「バーソは自由に」

考え方はいろいろあるから面白い

 谷川俊太郎の『うとてとこ』と亜流C調ポエム。 


風の吹く音は「そよそよ」とか「びゅーびゅー」「ごうごう」が定番です。
ではラッパの音は、どんなふうに鳴るでしょうか。
ラッパ単体の音色って意外に難しいでしょう。

「ぱふっぱふっ」を思い出しましたか。ゴム球付きのパフパフラッパですね。
「ソラシ~ラソ ソラシラソラ~」なら屋台のラーメン屋のチャルメラです。
「とーーふぃ」は昔懐かしい豆腐屋のラッパ。「ふ」で語尾上がりします。
「新兵さんは可哀想だね~また寝て泣くのかよ~」なら、消灯ラッパですね。
「パンパカパーン」ならファンファーレ。漫画トリオが日本代表です。(笑)

  
  『20世紀FOXファンファーレ』も時代と共に変化しているようですよ。


谷川俊太郎さんは、ラッパの音をこんな擬音語(赤字)で表現しています。

『うとてとこ』――――谷川俊太郎  

てとてとてとてと 
てがよんほん

 てとてとてとてと
 らっぱふく

( 手と手と手と手と 手が四本。てとてとてとてと ラッパ吹く )

         
うとうとうとうと 
うがよんわ 
 うとうとうとうと 
 いねむりだ

( 鵜と鵜と鵜と鵜と 鵜が四羽。うとうとうとうと 居眠りだ )


ことことことこと
こがよにん
 ことことことこと
 とをたたく

( 子と子と子と子と 子が四人。ことことことこと 戸を叩く )


3行目が擬音語ですが、ラッパは「てとてとてとてと」と鳴るのですね。※1

「ひらがな(一字)」に「と(助詞)」を付けて数回繰り返すと擬音語になる詩作。
この言葉遊びが面白いので、くだらなめに作ってみました。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ひらがな二語繰り返しが擬音語に。漢字と状況が分かれば天才です。
ロジックに無理があるのも面白いと無理に思い込んでいただければ幸いです。

とととととととと
とがよんまい
 とととととととと
 にげさった

戸と戸と戸と戸と 戸が四枚。とととととととと 逃げ去った )
※解説:女御の寝所に忍びこもうと厳重なる戸三枚を無理やり開けた二枚目の君。
四枚目の戸が開かず、夜も明けそうだったので、トトトトトと小走りで帰宅した。


ほとほとほとほと
ほがよんほん
 ほとほとほとほと
 てをやいた

穂と穂と穂と穂と 穂が四本。ほとほとほとほと 手を焼いた )
※解説:鋭い槍の穂先が四本、心の臓を狙っている。武蔵は無銘金重を正眼に構
えて悩んだ。刀は長槍に分が悪いゆえ槍が四本も相手だとホトホトホト困るのだ。


ごとごとごとごと
ごがよんくみ
 ごとごとごとごと
 なっている

碁と碁と碁と碁と 碁が四組。ごとごとごとごと 鳴っている )
※解説:四組の碁石を大きな碁器に入れて振れば、石と石が衝突してゴトゴトと
打音を発するが、白石と黒石とどちらから音が出ているか分かれば禅の達人です。


いといといといと
いがよっつ
 いといといといと
 よくかんだ

( 胃と胃と胃と胃と 胃が四つ。いといといといと 良く噛んだ )
※解説:牛の胃は四つの部分から成り、第1胃~第3胃は一度食べたものを反芻
する。いとよくモグモグと咀嚼(そしゃく)する牛は、いとおかしという学術詩。※2


ねとねとねとねと
ねがよんほん
 ねとねとねとねと
 ねばってる

根と根と根と根と 根が四本。ねとねとねとねと 粘ってる )
※解説:水戸光圀が木の根四本を削って根箸を四本作り、助さん格さんに大豆を
かき混ぜさせたら、ねとねとねと粘って糸を引き、水戸名物の納豆が着想された。
(この話に疑念を感じる方は下の「補足」の別案をどうぞ。※3)


じとじとじとじと
じがよにん
 じとじとじとじと
 しめってる

( 諸般の事情により漢字表記は控えさせていただきます )
※解説:水戸黄門様から思索した詩作であるが詳細については雨降ってじ固まる
寺のやま井が垂れているとまあ示唆に富む要点を慎み深く申し上げておきませう。


しとしとしとしと
しがよんご
 しとしとしとしと
 あめがふる

士と志と刺と死と しが四語。しとしとしとしと 雨が降る )
※説明:昭和45年11月25日、三島由紀夫は自衛隊市ヶ谷駐屯地で、(さむらい)
を重んじて檄を飛ばした後、腹をしてを遂げ、男の美学と憂国の思いを
自身の命で示した。ああ、惜しい人を亡くしたと世間に涙の雨を降らせたという
話です。これを称賛しているというよりも、無理やり思い付いたので載せました。



以上、人間性と生活の質の向上には何の役にも立たない無駄話で甚だ恐縮ですが、
無駄が人生に面白味を添えているという一面もありますのでね。(笑)




補足――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
※1:ラッパの擬音語「てとてとてとてと」を今でも聴ける観光馬車があるそうです。
toteba1.jpg
まだ鉄道が開通されてなかった時代、各地に乗合馬車があり、馬の歩調に合わせて吹か
れたラッパの音が「トテートテトテトテー」と聞こえたので『トテ馬車』と名づけられ、
現在でも群馬県の榛名湖(写真)と栃木県の那須塩原で観光遊覧馬車として走っています。
ラッパの音色は「トテトテ・・・」でも、逆に「テトテト・・・」でもいいようですよ。
(写真は『ググっとぐんま』公式サイトから。料金は、コースにより500円〜2,500円)
なお、谷川さんの詩は「てと」が最初になるよう1番と2番と順序を入れ替えています。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
※2:「いと」の反復語は、オノマトペ風の強調語だとみなしていただければ幸いです。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
※3:『ねとねとねとねと』編の別案です。
ねとねとねとねと ねがよんひき。ねとねとねとねと すまほみる

漢字:子(ネズミ)と子と子と子と 子が四匹。ねとねとねとねと スマホ見る
※意味:いまや人間さま以外に、ネコもしゃくしもネズミもみな、街路でもどこででも
スマホの小さな画面をネトネトネトねっちり見る暗い時代になったよなあ、との意です。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
関連記事

COMMENT FORM

  • URL:
  • comment:
  • password:

ほぼ お手上げです

谷川俊太郎のラッパの擬音語……。
“てとてとてとてと”って、舌噛みそうです。
ひらがなだけだと意味不明で、不便な文字ですねぇ。

本日の記事、ほぼ、お手上げです。

包むラップ(wrap)、
プログラミングのラッパー(wrapper)、
ヒップホップのラッパー……。
これらは意味を想像することもできますが、
言葉遊びの天才バーソ教授には、毎度、々
“ほとほとほとほと” てをやいていますぅ”(^_^ ;)

2018/10/13(土) |URL|風子 [edit]

繰り返し言葉

バーソ様
おはよう御座います。

冒頭の消灯ラッパとか漫画トリオなどはやはりある程度の年齢の人でないとピンとこないでしょうね。勿論私はピンときました。
人生はピンピンピンピンコロリといきたいものです。
20世紀FOXは続けて見ていれば21世紀FOXになる
のかと思いきや2000年を超えても20世紀でした。
諸説の解説が並んでいるなかで三島由紀夫のところだけは説明になっていますね。
思いつきだからでしょうか。

そういえばプレゼンなどを女性にやらせると言葉を強調させるときに繰り返し言葉を使っていました。男性はあまり使わない手法なので興味をもちました。

愛新覚羅

2018/10/13(土) |URL|aishinkakura [edit]

Re: ほぼ お手上げです

風子さん コメントありがとうございます^^)
 あははは、「お手上げ」ですか。多分この言葉に類似した感想を言われるのではないかと思っていました。霊的な啓蒙に命を捧げている真面目一徹のスピル・フーコー氏には、よくもまあこんな無駄なことを考える無駄な時間があるものだと嘆息されるような無駄話ですから。すみませんね。(笑)

 じつは最初は谷川さんを真似て、ほのぼのしたのを作ろうと思ったのですが、これが意外に難しいのです。ひらがな一文字に「と」を付けて擬音語になる言葉って、谷川さんが考えたのぐらいしか無いのです。どうしょうかと考えているうちに、ここはお遊びにしないとバーソらしくないと思い、意図的にこのような無理矢理こじつけっぽいストーリーにしたというわけです。

 詩と言えば、洒落た言い回しや気の利いた比喩を用いるのが多いですが、ふだん使っているような普通の日常語で詩や歌詞や和歌を書ける人はすごいと思いますね。
 私は詩を作る才能は持ってないですが、このたび書いていて言葉遊びの詩も面白いと思いました。

2018/10/13(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: 繰り返し言葉

aishinkakuraさま コメントありがとうございます^^)
 消灯ラッパは検索したらドリフのがありましたよ。軍隊はラッパで開けてラッパで暮れるそうで、大変な生活ですね。
 https://www.youtube.com/watch?v=2fNu2THMsCQ

「ピンピンピンピンコロリといきたい」。まったくそうですね。そのオノマトペで生きて逝きたいものです。できればコロリがないほうがいいのですが。(笑)

「20世紀FOXは続けて見ていれば21世紀FOXになるのかと思いきや」。明治屋とか明治大学、大正製薬、昭和電工という名称を思い出しました。名前は古くても伝統を示せるので、変えないほうがいいのでしょうかね。でも書体は微妙に変えているようです。Nikonはいつ頃からか斜体になっていますね。

 三島由紀夫のところだけ「解説」ではなく「説明」にしたのをよく気が付きましたね。人の真摯な行為をおふざけの話題にしては申し訳ないという意識が働いたからです。本当に、惜しいひとをなくしました。

 女性にしても誰にしても、人が何かを強調したいときは言葉を繰り返しますね。何かに感動すると「ほんとに」を繰り返して感想を述べる人をよくテレビで見ます。
 ヒトラーは繰り返しが非常に多かったそうです。同じ言葉を繰り返して強調して人々を扇動したのでしょう。もちろん語彙の少ない人も、同じ言葉で同じことを言う傾向がありますが。

2018/10/13(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

えーと・・・

たとたとたとたと たがよんたん
たとたとたとたと たををこす
(田と田と田と田と 田が四反
たとたとたとたと 田を起こす)
 みたまんま、そのまんま。耕運機が幾多の鳥を従えて田を耕しているのであります。

ふとふとふとふと ふがよにん
ふとふとふとふと たちつくす
(夫と夫と夫と夫と 夫が四人
ふとふとふとふと 立ち尽くす)
 この場合、夫とは男の事であります。仕事で疲れた夕暮れに、ふと立ち止まって人生について考えてしまったりする中年男が雁首並べて夕日を眺めていたりする光景は意外と哀れを誘うものがありまする。

えとえとえとえと
えがよんまい
えーと、えーと、えーと、えーと、わけわかめ
 うん、訳わかめ

くとくとくとくとくとくとくとくとくと くがくかい
くとくとくとくとくとくとくとくとくと あーしつこい
(苦と苦と苦と苦と苦と苦と苦と苦と苦と 苦が九回
くどくどくどくどくどくどくどくどくど あーしつこい)
 はい、すみませんm(_ _ )m

番外編
こうこうこうこう こうよにん
こうこうこうこう くちはさむ
(公公公公 公四人
こうこうこうこう 口挟む)
 お役人は口出さんと黙っとれ

2018/10/13(土) |URL|miss.key [edit]

Re: えーと・・・

miss.keyさん コメントありがとうございます^^)
 おーおー、うまいッ。もう私が作った以外にはもう出ないだろうと安心し、今宵は枕を高くして寝ようかと思っていたら、なんとまあ、まだありましたか。すみませんね。きっと朝寝も昼寝もしないで考えたのでしょう。(笑)

 耕運機の音が「たとたとたと」とは、思いもつかなかったです。のどかな田んぼ風景が目に浮かびます。4サイクル単気筒エンジンのような音ですね。小さな田んぼ用の耕運機でしょうか。

「ふと」は「立ち尽くす」に掛けやすい副詞ですが、厳密には擬音語でないのですが、私の考えた「いと」と同じ方式なので、いいということにしましょう。で、「夫と夫と夫と夫」でもいいですが、「夫と婦と夫と婦」でも出来そうですね。私は「麩と麩と麩と」は思いついたのですが、それ以上の発展がなくて。(笑)
 
「絵と絵と」が「えーとえーと」の擬音語になる作品ですが、これもよく思いつきましたね。私も長音は許容範囲かなあとは思ったのですがね。

「くとくと」は9回も続けたのがいいです。私は回数は4回と思い込んでいて、自分で自分を縛りを付けていましたよ。「くどくど」の濁音化も許容範囲。はい、よく条件の範囲を拡げました。

 番外編ですが、言いたい趣旨はよくわかります。あんまりひとからこうこうこんなふうにせいといろいろ制限されるのは楽しくないですからね。自転車に乗るときはヘルメットをかぶれという政令は「公」すなわち埼玉県のやりすぎだと思います。

2018/10/13(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

親愛なる皆々さまへ。

いつもコメントをありがとうございます。
深く深く感謝しております。本当ですよ。(^-^)

二日間ばかり留守をしますので、
これからのコメントの返コメは、
15日(月曜)の夜以降になると思います。

どうぞしばらくお待ちくださいませ。m(__)m

2018/10/13(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

こんばんは

よくこんな詩を見つけてきましたね、
さすが言葉遊び大好きのバーソさん。

いかん、「じ」でいこうと思ったらバーソさんと被ってしまいました。(笑)

ずとずとずとずと
ず(頭)がよっつ
ずとずとずとずと
熟考す。

えとえとえとえと
え?がよっつ
えとえとえとえと
考える

後は考えつかん、難しい。

コメントありがとうございます。
私は好きな作家さんは何度も何度も読みますね。
で、読むたびにだんだん感動が薄れてきて、最後には
いいところやラストだけを読んだりしてね。
有名どころの本はすべて読むって、気が遠くなりそうです。(笑)
曽野綾子さんが晩年に突如クラシック音楽に目覚め、
自分が死ぬまでにクラシック全部聞き終えられるかと嘆いたそうですよ。
夏休みの宿題で分厚い本の上下を読んで感想文を書き上げた後で
「中」が本棚の隅から出てきて泣いた、という話がありました。

2018/10/13(土) |URL|エリアンダー [edit]

先週から随分ラッパに拘っていらっしゃいますね(笑)
自分の場合ラッパと言うと真っ先に頭に浮かぶのが「ラッパのマーク大幸薬品の正露丸」のぱっぱかぱっぱかぱーぱぱっぱーです。
このラッパの音色は旧日本陸軍の食事時間を表し、現代の陸上自衛隊でも少しメロディに変更はありますがメシ時を表すそうです。
正露丸は本来は(ロシアを征服する)征露丸と言い、日露戦争当時は飲料水が汚れていて、兵士の下痢や腹痛が絶えなかった事から軍部が採用した薬品だそうです。
実際には兵士の4人に1人が消化器系の病気で亡くなってますので、さほどの効果はなかったと思われますが、戦争自体には勝ったので薬としての人気が出たようです。
そこで軍部は太平洋戦争でも正露丸を採用したのですが、如何せん東南アジアや南方の島々において、大勢の日本軍兵士が赤痢やチフスなどの熱帯性伝染病で亡くなりました。
征米丸にすれば効果が出たんでしょうか?(笑)…そもそも、よく内容を吟味もせず、ただラッパを吹かれて風評や精神論だけで突撃するのが日本人の悪い癖なのでしょうね。

2018/10/14(日) |URL|sado jo [edit]

Re: こんばんは

エリアンダーさん コメントありがとうございます^^)
 「じ」は誰でも気が付く普遍的な永遠のテーマなんでしょうか。私も一番最初に思いつきました。(笑)
 ちなみに疲れ果てることを「へとへとになる」って言いますよね。これもすぐ思いついたのですが、「じ」より書きにくい言葉でした。(笑)

「ずとずとずとずと」は、俳句でいう字足らずですね。「えとえとえと」も字足らず。ですが促音の「っ」と長音の「-」、そして濁音半濁音も含めて、こういう場合は、許容範囲なのでしょう。山頭火は俳句の五七五の定型を大胆に破っていますから、あまり条件に縛られないで自由に発想したほうがよさそうですね。私は「条件」という固定観念の枠に縛られていました。
 
 このたび思ったのは、擬音語というのは意外に新語や造語がなくて、和歌の枕詞と同じく、もうワンパターンの常套句のように使われていると思いましたね。ラッパの「てとてとてと」が分かりにくいのは普段使わないからでしょうし、有名な風の又三郎の「どっどど どどうど」も宮沢賢治の作だから通用するのであって、名もない人間がそんな擬音語を書いても全然通じないだろうと思いました。

 井上ひさしは漱石の「坊ちゃん」が好きでニ三十回は読んだのだとか。好きな愛読書があり、何度読んでも楽しめるのはいいですね。
 私の経験ですが、世界や日本の名作といわれる文学作品は、若いとき、特に子供のときに読んだらいけませんね。文章の味わいとか、人間の微妙な心の綾とか、人間関係の心理とか、作者の言いたいテーマや意図なんかまるで分からないときに読んでいるので、話のストーリーだけを追ってしまい、単に筋がわかっただけで読んだ気になっています。一度読んだと思っているから、もう一度読み直そうという気持ちにはならず、せっかくの名著の味わいを得損なっています。

 ひとにもよるでしょうが、自分でも小説を書いて同人誌に載せるような人とか、趣味は本好きを自認するようなひとでない限り、まあ、普通の人なら最低二十代以上かもっと上にになってからでないと文学作品の味わいや良さはなかなか分からないだろうと思います。特に私の場合はそうでしたね。いまでもよく分かりませんから。(^^ゞ

2018/10/15(月) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: タイトルなし

sado joさん コメントありがとうございます^^)
> 自分の場合ラッパと言うと真っ先に頭に浮かぶのが「ラッパのマーク大幸薬品の正露丸」のぱっぱかぱっぱかぱーぱぱっぱーです。
 あ、そうでした。多くの人が思う浮かぶラッパの音と言えば、テレビのCMでよく流れているので、これが筆頭かもしれません。戦前に生まれた高齢者だと、死んでもラッパを離さなかった人を思い出すかもしれませんが。

 正露丸が食あたりや下痢に効くといわれる薬用効果は、胃壁が麻痺して(だったかで)治ったように見えるだけで、かえって体にはよくない毒物なのだという話を読んだことがあります。しかしそれは石炭から造られるクレオソート油が悪いのであって、ブナの木から造られるのは問題ないのだという話も読んだことがあります。グルタミンソーダは体に悪いという話がありますが、メーカーは、いや、問題ないと言っています。食べるものについて、こういう話はよくありますね。賛否両論あって、どちらが正しいのかよく分かりません。
 ちよっと前に、アルミ鍋がアルツハイマーを引き起こすと発表されたので、あわてて便利に使っていた雪平鍋を廃棄したのですが、何年かしたらそれは医学的に立証されていないとか言われて、まあ風評被害といいますか、情報の真偽不明というのは、いつの世もどんなものにもあるようで、困ったものです。

 日本人は、根性とか何とか魂とか、精神面を強調するのが好きですね。単に花をいけることでも華道、お茶を飲むのでも茶道と、一定の手順や様式や型を定めてしまいます。単に武術とは言わずに武道とか、あるいは柔道、剣道、弓道・・・と、なんでも精神論的なものに結び付ける傾向があります。一定の型にはまったほうが収まりがいいということがあるのでしょうかね。いい面とそうでない面がありそうですが。

2018/10/15(月) |URL|☆バーソ☆ [edit]

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2018/10/16(火) || [edit]

Trackback

トラックバックURL:https://barso.blog.fc2.com/tb.php/395-d60d9364

back to TOP