「バーソは自由に」

考え方はいろいろあるから面白い

 人生と宇宙についての考えが一変する『死んだ男と神との会話』。 


  とつぜん死んだ男が神に出会い、宇宙観がひっくり返った話です。(翻訳)

 YOUあなたが死んだのは、家に帰る途中だった。
 特に変わったところはないが、致命的な自動車事故で、YOUは妻と子供二人を残した。痛みのない即死で、救急隊員が助けようとしても無駄だった。
 YOUの体はバラバラに砕け散っていたが、そのほうが良かったかもしれない。本当だよ。


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 YOUは尋ねた。
「何が・・・何があった? ここはどこ?」
『あなたは死んだのだよ』

 私はずばり答えた。遠回しに説明しても意味がないからだ。

「トラックが・・・横滑りして・・・」
『うん』

「僕は、僕は、死んだんですか?」
『うん、でも気にしないでいい。誰でも死ぬのだから』
と私は言った。

 YOUは周りを見回したが、何もなかった。私とYOUだけだった。
「ここは何ですか? 来世ですか?」
『まあ、そんなところだ』

「あなたは神様ですか?」
『うん、私は神だよ』

「僕の子供たち・・・僕の妻・・・」
と、YOUは言った。
『彼らが、どうしたって?』

「家族は、大丈夫でしょうか?」
『それ、好きだな。死んだばかりなのに、自分の家族をいちばん心配している。いいね』


 YOUは魅了されたように私を見た。私は神のように見えなかっただろう。ただの男か、あるいは女性か、なんとなく権威のある人のように見えたかもしれない。全能の神というよりは、公立学校の先生のようだったかもしれない。


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『心配しないでいいよ』
と私は言った。『彼らは大丈夫だ。子供たちはあなたのことを完璧な父親として覚えているだろう。彼らはまだ、あなたを軽蔑するようになるまで成長してないからね。奥さんは顔では泣くだろうが、内心ではひそかにほっとしているだろう。公平に言って、あなたの結婚生活は崩壊していたね。慰めになりそうなことを言えば、奥さんは自分が開放感を感じていることに罪悪感を感じていることぐらいかな』

「ああ、僕はどうなるんですか。天国か地獄かどこかに行くんですか?」
『どこにも行かない。あなたは生まれ変わるのだから』

「ああ、ヒンドゥー教徒は正しかったんだ」
『すべての宗教は、それぞれの方法で正しいのだよ。さあ、私と一緒に歩こう』

 そう言って虚空の中を歩いたら、YOUはついてきた。

「どこに行くんですか?」
『特にどこにでもない。話をしながら歩くのは気持ちいいね』

「何が重要なんですか? 僕は生まれ変わったら、どうせ白紙になるんでしょう。赤ちゃんになるんだったら、僕がこの人生で経験したことはすべて意味がなくなります」
『そうではない。あなたの中には、あなたのすべての過去世の知識と経験がある。ただ、今は覚えてないだけだよ』


 私は歩くのをやめて、YOUの肩に手を置いた。
『あなたの魂は想像以上に壮大で、美しくて、巨大だ。心は、そのごく一部に過ぎない。それは水の入ったコップに指を一本突っ込んで熱いか冷たいかを確かめるようなものだ。あなたは器(魂)の中に自分自身のごく一部を入れているが、それを取り戻したときには、元々持っていたすべての経験を得るだろう。
 あなたは過去48年間、人間の中にいたので、まだストレッチしておらず、莫大な意識の残りの部分を感じていない。ここに長くいれば、すべてを思い出し始めるだろうが、それぞれの人生の合間にそんなことをしても意味がないからね』


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「僕は今まで何回、生まれ変わってきたんですか?」
『ああ、無数に、無数にだよ。様々な異なる人生に生まれ変わってきた。今度は西暦540年の支那人の農家の少女になるよ』

「ま、ま、待ってください」
と、YOUはどもりながら言った。「僕を過去にさかのぼって生まれ変わらせるんですか?」
『そうだ、技術的に言うとそうなる。時間というものは、あなたの知っての通り、あなたの宇宙にだけ存在するものだ。私がいた世界では物事は違っている』

「あなたは、どこから来たんですか?」
『確かに私は、どこか、から来た。どこか他の場所から来た。私と同じようなものは他にもいる。そこがどんな場所か知りたいのは分かるが、正直言って、あなたには理解できないだろうね』


 YOUは少しがっかりした。
「でも、待ってください。もし僕が他の場所で同じ時間に生まれ変わっていたら、いつかの時点で、自分自身と交流を持っていたかもしれないですね」
『そうだよ。よくあることだ。どちらも自分自身の人生のことしか気づいていない。だからそれが起きていることすら気がつかないよ』

「じゃあ、生まれ変わりに何の意味があるんですか?」
と、YOUは私に聞いた。
『マジで聞いているのかい。真剣に人生の意味を私に訊ねているの? その質問は、よくあるステレオタイプじゃないかい?』
「もっともな質問です!」
と、YOUは言い張った。

 私はYOUの目をのぞきこんだ。
『私がこの宇宙のすべてを造った理由、そして人生の意味は、あなたが成熟するためだよ』
「人類が、ですか? 僕たちみんな、が大人になってほしいんですか?」

『いや、あなただけだ。あなたのために、この宇宙全体を造った。あなたは新しい命を得るたびに、成長し、成熟し、より大きな、より偉大な知性を持つようになるのだよ』
「僕だけですか。他のみんなはどうなるんですか?」
『他のみんな、なんて存在しない。この宇宙には、私とあなたしかいない』


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 YOUはぽかんとして私を見つめた。
「でも、地球上の、すべての人間は・・・」
『すべては、あなただ。あなたが別の者になっているだけだ』

「待ってください。僕がすべての人、ってことですか?」
『やっと、分かってきたね』

 私は祝意をこめてYOUの背中をぴしゃりと叩いた。

「僕は、これまで生きていたすべての人間なんですか?」
『そう。そして、これから生きていく人すべてでもある』

「僕は、エイブラハム・リンカーンですか?」
『そう。そして、あなたはジョン・ウィルクス・ブースでもある

 (※註:アメリカ合衆国の俳優で、シェークスピア役と、リンカーンの暗殺者として有名)

「僕は、ヒトラー?」と、YOUは驚いて言った。
『そう。そして、あなたはヒトラーが殺した何百万人』

「僕が、イエス・キリスト?」
『そう。そして、あなたはイエスに付き従ったすべての人』

 YOUは黙ってしまった。


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『あなたが誰かを犠牲にするたびに、』
と私は言った。『あなたは自分自身を犠牲にした。あなたが親切にしてきたことは、すべて自分自身にしてきたことだ。人間が経験したすべての幸せな瞬間や悲しい瞬間は、すべてあなたが経験したものであり、これからも経験するだろうね』

 YOUは長い時間、考え込んだ。
「どうしてですか・・・どうして、そんなことになるのですか?」
『どうしてかと言えば、いつか私のようになるからだよ。それがあなただからだ。あなたは私と同じ種族だ。あなたは私の子供なんだよ』

「えっ?」。
YOUは信じられないという顔で言った。「つまり、僕は神様ってことですか?」
『いやいや、まだだよ。あなたはまだ胎児だ。あなたはまだ成長途中だ。あらゆる人生を経験すれば、生まれてもいいほどに育ったことになる』

「じゃあ、この宇宙全体は・・・これは、ただ・・・」
『1個の卵だよ』
と私は答えた。

「・・・・・・・・・・・・」
『さて、あなたが次の人生に向かう時が来たようだね』

 それから、私はYOUをYOUの次の道に送った。





《補足》
●情報を得たサイトは『世界の裏側ニュース』「くだけた神様との会話」です。
https://ameblo.jp/wake-up-japan/entry-11913414527.html

●オリジナルソースは分からなかったのですが、以下の英文サイトに同じものがありました。
https://makingadifferencetoday369.blogspot.com/2015/06/this-guy-just-changed-way-we-think.html

●上記サイトを参考にし、『DeepL翻訳』と『みらい翻訳』などを利用して訳しました。

●画像はフリー画像サイト「Pixabay」から借用し、少しレタッチを加えています。
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意外な『裏側ニュース』

ほぉ! エリアンダーさん(夏への扉)お勧めの
『Deep』『みらい』による翻訳ですね。素晴らしい❢
このような内容のサイト、よく発見されましたよねぇ。

「くだけた神様との会話」について……。
交通事故で死んだのは『ニューヨークの恋人』と同じ。
銀行員サムは恋人(デミ・ムーア)に未練があって、
しばらくは霊体として留まりましたが、
本文の男性はすんなりと昇天したのですね。

とはいえ、本文に対するコメントは超厄介です。(笑)
幽体離脱体験は3度もありますが、死んだことはないので。(^_^ ;)
しかも私たちが“オンリーワンでありオールワン”説。
精神世界の究極に位置する真理だろうと、漠然とは思いつつも、
肉体がある以上、体感は不可能なんでしょうね。

なかでも私たちが究極的には“オールワン”という部分には
自我が抵抗しっぱなしです。
ヒトラー、ポル・ポト、北のロケットマンなど、
歴史に残る極悪非道な悪党たちも“私の一部”だなんて‥‥。

私が死んだら地球時間の50年ほどは
ゴールデンウイークにして欲しいです。
その頃になったら、人類はウィルスをコントロール
できているでしょうかねぇ。(^_^ ;)

2020/04/25(土) |URL|風子 [edit]

バーソ様
おはよう御座います。

なんとも小さいような大きいようなつかみどころのない話ですね。
そうすると神は非常に孤独ですね。
そして神の候補は近親相姦を繰り返しているのでしょうか?
そうしないと神になれないのですね。
とすると神様は前科何犯なのでしょう。相当罪を重ねないと神様になれそうもありません。
フォーククルセダーズの酔っ払いの相手をする神様の方が善人のような気がしてきました。

愛新覚羅

2020/04/25(土) |URL|aishinkakura [edit]

今回は一番目の投稿だと思ったのに風子さんに
また先を越されました。

このストーリー、短編としても面白い。
最後にドキッとする展開もあったりして。
「宇宙にはあなたと私しかいない」にびっくり。
ひょっとしてあなたは私なのかも・・・。
生まれ変わっても、生まれ変わっても悪い人間が
いる理由がやっとわかりました。(笑)
DeepL翻訳を使われたとか、嬉しいですね。
これで一週間は幸せでいられます。(笑)
DeepL翻訳はもちろん万能でなくバーソさんの
力がなければこんなにユーモアに富み熟れた文章に
ならなかったはずです。
数日前に「and out number them」という文章があり、
DeepL翻訳に訳させたら変な文章になりました。
辞書に当たったらout numberという熟語はなくて
out-numberという語があり、それならDeepL翻訳は
きちんと訳せました。

2020/04/25(土) |URL|エリアンダー [edit]

Re: 意外な『裏側ニュース』

風子さん コメントありがとうございます^^)

 映画『ニューヨークの恋人』はあまりよく覚えてないのですが、「アンチェインド・メロディ」の主題曲が素晴らしい『ニューヨークの幻/ゴースト』はよく覚えています。ニューヨークでは恋人が死ぬとアンチェインド(解放)されず、霊体が残るようで、どんどんゴーストとして残って生きている者を助けてほしいものですが、ゴーストバスターズというお節介をする連中もいるようですから、アメリカは困った所です。(笑)

「人類じつはオンリーワンである説」は、イエスキリストイコール裏切り者のユダである、ともなるわけで、ここまで言い切っているスピリチュアルの話はちょっと珍しいと思いました。パラレルワールドも実感できない教えですが、なんであれ「人類みな兄弟」というのは究極的な良い教えのような気もします。
 これはイエスが述べた教えがよく似ていますよ。

「あなたがたによく言っておく。私の兄弟であるこれらの最も小さい者のひとりにしたのは、すなわち、私にしたのである」(マタイ25:34-40)
 私は長年、これは善行を励ますために比喩的に言われている、すなわち人間の善行を神が見ているという意味で言われているのだと思っていましたが、スピリチュアル的に文字通りに、「人類じつはオンリーワン説」としても解釈できそうです。

 ヒトラーはドイツ国民の総意により選ばれたリーダーです。ということは国民の集合意識の現れであるとも言えそうです。ニールさんによると、「だれも自分の観点では悪いことをしてない。ヒトラーも天国に行く」そうです。
 神から見たら人類の諸問題は有るのがいわば当たり前で、何があろうと人間はその状況の中をどう生きていくかが大事なことであり、そうであれば困難が多いほど人間は鍛えられて成熟していきそうです。

 コロナウイルスは夏になって下火になったとしても、ワクチンができない限り、来冬もまた流行りそうじゃないですか。しかし人生には想定外のことが起きますね。

2020/04/25(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: タイトルなし

aishinkakuraさま コメントありがとうございます^^)

> そうすると神は非常に孤独ですね。
 そうです、この感想は極めて真実を付いていると思います。
 なぜ宇宙に神(創造者)が存在するかは、人間が永遠に探求していく最大の謎だと思います。
 人間は、結果には必ず原因があるが、宇宙には叡智が見られるので、その原因たる存在は叡智の根源であり偉大な力を持っているはずだと推論し、“神は在る”という前提で物事を考えることにしました。
 そうすると、では“人間はなぜ存在するのか、神はなぜ人間を造ったのか”を考えます。その答えが、神は孤独だからです。
 キリスト教では、神は愛だから愛する対象が欲しくて人間を造ったと考えますが、しかし精神世界ではこう考えます。
 すなわち、一番最初、神は独りぼっちだったので、考えることは出来るが、体験ができない。なにしろ自分しか存在せず、比較するものが何もないので、自分が大きいのか小さいのか楽しいのか悲しいのか、何が何だか一切わからない。そこで自分の分身を造って、つまり人間を造り、自分の代理体験をさせたと考えるわけです。
 ですから地球上には喜怒哀楽のすべて、山あり谷ありの体験すべてがあり、それらをいろいろ自分の好きなように体験する醍醐味を人間は味わっているわけです。

 ですから、おっしゃる通り、神はとびきりの善でもあり、前科何犯もの悪でもあり、人を笑わせる芸人でもあり、哀しい悲劇の人でもあり、パチンコを自粛できない人間にもなり、また「唯我独尊」であると悟ることも、宇宙の果てを研究し、人類はいかに生きるべきかを考える人間にもなります。
 神が多様な側面を持っているおかげで、人間も自由意思を行使して自分の好きなように人生を歩めるわけで、この自由という特権はじつは大変に恵まれていることをもっとよく考えたほうがいいと思いますね。
 フォーク・クルセダーズの歌詞にあるように、神はこわい存在で、「天国ちゅうとこはそんなに甘いものやおまへんで。もっと真面目にやれ」なんて言わないと思いますよ。

 なお、「アンチェインド・メロディ」をライチャス・ブラザーズ以外に、いろんな人が歌っています。
https://www.youtube.com/watch?v=LrquswYcwV0 

2020/04/25(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: タイトルなし

エリアンダーさん コメントありがとうございます^^)
 
 エリアンダーさんはいつも、まずは話の趣旨や要点をピシッと押さえて、さらに相手を褒めたり励ます言葉を巧みに含め、さらに必ずと言っていいぐらい面白い話や有益な話を最後に添加してコメントを構成しています。おかげで一週間の幸福が毎週毎週持続し、その結果、途切れなく幸福感が持続しており、まことに有難いことです。

 DeepL翻訳( Lが入ることにいま気付きました)はすごいですね。Google翻訳やエキサイト翻訳など足元にも及びません。どこが違うので、こんな優れた翻訳ができるのかと感心しますが、これが無料で利用できるのですから、いい時代になったものだとつくづく思います。
 エリアンダーさんはDeepL翻訳が登場する前から、毎回英文を翻訳して紹介し、しかも言葉遣いがいわゆる直訳調ではなく、よくこなれているので、たいしたものだと感心させられています。しかし分かりやすい日本語に訳す際の苦労と工夫が人知れずいろいろとあるのでしょう。読むほうは短い時間で読めるのですが。

 しかしハイフン一つがある無しで意味がかなり違ってくる場合があるのですね。形容詞のフレーズが名詞の前にくる時はハイフンを用い、形容詞のフレーズが名詞の後にくる時はハイフンを用いないのがルールだそうですが、私はハイフンは今まで気にしたことがないですね。読点の打ち方はかなり気にしますが。

 今回、私がちょっと工夫したのは、地の文の「あなた」を「YOU」と訳したことと、神のセリフを『 』でくくってみたことです。
 じつは前回のご隠居と熊さんの会話も、エリアンダーさんのコメントの会話文を見て啓発され、セリフの冒頭に クマ 隠 と話し手の略称を入れました。
 それまでは口調に違いを付けることと、時々「熊さんや」とか「ご隠居」と挿入して話者の区別がつくように気を付けていましたが、おかげさまで今後は話し手が誰かが分かりやすくなったと思います。

> 『他のみんな、なんて存在しない。この宇宙には、私とあなたしかいない』
 ここ、ドキッとしますよね。スピリチュアルでは、ソウルメイトと呼ばれて、自分に関わる近辺の人はいつも同じ魂が生まれ変わっているのだとされますが、自分自身が自分の親族や隣人になっているとまでは言われてないと思います。

 しかしこれも仮説として考えれば、これは矛盾だとする反論はないように思えます。自分は神の分身であるという考えを推し進めれば、その分身同士もじつはみな同じものになるはずですから。それに自分も誰かに生まれ変わるのであれば、他人もじつは自分であるとするのも、さほどおかしな考えではなさそうです。
 ですから「人類みな兄弟説」は真実であると考えるほうが、人間同士の憎しみや争いがなくなりそうです。
 今お隣りの国では与党が選挙で圧倒的多数を占め、「親日称賛禁止法」という法案が通りそうだと報道されていますが、そんなことを得意になって考える人たちもじつは自分自身なのかと思えば、うーむ、となりそうです。(笑)
 しかしまあ、こんな法案は成立してもいいのでしょう。世界から、あの国は言論の自由もないのかと見なされるだけですし、親韓派の日本人もかえって反省する良いきっかけになるかもしれません。

2020/04/25(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

釈迦は最晩年にインドのマガダ国の祇闍崛山に今まで教えを説いた数千万人の弟子を集めて最期の教えを説いたと伝えられています。
ところが現実に存在する祇闍崛山は小さな山でとてもそれだけの人数は入れない。実は集まった弟子達は全て釈迦の中にいる分身でした。
そこで釈迦は「無量寿経」や「法華経」を説き、この世に存在するものは全て私=仏のうつし身であり、世界は仏の身体でできている事。
人々は自分がそこにいて時間が流れている様に思っているが、実はそう見えているだけで、本当はこの世には時間も場所も存在しない事。
(まぁ、現実には人は場所や時間がない世界を想像できませんし、空も海も水の一滴に至るまでそれが仏の身体だとも思えませんが)
まさにバーソさんがおっしゃる様な壮大な世界観…この世の本当の姿、生成衰滅する生命のあり様を説き明かした事を思い出しました。
日本でも法華経の壮大な世界観に惹かれた文化人や文豪が様々な著書を表してますが、中でも宮沢賢治の文学は法華経そのものですね。
『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』そして最期の『雨ニモマケズ』の登場人物は救う方も救われるのも全て賢治本人=仏の描写なのです。
この世の全ては仏の掌にある…そう、世界の果てまで逃げた孫悟空が仏の掌にいたと言うあの西遊記も法華経の教えを題材にしています。
ただ残念な事に、戦前に陸軍幹部が法華経の仏=天皇と置き換える思想を広め「世界は天皇の掌にある」と侵略戦争を行ってしまいました。
どんなに優れた教えでも、どんなに優れた発明でも、人の野心や悪意の手が加わると残酷なもの化ける事を忘れてはならないと思います。
そう言えば口先だけでで「科学より神の教えが正しい」と言うトランプが、また「太陽光や消毒液を体内に入れるとウィルスは消滅する」
などとおかしな事を言って支持者…主にアメリカンプロテスタントを扇動しているのが心配です。真に受けて死人が出なきゃいいけど。

2020/04/25(土) |URL|sado jo [edit]

夜分に失礼します☆

今回の記事は、自分の原点を垣間見るような物語でした。
「くだけた神様との会話」の記事によるとオリジナルソースは2014年か、それよりも前のものになるのですね。
この世的なものは移り変わり、栄えては色褪せていきますが、神秘的なものや霊的なものにはいつなんどきも、色褪せない永遠を感じることができます。
この混迷の世界を生きる鍵もまた、そこにあるのかもしれませんね。
MMTは偽政者と戦うための「剣」にはなりますが、剣を扱う人間の「魂」になることはできません。


DeepL翻訳という翻訳精度が高いツールがあるのですね、今までgoogle翻訳しか知りませんでしたが、教えてくださりありがとうございます(^_-)-☆

2020/04/26(日) |URL|友資 [edit]

Re: タイトルなし

sado joさん コメントありがとうございます^^)

 まあ、joさんはいろいろ何でも詳しいですね。困りました。私は、S学会の折伏経典と仏教の解説本を何冊か読んだ程度で、仏教はお手上げです。祇闍崛山で教えを垂れたと言われると、イエスも「山上の垂訓」といって、山の上で教えを垂れた話を思い出す程度ですね。

 仏教ではこの世界の何事にも仏性を見るという考えがあり、苦楽と善悪の間にいる人間の誰もが尊い存在である、だからすべてのことに常に感謝して生きよと勧められているようです。
 また、色即是空とも言われていて、これは旧釈聖書・伝道の書の冒頭にある「空の空、空の空、一切は空である。世は去り、世は来たる。しかし地は永遠に変らない」を思い出します。
 ですから究極的には教えの芯となる部分は似ているところがありそうですが、宗教を嫌う人は、とかく宗教同士が争っているとか偽善者がいるとか悪い点ばかり見る傾向がありますね。しかし賢治の雨ニモマケズの詩は最後の「サウイフモノニワタシハナリタイ」がいいところで、そういう気持ちを持つかどうかは大きな分かれ目になると思うのですが。

 賢治のような思想を持てれば、このたびのコロナウイルス問題でいろいろ不都合があっても、東に行って医療関係者に感謝し、西に行ってスーパーのレジ係に感謝し、北に行って宅配や運送をしている人たちに感謝し、南に行って店や会社を休んで協力している人たちに感謝して生きるほうが、政府や行政に問題があっても(実際にありますが)、それを批判ばかりしているよりは、ウイルス根絶に協力していこうと思うほうが仏教やキリスト教の教えに近いと思います。

 自衛隊員を人殺しと呼んだり、国を自衛すべきことを言うと「軍靴の音が聞こえてくる」と非難する人がいますが、今の日本人で侵略戦争をしたいと思う人は保守系の人たちの中にも皆無と言っていいでしょう。日本人は世界で一番好戦的でない国民です。GDPや技術や軍備や文明でも世界のトップクラスの先進国ですが、領海内で漁をされ、自衛艦に体当たりされても、捕らえた漁船長を翌日にはすぐに釈放するおとなしい国(民)ですから。

 トランプ大統領のその発言は昨日ニュースでちょっと見ましたが、その件について質問した女性記者に対して「あの発言はあなたのような人に皮肉で言ったのだ」と述べていました。トランプは過激なことを言って、ニュースに取り扱ってもらおうとしていて、そういう戦略がうまいと分析する評論家もいます。

2020/04/26(日) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: 夜分に失礼します☆

友資さん コメントありがとうございます^^)

「自分の原点を垣間見るような物語でした」か。そうですね。あくまでも精神世界的な原点を軸にして、実際には世の中の経済や政治のことを考えていくのは、有益な、そして実際的な生き方なのでしょう。

 政治と宗教に関して極論で言えば、「宗教」は考え方や生き方を変えることで世の中の平和を達成しようとし、「政治」は実際に世の中の経済などのやり方や仕組みを変えることで平和を達成しようとしています。
 S学会では以前「王仏冥合」とよく言われていました。法華経の教えが広まって国家の指導原理になれば、この世は平和な浄土になるという考えです。「仏」の精神論だけでは駄目で、「王」としての実践力がないと駄目だというわけですが、これはもっともな考えだと思いますね。

 弓削道鏡の話がある通り、宗教(やスピリチュアル)が政治には関与するとロクなことがないと言われますが、世の中を変えるには政治を変えるのが一番早い方法ですね。むろん黒人解放運動など、一部の牧師や民衆から声が起きて大きな声になることもありますが、それも最後は政治家により法律できちんと定めないと成立しないわけです。

 日本の政治は官僚が主導してきて、いまなおたいしてその仕組みは変わっていないようです。官僚にせよ代議士にせよ何にせよ、組織というものは自分の存続を第一に考えます。組織の存続とは、組織の中で得ている自分の利益や立場を存続するということです。組織は長く続くと必ず堕落するので、時々大変革をしないといけないのでしょう。
 そういう意味では、幕末の志士たちのように、誰か日本の行く末を本気で憂うカリスマティックリーダーが現れて、現在の政治の仕組みをぶっ壊してほしいものだと思いますが、それには世の中によほどのことが起きないと大衆の気持ちがそうはならないでしょうから、今回のコロナウイルス問題はそれを始める“良い”きっかけになれば、不幸中の幸いになれるのではないかと思いますね。

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