ「そうか、あの畑はけっこう灰だらけ」
隠「ポチ灰だらけだ」
クマ「すると、ザクザクは、《小気味よくサクサク掘った》という擬音語で、《沢山掘った》という擬音語じゃねえんですね」
隠「おっ、《沢山》か。なるほど、そうだな、《沢》とは《物が豊かにあること、潤い》という意味だ。豊かにあるなら最低二回は繰り返してタクタクと言いたくなり、それが濁ってダクダクとなった可能性もあるな。『血液が動脈からダクダク流れ出た』と言うと、それは血液が沢山出たということだ」

     ob74.jpg Pixabay


クマ「ご隠居、ダクダクザクザクとでは、字が一文字違ってませんか?」
隠「あたしと熊さんの仲だ。そのぐらい負けときなさい。《ザ》と《ダ》は親戚だという《つもり》になれば、気にならない。歯がない昔の爺さんならザクザクダクダクの発音の区別はできんだろ」
クマ「うーん、今一つ腑に落ちねえ。解釈がコロコロ変わって、なんか怪しい。が、まあ、ご隠居。日頃のうんちく指南のお礼に、お持ち帰りで買ってきた吉野家の牛丼を出そうかな。ちょうど昼時だし」
隠「おや、そうかい、うれしいね。遠慮なく御馳になろうかね。ちょいと、婆さんや、お茶を入れておくれ」
クマ「では、俺もお負けしますよ。玉ねぎ多めの『ねぎだく』にしたつもり、つゆ多めの『つゆだく』にしたつもり、肉が多めの『肉だく』の牛丼を、ご隠居の前に出したつもり
隠「う~ん、唯々諾々いいだくだくと食べたつもり



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
※ 唯々諾々=何事にも「はいはい」と従うさま。他人の言いなりになるさま。
※ というわけで『ザクザク」の由来や正確な注釈をご存じの方は、ご教示いただければ幸いです。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



関連記事

COMMENT FORM

  • URL:
  • comment:
  • password:

本日も一番乗り

( ̄~ ̄;) ウーン ザクザクねぇ。

食感を表す擬音にサクサク、カリカリ、
ふわふわなどがありますよねぇ。
サクサクは、いかにも軽い。
カリカリは、歯ごたえを連想します。
ですが♪ザ~クザ~ク♪と濁音にすれば、
量が多そうに思える不思議。
ゆえに私流の解釈として……。

花咲き爺さんは『労することなく』大判小判を掘り上げた、
ってな解釈はどうでっしゃろ?
もちろん灰の砂地で楽に、の意味も含んで(笑)

オノマトペの効果は絶大で面白いですね。
食材刻んでいても、さくさく、さくっ、
ざくっ、ざっくり……などなど、
その質感や量の想像ができますもん。(^_^ ;)

2020/07/04(土) |URL|風子 [edit]

バーソ様
おはよう御座います。

おかげでスッキリしました。
ここ惚れワンワンのザクザクについては何も違和感を感じていませんでしたが牛丼のツユダクについては変な言葉だなあと思っていました。
沢山のタクがダクになったのだろうとは思っていましたがバーソ博士の解釈も同じなので納得です。

愛新覚羅

2020/07/04(土) |URL|aishinkakura [edit]

Re: 本日も一番乗り

風子さん コメントありがとうございます^^)

「本日も一番乗り」―――今日も元気で頑張ろう、と続きそうです。いつも朝が早いですね。早すぎるような気もしますが、若くて意欲のある証拠でしょう。

 さて、オノマトペを嫌う人がいます。三島由紀夫なんかがそうですが、子供っぽいと思うようです。しかし「サクサク」や「カリカリ」を普通の言葉で言えと言われたら、間違いなく4文字以上費やしても的確にいうことは難しそうです。

> 花咲き爺さんは『労することなく』大判小判を掘り上げた、
ってな解釈はどうでっしゃろ?

 大判小判が裏山とかではなく、以前から自分の畑に埋まっていたのなら、犬に教えられる前に分かったはずですから、元々埋まっていたのではなく、神様がお爺さんの正直のご褒美に浅いところに埋めたのだろうと考えられます。
 ですから昔のお爺さんは丈夫だとはいえ、若い頃より力は衰えていたかもしれませんが、そうですね、“労することなく”、汗ダクダクにならずとも軽く掘れたのでしょう。

 それから、この「灰」の話はあまり信じないようにしてください。ちょっと面白くするために書いただけですから。

 文中で、キャベツをザクザク切る話を書きましたが、白菜だとサクサクという擬音語がふさわしいような気がしませんか。大根だとザクッという音がしそうです。言葉の語感というのも面白いものです。

2020/07/04(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: タイトルなし

aishinkakuraさま コメントありがとうございます^^)

 牛丼の「つゆだく」については、以前こんな経験があります。
 店に入ったら、店員が中国人らしいと思えた不機嫌な顔をした女性でした。私が「しるだく」と言ったら(その言葉を初めて言いました)、「えっ? えっ?」とえらく怒ったような顔で問い返されたのですが、私の隣りにいた若い男性が「つゆだく」と言い直してくれました。私が言い方を間違えたのです。

 そのとき、「つゆ」と言ったら味噌汁やおすましの「つゆ」のことじゃないかと思ったのですが、「しる」だって味噌汁の「しる」ですから同じでした。しかし、そもそもが「煮汁」なんですから「しる」のほうがいいのではないかと今でも思っています。

 沢山の《沢》が《ダク》になったのかどうか。じつは「汗だくだく」や「血がダクダク」の《ダク》も、私にはその由来が良く分かりません。ネットを検索してもちょっと見当たらなかったので、全面的に信用しないでください。たぶん合っているような気がしないでもないのですが。

 パソコン用語でソフトが快調に作動することを「サクサク動く」なんて言いますが、誰が言い出したのかといつも思います。通販で買い物するときの「ポチリ」もそうですが、こちらのほうの語感が気になります。

2020/07/04(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

草木灰を高く評価した歌である

 百姓をやっていると、この歌が別の意味に思えてしまうから面白いもの。つい投稿したくなっちゃいました。

「桜切るバカ、梅切らぬバカ」ということわざがあります。
 梅の枝はバサバサ切って、それを燃やして灰にし、梅の木の周りに撒いて、それが梅の木にとって最高の肥料になり、翌年も梅の実をドッサリ付けてくれる。
 桜は一切の剪定をしないから、灰が作れず、肥料不足で花が付きにくくなる。
 ここまで言い切ることはできませんが、灰はすばらしい肥料です。百姓をやっていて、それを痛感します。
 「灰を撒いてやれば、桜の木は花をボンボンに付けるんだよ」という“百姓百科事典”の1節と理解したい『はなさかじじい』です。

 ところで、「灰だらけの粉っぽい土地を、お爺さんが軽い力でサクサクと小気味よく鍬で掘った可能性が非常に高い。」とのお説。
 残念ながら、これは大いなる間違い。
 でも、まわりまわって、これは正しいです。
 焼畑農法というのがありますが、そこで出来た灰は雨によって全部溶かされ、土壌を肥沃にするも、灰はきれいさっぱり姿を消します。2、3年すれば肥料切れで野菜は思うようには育たなくなります。
 だがしかし、定期的に十分な量の灰を撒いてやれば、草木は生い茂り、根っこもビッシリ張ります。草の根っこは冬に枯れ、枯れた根っこは土壌細菌の最高のご馳走となり、土壌細菌が増殖します。そして、土壌細菌と草木の生きた根っこは共生関係にあり、翌年、草木は土壌細菌が分解してくれた各種栄養素をたっぷりもらい受け、ますます生育が良くなり、根っこの張り方もどんどんよくなります。
 この好循環によって、最終的には土壌は多量の有機物(枯れた根っこ)をたっぷり含むがために、ふかふかとなり、鍬がサクサクと入るようになる、というもの。

 ところで、大判小判が埋まっていたとすると、そこを掘って鍬が大判小判に当たると、「ギシッ」という音がするような気がします。大きい石ですとそういう感じの音です。小石なら「ザクッ」と感じます。
 よって、花咲爺さんが掘り当てたのは一分金であって大判小判にあらず。この歌詞はおかしい。
 やはり、百姓百貨事典ですなあ、この歌は。

 つい先日、母屋の片づけをしていて、何十年いや百年前かと思われる大きな火鉢を幾つも発見し、火鉢に詰まったたっぷりの木灰(火鉢には草木灰ではなく木灰を使う)を回収したところです。野焼きが厳しくなって草木灰が作りにくくなった昨今です。「大判小判がザックザク!」と思えた火鉢そして木灰でした。

2020/07/04(土) |URL|どろんこ [edit]

Re: 草木灰を高く評価した歌である

どろんこさん コメントありがとうございます^^)

 いや、内容によって投稿者名が変わるのは面白いものです。それだけ多彩なブログを持っているということでしょう。今日は土壌研究家からのご意見です。

 梅は剪定するが、桜は剪定しないのですか。そういえば名所になっているような古い桜は、大きな古い枝が横に伸びていて木材と縄で支えられたりしていますね。
 
 焼き畑農業では植物の根も種も細菌も地中のミミズなども全部焼いてしまうじゃないかと心配していましたが、灰はそんなに肥料として良質なんですか。焼いてしまっても、灰は生物の基本元素のエキスのようなものでしょうから当たり前かもしれませんが。
 私は『花咲爺さん』の話でお爺さんが灰を撒くというのは、おそらく肥料としても優秀だからだろうと思っていたのですが、本当にそうなんですね。昔の人の経験に基づく知恵を軽んじてはいけません。

>  残念ながら、これは大いなる間違い。
 でも、まわりまわって、これは正しいです。

 最初、お、また鋭いツッコミかとちょっとびっくりしましたが、その続きの説明を読んで、なるほど、さすがと思いました。ただ、そうすると《サクサク》というより、《フカフカ》と言いたくなります。
 地中では土壌細菌がかなり活躍しているようですが、人間も腸内細菌が想像以上に活躍しているそうで、そう思うと人間が生きていられるのは金じゃなく、菌のおかげ。もっと腸内を活性化して、菌さまに元気でいてもらう必要がありそうです。

 灰を撒いたらサクサク軽く掘れた――――これを書くときに気になったのは、雨が降ったら灰の微粒子が土の中に浸みこんでしまって、かえって地面が硬くなり固まるのではないかと思ったのですが、灰を撒いてから翌日か翌々日ぐらいなら土地の表面はフカフカしているはずだと思って書きました。
 灰があるからサクサク小気味よく掘れた話は、上記に返コメにも書きましたが、ちょっと話を面白くするための余分な話ですから、あまり私も信用していません。補足欄の一番下に書いた通り、正解は私も分からないのです。この話は推論の過程がちょっと面白いかと思って書きました。

 鍬が大判小判に当たれば《ギシッ》説は、そうなんですか、畑仕事もしている人の意見は貴重です。そのうち天で『花咲爺さん』に会えたときにはそのことを伝えておきましょう。(笑)

2020/07/04(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

ニンマリしてしまうオチがあって楽しく読ませてもらいました!大判小判がざっくざく、からの「つゆだく」。今変換で、「汁だく」と出ました。シルってツユと読めるのか!?また新たな発見でした。
ざっくざく、私はなんの疑問もなく、掘る時の土が動く音だと思ってました。そしたら不自然じゃないと。
コメントもいろんな解釈が集まってきそうですね。楽しんで読ませてもらいますね。
お話に注目するとすれば、花咲爺さんの桜は、世界一悲しい桜だと思います。
殺されたポチの魂が・・・泣けます。

2020/07/04(土) |URL|馬場亜紀 [edit]

こんにちは

風子さんにまた負けた。
バーソさんは何時ごろ投稿しているんだろ?

「ざくざく」だけでこんな長文の記事が書けるなんてね。
私だったら三行でお終いです。
日本語が他と違うのはこういったオノマトペが非常に多いことらしい。
「ざくざく」語感だけだと、宝物の触れ合う音、あるいは宝物が
次々現れ出てくる様子がイメージされます。
クマさんとご隠居の牽強付会あり、ダジャレありの会話はいつも
楽しませてもらっています。
しかしクマさんも成長しました。ご隠居と丁々発止のディベートを
たたかわせられるようになってる。

2020/07/04(土) |URL|エリアンダー [edit]

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2020/07/04(土) || [edit]

ザクと言えば、麻生太郎さんのお好きな『ガンダム』に出てくる巨大ロボを思い起こします。
多分「ザクザク」は切る音を大げさにして裂く音を交えた擬音がその元になってるのだろうと思います。
突く音の擬音は「ブスッ」になりますが、最近はセクハラだと誤解されるのか「ドスッ」を使う人が多い様です(笑)

新説、昔話…いゃ現代実話『世にも恐ろしいはなさかじいさん』
昔々、ある所に英と言う家のお爺さんが飼っていた香と言う犬がいました。
それは大変賢い犬で「ワンワン」と吠えてお爺さんに商機を教えて儲けさせてくれました。
やがて年老いたお爺さんは、隠居するに当たって米家と言う後見人をつけて中家に香を譲り渡しました。
ところが隣近所からも嫌われ者である中家の悪徳ジジイの習は、金の成る香を独り占めしようとしました。
そこへ取られてたまるか!とばかり、米家の気の短い怒鳴るジジイがやってきて犬を引っ張りました。
二人に力任せに手足を引っ張られ、余りの痛さに耐え兼ねた犬は叫びました「痛いぞっ!はなさんか爺さん」
しかし叫びも訴えも虚しく、とうとう香港は二人の強欲爺さんに引き裂かれて死んでしまいました…とさ。
この世には幽霊や悪魔よりも恐ろしいものがいます。それは金と権力に目が眩んだ政治家でございます(笑)

2020/07/04(土) |URL|sado jo [edit]

Re: タイトルなし

馬場亜紀さん コメントありがとうございます^^)

「汁(しる)」は「つゆ」と読めるのは面白いですね。いま変換してみたら「液」もそうなんですね。つゆ知らず、でした。

> ざっくざく、私はなんの疑問もなく、掘る時の土が動く音だと思ってました。
 なるほど、ザックザクと掘る音ですか。そうなら自然ですね。
 ただ、そうなら「ザクザク」は「掘った」動作に掛かる擬音語なので、「掘った」という言葉の直前か、せめて直後に置かれるはずだと思うのですね。
 ところが歌詞の語順は、爺さんが「掘ったれば(その結果)大判小判が(これが主語)ザクザク(と出てきた)」というふうに読めるので、「ザクザク」は大判小判が“出てきた時の音”だと思ってしまうのです。
 しかし歌詞というのは語順や文脈を論理的に考えてはいけない場合が多々ありますから、全体の趣旨で素直に考えればいいのかもしれません。

 世界一悲しい桜。本当にそうですね。
 しかし生命が別の姿に生まれ変わっているとも思えました。
 隣りの意地悪夫婦に犬が殺されるが、その死骸はいわば肥料になって、墓のそばに埋められた木を短期間に成長させるので、犬は木に生まれ変わっているとも言える。
 木は隣りの夫婦に切られた結果、臼に生まれ変わり、餅を搗くと財宝が出てくるということは財宝に生まれ変わっている。
 臼は隣りの夫婦に焼かれて灰に生まれ変わるが、しかし灰は枯れ木の栄養になって桜の木に生まれ変わり、満開の花を咲かせる。そうして殿様からのご褒美を与えられることで、ご褒美に生まれ変わっている。
 というわけで、この犬(の魂)はじつは神から遣わされた天使のようじゃないですかね。

 隣りの夫婦が悪をしても、正直爺さんにとっては毎回いい結果になる。たとえ死んでも善い行ないは良い結果に生まれ変わり、良い報いは持続するという話で、こういうふうになれば世の中は万々歳なのですが、人間、正直に生きていると、ひとから意地悪をされて損をしたままになることが多いですね。
 しかしそうでもいい、自分は正直に生きていきたいと思う生き方もありそうですが、いや、損をしない、歓べるのだと思うのが少女パレアナの生き方なのでしょう。

2020/07/04(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: こんにちは

エリアンダー さん コメントありがとうございます^^)
 投稿は「予約」投稿で、土曜日の0時0分01秒に設定してあります。私はもちろん、その時間は寝ています。ですからFC2の土曜一番ぐらいの投稿になっているはずです。

 しかし風子さんは真夜中も目をしっかと開けている大仏開眼のひとですから、何人も大仏には敵いません。対抗しようと思っても無理です。あ、あんなに眼は細くない、太ってもいない、座りっぱなしどころか、いつも動いている、活動的だ、パンチパーマも掛けてない、といろいろ抗議を受けそうですが。(笑)

 もしオノマトペが無いなら頭痛の人がお医者さんに症状を伝えるのが難しそうです。ズキズキ痛いとか、ジンジン痛いとか、キーっと痛いとかをオノマトペなしに伝えようとすると、医師のほうが頭が痛くなりそうです。
 私は文章の中にうまくオノマトペが使われていると、お、うまいものだと感心するほうです。といって「ガッツリ」とか「バッチリ」といった最近のオノマトペは日常でも使いませんが。

> 「ざくざく」語感だけだと、宝物の触れ合う音、あるいは宝物が次々現れ出てくる様子がイメージされます。
 私もそう思い、一体なんの動作の擬音だろうかと思って調べたのですが、《ザクザク》の由来が突き止められなかったので、やむなく自分の推論の過程を仮定として書きました。
 以前は、分からないことはブログには書かなかったのですが、でも熊さんとの会話風スタイルにすることで、こういうあやふやな内容でもかなり書きやすくなりました。落語調にすると、最後はつまらないオチでもつけさえすれば、なんとか話がまとまるような気がします。

 熊さんはちょっと教養があるという設定にしたので、例えば今回でも「シャイロック」なんて言葉も「ヴェニスの商人」に出てくる金貸しだと説明しないでもよくなり、文章量が増えずに済みました。ただ、その代わりに、八っつあんのときにあったようなボケは減りましたが。

 それにしても「牽強付会」なんて言葉、よくすらっと出てきますね。私は生まれてから一度も使ったことがないですよ。忙しいなかでも、よく本を読んでいる方は語彙が違いますね。私は日常でも平凡な言葉ばかりです。

2020/07/04(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: タイトルなし

sado jo さん コメントありがとうございます^^)

> 多分「ザクザク」は切る音を大げさにして裂く音を交えた擬音がその元になってるのだろうと思います。
 なるほど、「裂く」ですか。木の皮を剥ぐとき、木を真っ二つに切り裂くときの語感がそんな感じがします。

「痛いぞっ!はなさんか爺さん」
 あはは、これは傑作です。joさんならではのポエティック&ポリティックスな風刺童話です。よく思いつきましたね。
 このセリフの続きは「はなせば分かる」なんでしょう。そう言った人は、犬をかっていたようですし。(笑)
 
 政府の悪口を言ったら捕まる香港国家安全法。香港以外の国にいる人にも適用されるようです。いまどき珍しい悪法で世界から中国共産党が叩かれるに決まっているのですが、よく強行するものです。
 韓国でも「親日称賛禁止法」が制定されるという話もあり、日本の近隣にはどうも常識に外れた国があって困ったものです。

 竹島は韓国の武力で奪われましたが、尖閣は中国の武力に奪われそうな気配です。これが立場が逆なら、大変な抗議やデモや店舗焼き討ちなどが起きるでしょうが、日本では政府もメディアも一般大衆も大騒ぎしません。
 しかし香港も元々は中国領。それを英国が阿片戦争で勝って、植民地として奪い取ったわけですが、それは英国は黙っていて、今ごろもっともらしく人権を言っているのは気になるところでもあります。もし英国ではなく、日本がそうしていたなら、まあ日本は何万人も殺したとか残虐の限りを尽くしたとか言われて散々叩かれ、謝罪と賠償をさせられていたことでしょう。

 昔、中国は英国に負け、日本にも負けたのに、いまではロシアを上回る力をつけたわけですから、ある意味、たいしたものです。
 金と権力、この二つを持つ人間には敵いません。これに勝つには、何らかの方法で焼いて灰になってもらう作戦しかないでしょう。(笑)。

2020/07/04(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2020/07/06(月) || [edit]

歌詞にクレームです

この歌が出来る前は、花咲か爺さんの犬の名前は「しろ」でした。
絵本でも、昔話の本でも「しろ」でしした。
この歌から、犬の名前が変わってしまいました。
「花咲か爺」は古くからある日本の昔話です。
ポチは、明治になって、外国の言葉が入ってからできた犬の名前です。
青空文庫でも「白」です。
この歌を聴くと、ちょっといらっとします。

2020/07/07(火) |URL|しのぶもじずり [edit]

Re: 歌詞にクレームです

しのぶもじずり さん コメントありがとうございます^^)

そうなんですってね。元の名はシロ。
ポチという名は語感があまり良くないですね。
ただ、シロはいいとしても、いまはクロは問題視されかねません。(笑)

2015年の12月に犬の名について書いていますが、
その際に「ポチ」の名について書いていますので、
それを返コメにさせていただきますね。

ポチの名の語源と宝発見の幸運。
https://barso.blog.fc2.com/blog-entry-244.html

2020/07/07(火) |URL|☆バーソ☆ [edit]

こんにちは。
記事と無関係になりますが・・・『少女パレアナ』読みました!村岡花子さん訳、時代を感じる味わいがあってすごく良かったですし、内容の良さはもう、文句の付け所がありませんね。
いや、些細なことを挙げるとすれば、おばさんの心境の変化があんまり描写されてないな、とか、町の人はなぜあんなに素直になれるのか、とか。でもパレアナマジックで納得がいくのです。そこがすごい。
記事にしたいなと試行錯誤しています。いつになるかわかりませんが(長文になりそうで、削りたいのです)。
その際、バーソさんのお名前を掲載してもいいでしょうか?読むきっかけとなったということで。
いい本を紹介してくださってありがとうございます。よろしくお願いします♪

2020/07/08(水) |URL|馬場亜紀 [edit]

Re: タイトルなし

馬場亜紀さん コメントありがとうございます^^)

 少女パレアナにやはり感銘を受けましたか。亜紀さんなら、なおのこと、そうだろうと思います。
 おばさんの変化については、赤毛のアンが下敷きにあったので、さもありなんという感じで私は読めました。
 町の人については、昔のアメリカ人はひとが良かったのだなあという感じに受け止めています。

 長文になりそうですか。それはすごい。書きたいことがいっぱいあるということですね。楽しみです。
 私のブログについては、何でも“自由”にしていますからね。

2020/07/08(水) |URL|☆バーソ☆ [edit]

そういえば

20代の頃は牛丼の松屋でバイトしながら生活しておりました。
柄の長いお玉で肉を丼に「しゅぱっ」と乗せる華麗なテクニックをご披露したかったです(笑)

ふと、心臓が「バクバク」するは、なんでバクバクなのだろうと思いました。
ご飯を食べる様子も「バクバク」だったり「パクパク」「もぐもぐ」「ムシャムシャ」いろいろバリエーションがありますね(^^♪

2020/07/11(土) |URL|友資 [edit]

Re: そういえば

友資さん コメントありがとうございます^^)

 ぎゅうを、しゅぱっ、ですか。 友資さんは器用そうですから、さぞかしかっこよかったでしょう。客は女性が多かったでしょう。(笑)
 
 心臓がぱくぱくする。確かにそうですね。語感はそんな感じだろうと思いますが、なぜその言葉が選ばれたのでしょうかね。
 私は脈拍が速くて普段でも90ぐらいあり、ちょっと驚いたりするとすぐドキドキ状態になりますが、ぱくぱくは経験がないような気がします。
 動悸がかなりひどいために、呼吸がうまくできなくなることをぱくぱくと言うのでしょうか。そうなら急いで走ると、そうなりそうです。

 いまは新型コロナウイルスを避けるため、なるべくエレベーターに乗らずに階段を歩くようにしていますが、マスクをしているせいと歳のせいもあり、すぐ息が切れて呼吸がやや困難になり、ハーハーします。

 友資さんもマスクをして仕事をしているので大変でしょう。夏バテしないように頑張ってください。
 忙しくてバタンキューだろうときに、こんな真夜中に起きて、コメントを連続2本もすみませんね。ありがとうございます。

2020/07/11(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Trackback

トラックバックURL:https://barso.blog.fc2.com/tb.php/490-9dec6133

back to TOP