「バーソは自由に」

考え方はいろいろあるから面白い

 カネが回れば経済が活性化する三つの小話とMMT。 

 
 都知事選の選挙広報。1面の上位2人に注目しました。

 小池ゆりこ都知事は「東京大改革2.0」のスローガンを掲げていますが、都の貯金はほとんど使い切っているそうです。
 山本太郎候補は「都債15兆円を発行し、都民一人当たり10万円を給付する」など
現金を回して景気を底上げすることを公約しています。

 カネを無から生み、世の中に回す―――なんてことが実現可能なのでしょうか?
 その点を三つの《戯れ小話》にしました。私としては珍しい経済風味の話です。

   toklyks.jpg

 第一話、カネを身内の中で回す―――――――

 桜、桜、弥生の空も見渡す限り花盛りの頃、江戸っ子二人が金儲けを企んだ。
 いま向島で花見をやっている。あそこは茶屋があって甘いものは売っているが、酒は売ってない。だったら樽(たる)酒を仕入れて商売しようぜ、となった。

 いざやいざや見にゆかんと、樽酒を運ぶ途中、いい匂いが鼻の前でするもんで、弟分がちょいと一杯やりたくなった。
 兄貴分が、それなら釣銭用に持っている五銭で買って呑んだらいいと言う。
 弟分は、五銭を出して酒を買ってグイっとやって、いい心持ちになった。
 見ていた兄貴分は、たまらなくなり、受け取った五銭で買って、自分もグイっとやって、いい心持ちになった。
「もう一杯、俺も。はい、五銭」
「じゃあまた、俺も。ほれ、五銭」
 てな具合に五銭のカネをやり取りして、二人で呑んでいるうちに、向島に着く頃には、二人ともべろべろ、樽の中はすっからかん。
 二人の手に残ったカネは五銭こっきり。ビタ一文儲けなし。

 兄貴分は首をかしげながらこう言った。
「勘定は合ってるし、安い酒も飲めたし、無駄はねえや」

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 第二話、カネを同じ町の中で回す―――――――

 黒海の北のはずれ。雪に埋もれた小さな町は活気がなく、すっかり寂れていた。
 人々はみな借金を抱え、誰も無口で、凍えそうなカモメ見つめ、泣いていた。

 旅人が一人、風の音が胸を揺する町にやってきた。
 町に一つしかないホテルに入ると、受付のカウンターに100ユーロ紙幣を置き、部屋を選ぶために2階に上がって行った。
 ホテルの主人は、100ユーロ紙幣をひっつかんで、借金を返すために肉屋に走った。
 肉屋は、同じ紙幣を持って養豚業者に走り、100ユーロの借金を返した。
 養豚業者は、その紙幣を握ると、ツケにしてあるエサ代と燃料代を払うために販売業者に走った。
 販売業者は、100ユーロ紙幣を手にすると、この厳しいご時世にもかかわらず、ツケでお相手をしてくれた娼婦の下にカネを返しに走った。
 娼婦は、100ユーロ紙幣を胸の中に入れてホテルに走り、カモメ、いや、カモをたびたび連れこんだ部屋の借り賃を返した。
 ホテルの主人は、その回ってきた100ユーロ紙幣を受け取ると、カウンターの元の位置に置いた。
 旅人がちょうどそのとき2階から降りてきて、「息でくもる窓のガラス、拭いてみたけど、きれいにならなかった」とか言って100ユーロ紙幣をポケットにしまいこみ、町を出て行った。―――ああ、黒海沿岸、冬景色。

 ホテルの主人はひとりごちた。
「誰も稼がなかったが、カネが回ったおかげで、誰もが借金を返し終わった」

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 第三話、カネを国の中で回す―――――――

 海は広いな、大きいな。東洋に美しい島国があった。
 月は昇るが、日は沈む―――この国にもコロナ禍が襲ったため、二十年もデフレ不況に悩み、マイナス成長だった国の経済がさらに沈むことになった。

 しかしその島の王さまはロバの耳だったので、国民の嘆きの声がよく聴こえた。だから紙幣をどんどん刷って国中の必要なところにつぎ込んだ。
 お店や企業は活気を取り戻した。
 収入が減って困っていた人たちは元気を取り戻した。最低賃金も上がった。
 人々は、買い物や商売をする意欲と余裕が出てきて、カネが回るようになった。

 ところが、とんでもない子供がいて、大声で叫んだ。
「王さまは、はだかだ~っ。着る物まで全部売ってしまったんだ~」
 王さまは大人たちに言った。
「いや、家庭は借金が増えて返済できないと破綻するが、国は輪転機がある。カネが不足したら輪転機を回して紙幣を刷るから大丈夫だ。ドルや円を発行できる国家が自ら発行した通貨について支払不能となることはあり得ない※1。ギリシアが破綻したのはユーロを自国で刷る権限がなかったからで、我が国とは条件が違う」

 おそれながらと疑問が提出された。
「カネカネ刷れ刷れもっと刷れ、と紙幣を刷りまくれば、ものすごいインフレになるのではございませんか」
 王さまはにやりと笑った。
「景気が良くなって、インフレ率2パーセントを超えそうになったら引き締める。大丈夫だ。わが民よ、日はまた昇る。われらは海の子、日いづる国の子であることを喜び、歓び叫べ」
   
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「回る世間に鬼は無し」の戯れ話でしたが、なるほどと思ったでしょうか。それとも、なんかおかしいと思われましたか。

       ____________________


 自国通貨発行権を持つ政府は、高インフレでない限り国債を幾らでも発行できるという考え方をMMT(Modern Monetary Theory 現代貨幣理論)と言います。
 国は沢山借金をして公共事業を起こし、雇用を生み出すべきで、そうすればデフレを脱却でき、経済成長が続き、生活が豊かになると主張されています。

 私は政治や経済には疎い者ですが、一つ確かなことは、今の財務省や池上彰氏が言う「国の借金が増えると破綻する」という話は真実ではないようです。
「日本の借金1000兆円」も嘘だと言う著名な経済学者もいます。※2
 
 ここでは(東京都の場合よりも)特に日本国の場合を考えましたが、この機会にMMTをよく調べてみるのはいかがでしょう?
「だれかが借金をしないとカネは生まれない」とか「国の債務は国民の資産だ」といった話は私には目からウロコでした。




《補足》―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
※1 財務省の黒田東彦財務官は『外国格付会社宛ての意見書』で「日・米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない」と言っています。(2002.4.30)
※2 元財務官僚で経済学者の髙橋洋一教授の見解。 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/47156

※ 第一話は落語「花見酒」の要約。第二話「黒海のホテル」は2ch(2010/01/18 ID:ZcBHlrXM)をベースにしています。第三話はMMTを簡単に論じた話です。
※ 画像はフリー画像サイト「Pixabay」から借用しています。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
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パラドックスツール

おお、バーソさんにしては珍しい『お題』ですね。
パラドックスとは『正しそうにも、正しくなさそうにも見えること』。
『神対』では、お金は『パラドックスを学ぶツール』として
創られたとあります。
インフレやデフレ…物の価値と変動などがその典型ですよね。

また『お金』は意識のパラドックス。
★不足だ、もっと → 同じ意識を引き寄せてすってんてん
★足りているし出せる → 循環

このように、お金は『あなたの出すものが得るもの』という
宇宙の法則を証明するツールでもあると思います。

補助金が枯渇した後、社会はどう変わるか。
それこそが"パラドックス劇場"じゃないでしょうか。(^_^ ;)

2020/06/27(土) |URL|風子 [edit]

バーソ様
おはよう御座います。

3話とも面白い話ですね。
私も国の経済レベルになると全く無知ですが、MMTを良く理解している人に言わすと国はいくら赤字国債を発行しても破綻しないと言っています。どこかの経済学者の聞きかじりですが、もしそうであるなら特別給付金の10万円は100万円でも良かったのではないかと考えてしまいます。
しかし、現実はその通りにならないようです。
10万円ですらおろさずに預金に回している人が多いようです。
バブル崩壊でお金しか信じられなくなった人種が増えてしまったのでしょうね。

愛新覚羅

2020/06/27(土) |URL|aishinkakura [edit]

Re: パラドックスツール

風子さん コメントありがとうございます^^)

 そうですね。最近は『神との対話』をちょっと離れてきていますね。現実社会に目を向けると精神世界を離れがちになり、精神世界に没頭すると世から離れます。両方うまくバランスが取れればいいのですが、自分自身のことに意識が行き過ぎるとスピリチュアルから遠くなりますね。《物質のことを思う人は、霊のことを思わない》と聖書が述べている通りです。
 
『神との対話』の中に《神は巨大なコピー機に過ぎない》とありました。神は人間に自由意思を与えた。人間は善でも悪でも何でもできる。人間が思っていることを神は批判せず、支持する。現在の地球上の事象は人間の集合意識を反映している。それゆえ《思考→言葉→行動》というパターンをやめないと社会は変わらない、と言われています。いま多くの人が、カネが足りない足りないと思っているので、足りない現実が創造されているのでしょう。

 聖書では《カネは神と対立する概念で、神を崇拝する者と富を崇拝する者は両立しない。人はどちらかに偏る者だ》と言われています。確かにカネは腐敗の元にもなりますが、カネはまた困っているひとを救う資金にもなります。カネそのものは悪いものではないのですが、人間の意識のありようでパラドックスになりますね。

『神との対話』の中では《人が持ってないものは出すことができない》とありました。面白いのは、現実の日本の経済を考えると、国の莫大な借金(国債)を返そうとして緊縮政策をとっていますが、MMTによると《政府の借金は国民の資産》なのだそうで、この借金はもっと増やしても大丈夫なのだそうです。でも政府は、というより財務省らしいのですが、それに反対しているようです。
 それで今回の三つの戯れ話は、MMTに関心を持ってもらいたいと思って書きました。要はカネが回らないと経済の水は淀むが、うまく回ると活性化するという考えです。かつてジャパンアズナンバーワンと言われた頃もあったのに、いま日本の経済は先進国最低の伸び率になっているので、これをおかしいと思う人が最近は増えているようで、ネットにはそういう話題が多いですね。

2020/06/27(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: タイトルなし

aishinkakuraさま コメントありがとうございます^^)
 教授はこういう経済の話には強そうですが、国の話になると別ですか。私は企業でも国でも家庭でも、カネに関わる話は全然ダメです。

 MMTについては専門家の話がネットに沢山出ています、森永卓郎さんが分かりやすくこう語っています。引用します。


 財政赤字が増えても国が破綻することはないとするアメリカのケルトン教授は「物価が低迷する日本では消費増税の必要はなく、もっと公共事業にお金を使うべき」だと指摘しており、経済アナリストの森永は以下のように説明する。

「ケルトンさん以外にも、アメリカの民主党の左半分くらいはこの理論に傾いています。これは、財政赤字を出したとしても、日本なら日本銀行が買い取ってしまえば、利払いはしないといけないんですが、日銀に払った国債金利は国庫納付金で戻ってくるんですよ。だから、政府負担はないんです」

 つまり、赤字国債をすべて日銀に買い取らせることで、国の借金をゼロにすることができる。しかし、この手段に問題点はないのだろうか。森永が解説した。

「これをやっちゃうと、インフレになっちゃいます。ですが、日本は昨年の物価上昇率が0.8%なんです。日銀の目標は2%なので、(目標に達するまでは)赤字国債をバンバン出して、日銀に買ってもらえば財源が出てくるはずです。どれだけの財源かというと、消費税を撤廃して、お年寄り一人一人に月7万円の給付金を渡しても余るくらい。これで老後不安はなくなるハズです。これはマジメに議論すべき。ですが、財務省は財政規律が失われるということで、ものすごく警戒しています」https://news.1242.com/article/180501

 国の借金といっても、外国からの借金ではないので破綻はない。子孫にツケが残されそうにも思えるのですが、これは数字の上で延々と続いていくだけなので大丈夫のようです。とにかく《借金がないとカネが生まれない》という論理はコペルニクス的な考えのように私は感じました。

2020/06/27(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

こんにちは

お話3題、経済に疎い私なので、勉強になりました。
花見酒、五銭が行ったり来たりで儲かってないのが可笑しい。
この五銭と消費税値上げが効果という面でダブって見えるのは私だけ?
youtubeでいくつか「花見酒」がアップされているので
久しぶりに観てみたいです。
旅人のお話、騙されそうになります。
全員が、貸した金があって借金もある状態が貸した金がなく
借金もない状態になっただけのことなんですけどね。
日本のいわゆる「借金漬け」状態と似ています。
日本の借金が多くて破綻すると、オオカミ少年のごとくに
繰り返す人がいます。
「借金総額1100兆円で、国民一人当たり換算で800万円の借金だ、
日本は破綻する」
こういう人たちにこの旅人のお話を読ませてやりたい。
日本は借金があっても9割は国内から借りているし、貸金となると
膨大な対外資産を持っています。破綻など起こりえないのです。
あっいかん、昨日のコーラ代110円を友人から借りたままだ、
友人関係が破綻しなきゃいいけど。(笑)

2020/06/27(土) |URL|エリアンダー [edit]

Re: こんにちは

エリアンダーさん コメントありがとうございます^^)

 さすがにエリアンダーさんらしく、一つ一つの話の内容についての分析と感想が入っています。私はこの話についてはよく分からず分析ができないので、それらは省きました。(笑) 
 ただ、この話は面白いと思ったので書きました。第一話のように身内だけで回したらいけませんが、経済って要はカネを回すことが大事なのかとも思えます。

 投資もせず買い物もせず借金もしないなら、何も厄介な問題は生じませんが、何も良いことは生まれません。起業家は、まず借金をして、資金を集めてから大仕事を始めるのでしょうから。第二話のように、確かに借金はなくなりますが、黒海沿岸の町は夏が来ても冷えたままでしょう。

 消費税は高齢化社会の福祉のために使うとか言いながら、実態はそうではなく、むしろ消費税を上げるたびに消費は落ち込み、景気は悪化してきています。
 今回のコロナによる経済悪化を改善するためにも、期限付きでもいいから消費税をゼロにしたほうがいいという人がいて、その通りだなあと思います。
 消費税が10パーセントもあれば年収440万(30代)の人は、実収入が396万になるわけですから、けっこう大変なことなんですが。

 二宮尊徳のようにカネは使わず貯めるようにして地道に生きるのが美徳のように教えられてきた世代には、消費することは悪徳のように感じます。清く貧しくの倫理観を教え込まれてきた者には、人を誘惑の罠に落とし込むカネは悪魔だと感じる気持ちが抜けません。ついついインフレよりデフレのほうがモノが値上がりしないでいいじゃないか、むしろ狂乱物価値上がりのほうが怖ろしいと思えてしまいます。

 ですが経済は若干インフレぐらいのほうが景気は活性化するので良いそうで、そのためには政府が円を刷って公共投資をすれば経済は上昇するというMMTの経済政策は、試してみる価値がありそうに思えてきました。

 それから、ひとからドリンク代を借りる際は、コーラだけはご法度のようですよ。なぜかって、飲むとスカッと爽やかになって、その勢いで、つい、コーラッ!と大声を出したくなるそうですから。(笑)

2020/06/27(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

見事なアメリカ型資本主義経済の解説ですね…その金に各自が3~5%ずつの利息を付けますと米国の様な高度経済成長社会になります。
ところが日本人はやれ老後が心配だとか、子供に迷惑を掛けられない…とか理由を付けて金を貯金してしまうから銀行が市民の代わりに市中に金を循環させる。
この日本型資本主義経済の大きな欠点は、お湯が沸いても金の回る上辺(大手企業)だけが熱くなって、湯舟の中(個人消費)は冷えたままで上辺だけの風呂釜経済になってしまう事です。湯を掻き回す肝心な人が僅かしかいないから><

自分はやる前から大勢が決まっている都知事選より、北区都議補選の女たちの本性顕な醜い争い(誹謗中傷合戦)に注目しています(笑)
特にホリエモン新党から出ているアイドルの新藤加菜は、政府支給のアベノマスクをブラジャーにして政府の無駄遣いを指摘しています。
日本ではあんな事をするとすぐ不謹慎とか、政治をバカにしてると言う声が出ますが、欧米では政治風刺は当たり前の文化になってます。
さしずめTVドラマの「逃げるは恥だが役に立つ」ならぬ「アベノマスクは(血税の)の無駄だったが役に立った」と言うギャグでしょう(笑)
今の日本人は政治の遊び心を欠いている…だから政治が面白くない。なので誰も選挙に行きたがらず民主主義がまともに成り立っていない。むしろ、民主主義じゃなかった戦前の方が「宮武外骨」みたいな政治風刺の効いた面白い先進的ジャーナリストがいたのは不思議な事です。

2020/06/27(土) |URL|sado jo [edit]

今回のお話、強烈に難しいです。すみません、ロクなコメントになりません。
経済に疎すぎる…。第一話、二話は笑い話として読めますが、三話。これが分からないです。とにかく、テレビで引っ張りだこの著名人だから、という理由だけで信じるのはダメってことですね。
で、気になるのは都知事選に立候補されてる方たちは、この理論を理解されてるんでしょうか。なんかすんごい人も立候補に出てるようですし。大丈夫か、東京。ってか日本。
Twitterはむいてないです。マメに発信して、マメにリツイートして・・・というのがストレスになるだけです笑

2020/06/27(土) |URL|馬場亜紀 [edit]

Re: タイトルなし

sado joさん コメントありがとうございます^^)

 これにちょっと利息が付けばアメリカ型資本主義ですか。joさんらしく、いいところに気が付きますね。確かに、第1話と第2話には「利息」や「儲け」の概念が欠けていて、利益が生みだされていません。いずれも、個人的にカネのやり取りをして、いわば狭い範囲の中で回しているだけです。カネで儲けるとは、元金以上にカネを得ることですからね。

 そういう意味では銀行の利息より、店舗や企業の売り上げのほうが儲け幅が高そうですが、銀行は労働をせずに儲けるところが要領いいように見えます。同じ意味では株や投資で儲ける人もそうですね。ただ、個人的には私は金融関係はまったく働きたいとは思わない職業ですが。

 しかし世界は、金儲けができる人とそうでない人との格差がますます拡がる一方のようですが、各国の平均年収を比べてみると、物価な国の事情もあり、それほど大きな差はないように見えます。


 日本426万円、アメリカ568万円、韓国580万円(大企業のみ)、イギリス380万円、シンガポール384万円です。中国の平均年収は、この15年間で193万円から748万円になっていますが、内訳は富裕層が2900万円以上、中間層が800万円位、サラリーマン250万円、農村部低所得者層は100万円以下で格差が甚だしいようです。

 アメリカは世界の中ではやはり景気がいいようですが、内訳を見ると高額所得者ベスト10は全員医師で、1位は麻酔科医約2970万円、10位は精神科医2140万円だそうです。低い方を見るとホストとホステス、レストラン、ラウンジ、コーヒーショップ従事者は254万円、ウェイターとウェイトレスは282万円、料理人は301万円と、この国も格差がひどいようです。
 https://heikinnenshu.jp/country/usa.html#:~:text=%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E5%8A%B4%E5%83%8D%E7%9C%81%E7%B5%B1%E8%A8%88%E5%B1%80%EF%BC%88%EF%BC%A2%EF%BC%AC%EF%BC%B3,%E9%AB%98%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%8A%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

 消費税は国民みんなに一律に掛かりますから、これを上げると富裕層よりも低収入者が困るだけです。ヨーロッパの先進国は日本より消費税が高いのですが、税全体の中の消費税が占める割合を見ると日本が一番高く、つまりは日本は法人税が安くて(抜け道もいっぱいあって)大企業が得をするような国になっています。

 国債をどんどん発行しても国は破綻しないのですから、この際、MMTをやってみても面白いと思いますが、政府がこれをしないのがちょっと不思議です。ハイパーインフレにならないように出来ると思うのですが。

 北区都議補選って全然知らなかったですが、ホリエモン新党から出ているアイドルの新藤加菜を検索して見たら、27歳、早大法学部卒、そのマスク着きの画像もありました。(笑) しかしミスIDになった2013年の頃と顔の骨格が全然違っているのが不思議です。だいぶ削ったのでしょううか。

2020/06/27(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: タイトルなし

馬場亜紀さん コメントありがとうございます^^)

 私も日韓問題が大きくなる前は政治のことはとんと分からず、数か月前までは経済もまるで関心がなかったのですが、ネットを見ているうちに「MMT」という新しい経済理論を知りました。
 いま日本は借金が1千兆円、一人当たり900万円もあるので、破綻寸前だとよく言われていますが、じつは国は「円」という国際通貨の発行権を持っているので、高インフレにならない限り、幾らでも刷ることができ、それゆえに破綻はあり得ないのだそうです。そんなことはメディアもほとんど言わないので、啓発を込めて書きました。
 今回の話は、都知事選の立候補者・山本太郎氏が「都債15兆円を発行してコロナ救済に充てる」と言っているのですが、その関連で、国の経済のことに話を持っていきました。

 都の場合は紙幣を自ら刷ることはできないので、国債とは違うのですが、でも都は財政的に非常に優良なので15兆円位発行しても大丈夫だと、この記事にも紹介した経済学者の髙橋洋一教授も述べています。
 むろん彼は左系だから嫌いだし、MMTも支持したくないという人もいそうで、「山本太郎は都にカネがないくせに妙なホラを吹いている。どうせ受からないのだから、単なる売名行為だろう」と非難をする人もいるのですが、資金面に関してはその非難は当たってないようです。

 現職の小池さんは豊洲問題で無駄に移転を引き延ばして何十億円も損失を出したとか、7つのゼロと言う公約を掲げたがペットゼロ(これもじつは裏話あり)だけだったという問題もありますが、今回の選挙では、他の候補者はみな単に漠然と理念を述べている中、山本太郎一人だけが具体的に数字をあげて方法論もきちんと説明しているので、その点を支持している人もいそうです。

 今回の都知事選は現職の小池さんが受かるでしょうが、あのまま受からせるのは嫌だと思っている人が、れいわ新選組の山本氏とか共産党の宇都宮けんじ氏とか反韓の桜井誠氏などに入れるのでしょう。
 小池さんの対立候補が何人もいて票が分散するせいもあり、全員受からないと思いますが、それにしても一国の総理大臣を顔や好みで(よく調べもしないで)選ぶ傾向があり、おかしなことだと思います。

2020/06/27(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

記事の内容とはぜんぜん違いますが、、、

 記事を読み終わった途端、石川さゆり嬢のレコードを引っ張り出してきて、聞いてしまいました。

 記事内にサブリミナル効果のある文言が隠されていたのですね。

 サユリミナル効果・・・

2020/06/28(日) |URL|Anthony [edit]

Re: タイトルなし

Anthonyさん コメントありがとうございます^^)

 あはは、うまい。私の嗜好に合わせてくれましたね。

 では拙者もと思いましたが、これ以上のものは思いつかず。
 で、仕方なく、不意に思いついた「冬景色の慕情」という題のサビリミナル歌詞を披露します。歌うは石川、いえ、八代亜紀さんです。では、どうぞ。

  さゆり消ゆる 湊江(みなとえ)の
  舟に白し 朝の霜
  心が忘れた あのひとも
  膝が重さを 覚えている

  カモメ啼(な)きて 木に高く
  人は畑に 麦を踏む
  にくい 恋しい にくい 恋しい
  めぐりめぐって 今はカネが恋しい

  嵐吹きて 雲は落ち
  時雨降りて 日は暮れぬ
  かねかね来い来い もっと来い 
  私のいいカモ つれて来い 

 なお、前半の歌詞については知らぬ存ぜぬという方に原曲を紹介しておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=Bf6I6eFOqyU

2020/06/28(日) |URL|☆バーソ☆ [edit]

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2020/06/28(日) || [edit]

湊江のさ霧が消えても無問題ですが、さゆりが消えると困ります。。。。(笑)

2020/06/28(日) |URL|Anthony [edit]

政府発行の印刷物だったり、近頃はコンピューター内のデータだったり。
よく分からないけど、要するに、どう使うかが大事なんじゃないのかしら。
ほとんど分かんないけど。

2020/06/28(日) |URL|しのぶもじずり [edit]

Re: タイトルなし

Anthony さん コメントありがとうございます^^)

 ちなみに、さゆりのお婆さんの場合はソボリミナル。仕事をさぼるのはサボリミナル。おしゃべりが増えるのはシャベリミナル。正座をするとシビリミナル。雨の日の大理石の道はスベリミナル。ええと、それから・・・じゃない、もう、いい加減にしてくださいっ。(笑)

2020/06/28(日) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: タイトルなし

しのぶもじずり さん コメントありがとうございます^^)

 私は経済のことは門外漢で、何も分からないのですが、このたび少し調べて分かったのは、銀行は政府発行の紙幣を動かしているというよりは、コンピュータ内のデータを書き換えているだけ、すなわち通帳に数字を打ち込むだけでカネが動いているのだそうです。

 私はそんなことも知らなかったのですが、そうですね、確かに「カネはどう使うか」が大事なようです。
 都の場合は、まずはコロナ対策をきちんとすることでしょう。収入が減った人を助けてほしいですし、また秋になれば、ほぼ間違いなく第二波が来て、それが少し収まっても、第三波が来るでしょうから、もっと根本的な対策が必要かもしれません。
 もちろん保育園も作ってほしいと思うお母さん方も大勢いると思いますが。

2020/06/28(日) |URL|☆バーソ☆ [edit]

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2020/06/28(日) || [edit]

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2020/06/30(火) || [edit]

コメントありがとうございました。温かい食べ物も冷めたら美味しくなくなる・・・私、「冷たいおでん」ってどうも受け入れることができません笑。冷やご飯は好きですけど。
取説を詩にすることはできなさそうですが、文学にすることはできるようです。そんな作品があります。
『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』です。
この作家なら、こういう文章で書くだろうと想像して書いてる取説が、それっぽくてすごく楽しいです。
こんなに文学作品を読んでるの!?と嫉妬してしまうくらいです。

2020/06/30(火) |URL|馬場亜紀 [edit]

Re: タイトルなし

馬場亜紀さん コメントありがとうございます^^)
 
 私も基本的に冷たい食べ物はあまり好きじゃないですね。冷やご飯なら必ずお茶漬けにします。
 むろん、かけ蕎麦や夏の冷やし中華などは別ですが。

 おでんの冷たいのって、つまりは冷えてしまったおでんでしょうか。あるいは、冷やしおでんなんていうのがあるのでしょうかね。竹輪や薩摩揚げはいいとしてもハンペンは縮んでしまって駄目でしょう。
 でも発想を変えなければ新しい文化は生まれません。味付けを変える工夫などを刷れば、冷たくてもおいしくなるかもしれないですね。

『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』は面白そうですね。小説好きな人は、特定の作家の文体はすぐ分かるでしょうから、余計に面白そうです。私は別に詳しくはないのですが、早速、図書館に予約しました。

 

2020/06/30(火) |URL|☆バーソ☆ [edit]

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2020/07/02(木) || [edit]

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2020/07/03(金) || [edit]

幸せに気づくために痛い目に合ってんじゃないかと思うこともありますね。というか、きっと、そうなんだろうと。
そして本物の幸せにピント合わせる達人は、痛い目を痛い目とすら感じてなさそうです。

本、早速読んでくださったんですね!ありがとうございます、そういうの嬉しいです。
私、読むの遅いです。バーソ様こそ速い!!
私は手当たり次第に図書館から借りてきたり、Amazonアンリミテッドでダウンロードしてみたり。
ちょっとでも合わない・面白くないと感じたらやめます。ブログを再開した弊害はこれですね。辛抱して読めません笑
すごくいいなあと思った本だけ、購入します。ホントは家中、本でいっぱいにしたいんですけどね。夢ですね、それ。

2020/07/03(金) |URL|馬場亜紀 [edit]

Re: タイトルなし

馬場亜紀さん コメントありがとうございます^^)

 この地球は陰と陽、明と暗、上と下、プラスとマイナスといった両極とその中間で成っています。うれしいという感情は悲しいという感情があるからこそ分かるのでしょう。そう思うといろいろ喜怒哀楽が味わえるのは有難いことです。

 以前、記事にしたことがありますが、『ベルリン・天使の詩』という映画がありました。
 天使が地球に降りてきて人間になるのですが、人間になって初めて感情の起伏を味わいます。
 たとえば、「体温を持つ。新聞で手が汚れる。食事したり、うなじに見とれ、耳に触れる」「歩くと骨の動くのを感じる。靴を脱ぎ、足の指を伸ばす。はだしの感触を味わう」「絵を描くのもいい。鉛筆を持ち、太い線を引く。それから細い線。二本でいい感じの線になる」「手がかじかんだら、こすり合わせる。これがまたいい気持ちだ」といった具合に、人間なら何でもないことを天使は初めて体験して喜びます。

 人は天使に憧れるかもしれませんが、天使は人間に憧れているようです。
 人間であることは、それだけで大変な特権であり、幸せなことなのでしょう。

2020/07/03(金) |URL|☆バーソ☆ [edit]

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