「バーソは自由に」

考え方はいろいろあるから面白い

 芥川龍之介が語る陰陽五行思想の桃太郎。 

 え~、三毛乱零亭ミケランジェロていばーそ、久しぶりに落語風の話でお付き合いを願います。

 桃太郎さん 桃太郎さん、お腰に付けた黍(きび)団子、ひとつ私にくださいな~、
と子どもたちに歌われた昔話を、かの文豪・芥川龍之介先生も書いておりまして、
”鬼退治の理由”が緊張の緩和になっているところから始めさせていただきますよ。

 桃から生れた桃太郎は鬼が島の征伐を思い立った。
 思い立った訣(わけ)はなぜかというと、彼はお爺さんやお婆さんのように、山だの川だの畑だのへ仕事に出るのがいやだったせいである。 
                    ――――芥川龍之介『桃太郎』

          moout.jpg
          Illustration by George Suyeoka/Island Heritage Pub
.

「ご隠居。するってえと、桃太郎が鬼退治に行ったのは、しと旗あげたかったん
ですかい。それにしても相手は怖い鬼なのに、なんでまたイヌ、サル、キジつう
弱っちい動物をお供(とも)にしたんですかね?」
「八っつあんは『陰陽五行』という思想を知ってるかな」
「いえ、そんなシソの葉、食ったことねえです」
「うむ、森羅万象を陰と陽との二つに分け、世界は火、水、木、金、土の五つの
元素から成っているとする考え方があって、これに『干支(えと)』が組み合わさっ
てな」
「えとですかい? えーと・・・」
「下の図を見なさい。干支は、ねー うし とら うーっマンボと動物が出てくるが、
干支は年や時間や方角も表す。北は子で、南は午だから、南北線を子午線という。
右の上のほう、北東を見なさい。悪いヤツがいるだろ」
 
      aa1e1.jpg
                      
「ご隠居。どくとるマンボウはいねえです…が、あら、鬼さんがいやした」
「そうだ。丑寅(うしとら)の方角を鬼門と言ってな、昔から鬼はこの方角にいるこ
とになっておる」
「うしとら。そうか、だっから、鬼には牛のように角があって、虎柄のパンツを
履いてやがるんで」
「そうかもしれんな。八っつあん、鬼の反対側の西を見なさい。どんな動物がい
るかな?」
「西には、いぬ、とり、さる。あらーっ、桃太郎のお供だ」 ※1
「そうだろ。だから鬼に対抗できる動物は、イヌ、トリ、サルでないといけない。
キジは国鳥にされているぐらいで、まあ、鳥の代表だな。そして、その内側には
どんな果物があるかな?」
「ええと、ピンクの字は桃。おーっ、だっから名前が桃太郎なんだ」
「そうだ、李(すもも)太郎じゃいけない。酸っぱくて、すっぱいする」
「ご隠居、分かってやすよ。ほれ、すっぱいは上首尾のもと」
「そうそう、おまえさんとは少しばかり通じ合うものがあるねえ。では、桃の内
側の丸の中を見なさい」
「へい、金と木、水、土、火もありやす」

             aa558.jpg (中央部分の拡大)

「東西に『金』と『木』が向かい合っているが、金剋木(きんこくもく)といってな、
剋とは下剋上の剋で ”かつ” という意味。金性のものが木性のものに勝つことを
いう」
「なーるほど。はなから桃太郎は鬼に勝って金をいただく寸法になってるんだ。
でも、ご隠居。ワケわかんねえのは、イヌ、サル、キジは、キビ団子なんてケチ
な食いもんで、よく命を張る気になりやしたね。よっぽど金銀のお宝が欲しかっ
たんですかね」
「いや、金銀に目がくらんだわけではない、と私は見たな。イヌとキジ、サルは、
桃太郎が鬼を討つという、その熱い情熱に心打たれて、キビ団子に 触(さわ)った
だけだろな」
「え? キビ団子を食わねえで、触っただけで」
「そうだ、キビは触(ふ)れるもの。しかして、これを人情の機微に触れるという」

              ・・・・・・・・

 え~、こんなオチじゃ、夜もオチオチ寝られないなんてキビしいご意見がある
やもしれませんが、芥川先生の『桃太郎』では、続きの話がございますよ。※2

 日本一の桃太郎は犬猿雉(きじ)の三匹と、人質に取った鬼の子供に宝物の車を引かせながら、得々と故郷へ凱旋した。―――これだけはもう日本中の子供のとうに知っている話である。
 しかし桃太郎は必ずしも幸福に一生を送った訣(わけ)ではない。鬼の子供は一人前になると番人の雉を噛み殺した上、たちまち鬼が島へ逐電した。のみならず鬼が島に生き残った鬼は時々海を渡って来ては、桃太郎の屋形へ火をつけたり、桃太郎の寝首をかこうとした。
 ・・・
 桃太郎はこういう重ね重ねの不幸に嘆息を洩らさずにはいられなかった。
「どうも鬼というものの執念の深いのには困ったものだ。」


              ・・・・・・・・
               
 そういうわけで執念深い人間は鬼とおんなじ。渡る世間に鬼もいる。二月三日
は、福は~内、鬼に~も愛。週刊バーソは少数限定無料にて発売中でございます。

        f7dkk42.jpg


補足――――――――――――――――――――――――――――――――――
※1『魏志倭人伝』に弥生時代末期(3世紀前半代)に日本列島にはヒツジがいな
かったと記されている。弱いヒツジは除外され、時計方向に一つスライドして、
イヌが加えられたようだ。日本での本格的なヒツジの飼育の始まりは明治以降。
※2 miss.key画伯の漫画桃太郎では、出発の動機と目標物が違っています。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――



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懐かしい『陰陽五行説』

「下の図を見なさい…… → 画像が表示されませんが、
拡大図で解ります。(^_^ ;)

東洋医学出身の私としては、陰陽はまだしも、
この『五行説』にはどれだけ悩まされたことか。
臓器、季節、方角、食べ物、色に至る全てを五つに、ってのは
抵抗ありましたねぇ。パズルゲームのような域で、
とても医学的な解釈はできませんでした。

それにしても芥川龍之介が『桃太郎』を執筆していること、
『週刊バーソ』が発刊されてるとは知らなんだぁ。
2月3日の特別号、表紙と言い、小見出しコピーが素晴らしい。
やっぱ全国区での発刊です、発刊。

miss.key画伯の漫画「桃太郎」との『違い』も、なぜか楽しい。
そこでTVによる『鬼は外』の話をひとつ。
苗字が『九鬼』さんに言わせると、豆は家の中に向かって撒く。
なぜなら“うちは良い鬼だから”……。
物語は人の数だけある? なんのこっちゃ(。・?_?・。)ムゥ

2018/02/03(土) |URL|風子 [edit]

こんにちは

桃太郎と陰陽五行、桃太郎の成り立ちを初めて知りました。
明快で説得力ありますね。桃の位置がすこしずれてたら
栗太郎の午(ウマ)退治になって間が抜けたことになってたのか。
Miss.keyさんのブログでツチノコと桃の形が似ているのも
納得しました。(笑)
芥川の桃太郎も青空文庫で読んできました。
桃太郎の生まれ方、ジジババに愛想をつかされて半ば追い出される
桃太郎。家来との確執、鬼の情けなさ、後日談となかなか面白かったですよ。
落語 う~マンボ!には11分間笑い転げました。

先生が学級で桃太郎のお話をしていました。
「猿が桃太郎に『腰につけてるのは何んですか?』」ときいたら
桃太郎は何と答えましたか?」
一人の女の子が手を上げました。
「こりゃ驚いた。お前、人間の言葉が話せるのか?」

2018/02/03(土) |URL|エリアンダー [edit]

面白い

バーソ様
おはよう御座います。

こういうの面白いです。なんで羊じゃないの?と思ったらちゃんと補足に出ていました。
羊は鬼に食べられてしまうからではないのですね。
最後のレトロな本は本当にあったら最高です。

愛新覚羅

2018/02/03(土) |URL|aishinkakura [edit]

しと旗とは、流石江戸っ子ですね

おはようございます。

こんな貴重なお話が無料版なんて、まさに週刊バーソはpriceless。

芥川の桃太郎、昔々石油を求めて東南アジアに出兵した鬼畜の日本軍をなぞらえたお話なのでしょうか、純粋無垢だった昔々のおいら子供たちが、胸躍らせて読み聞かされた鬼退治、もしかしたらその頃から優勝劣敗 という世間の仕組みを染み付けられていたのかも。

現代の桃太郎はアメリカで、鬼は差詰め日本及び世界の列小国と言う事でしょうか、そういえば陰陽五行という思想、三毛乱零の最後の審判と言うフレスコ画も、善と悪に分けられていますね、人間と言うものはどうしてこうも善と悪、陰と陽に分けたがるのでしょうかねぇ。

週刊バーソ特集の2ページ目、鬼と人とどちらがワルか、ちょいと考えさせられました。

とりあえず明後日から南の島に鬼退治に行ってまいります、おいらはもちろん桃子のお伴ですので、凌辱を恣にとはいきませんが・・・。

2018/02/03(土) |URL|ばく [edit]

Re: 懐かしい『陰陽五行説』

風子 さん コメントありがとうございます^^)
 画像、ありがとうございました。修正しました。ファイル管理から誤って削除したらしいのですが、キャッシュに残っていたので私のパソコンでは見えていたようです。

 陰陽五行説は懐かしいですか。そんなふうに言う人も滅多にいないでしょう。すべてを五つに分けるというのはちょっと無理がある場合も多そうですが、真理とはシンプルなものだという信念がそうさせたのでしょうか。どうせなら七つにすればよかったのにと思います。曜日がそうですし、いや、日と月は地球上のものではないので入れたらまずいのですかね。聖書では七の数が聖なる数となっていますよ。

 『週間バーソ』の表紙画像。小見出しがよかったですか。あんまりふざけるのもナンだと思って抑えました。以前、家電品の電車内の週刊誌の中吊り風広告(ポスター)は何本か作ったことがありますが、これは多少誇張気味の煽りコピーがポイント。作るのは簡単ですが、私の性に合いません。(笑) それから一応、全国区なんですが、読者が少ないのです。発汗です。発汗。(笑)

> 苗字が『九鬼』さんに言わせると、豆は家の中に向かって撒く。
なぜなら“うちは良い鬼だから”……。

 東京タワーの坂を南に降りた所にある小さな公園の隅に、閻魔を祀っている、えらい陰気な神社が数年前までありました。閻魔と鬼は役割が違いますが、全国的にも鬼の名が付いた神社はあちこちにあるのでしょう。新宿歌舞伎町の稲荷鬼王神社では「福は内、鬼は内」と言うそうです。

 九鬼さんは、自分ちの鬼は善神なのだと思わなければ、先祖代々、迷信の多かった時代を乗り越えることができなかったのかもしれないですね。鬼頭さんや百目鬼さんもも大変でしょう。(笑)

2018/02/03(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: こんにちは

エリアンダーさん コメントありがとうございます^^)
> 桃の位置がすこしずれてたら
栗太郎の午(ウマ)退治になって間が抜けたことになってたのか。

 あ、なるほど、馬じゃウマくないかも。それにしても辰(龍)は東洋では神様扱いなんですが、ここではあまり脚光を浴びてないですね。

 丑寅は艮とも書きますが、艮は良の字に似ています。鬼は丑寅(うしとら)の方位にいて、丑寅を鬼門と言います。鬼門の反対側を裏鬼門と言い、陰陽道では、裏鬼門の未申(ひつじさる)のほうも忌み嫌われるようです。
 忌み嫌われる(想像上の)悪漢を、同じく忌み嫌われる所にいる動物と人間がやっつける。これは毒には毒をもって制するということでしょうかね、ちょっと面白い考え方だと思います。
 
 Wikipediaには昔の都市計画についてこう書いてありました。
 「平城京では鬼門の方向に東大寺があり、裏鬼門の方向に植槻八幡宮が置かれた。
 平安京では大内裏から鬼門の方向に比叡山延暦寺があり、裏鬼門の方向に石清水八幡宮が置かれた。
 鎌倉では幕府から鬼門の方向に荏柄天神社があり、裏鬼門の方角に夷堂が置かれた。
 江戸では江戸城から鬼門の方向に東叡山寛永寺があり、裏鬼門の方向に三縁山広度院増上寺が置かれたといわれている」

 そうすると昔の人々は、世の中の悪いことをみな鬼のせいにして、それをなだめるため、両方の方位に神社を建てて祀ったのですね。鬼を悪魔サタンと考えれば、西洋でも、悪魔に対抗できる神を崇め、奉っている。古今東西、宗教の考え方の類似も面白いです。

 青空文庫まで読まれましたか。ブログを見たら、あちこち検索して、文献の原本まであたる。そこまでする人ってエリアンダーさんだけじゃないですか。ひょっとして近日中に鬼が島に行こうなんて思ってないでしょうね。(笑) 

 学級で生徒が至極まっとうな答えを述べた話。エリアンダーさんがこのたび考えた新作ジョークでしょう。オウムが人間のようにしゃべって笑い話になっている『夏への扉』のジョークを思い出しました。

 なお、うーマンボを知らない方のために補足します。Wikipediaです。

「マンボNo.5」は、キューバのペレス・プラードが1949年に制作・発表した楽曲。1999年にドイツ人の歌手ルー・ベガがダンス・ポップ風にアレンジしたバージョンを発表した。彼の本国ドイツやイギリスなどヨーロッパ大陸のほとんどの国のチャートで1位を記録し、フランスでは20週間1位を記録した。オーストラリアでは年間1位を記録するヒットとなった。
 まあ、古い曲なんですね。^^)

2018/02/03(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: 面白い

aishinkakura さま コメントありがとうございます^^)
 ああー、すみません。手術が終わったばかりで、まだ針が刺さっているのに、コメントまでいただいて。

> なんで羊じゃないの?と思ったらちゃんと補足に出ていました。
羊は鬼に食べられてしまうからではないのですね。

 ヒツジが除外された理由。私の考えでは、「未」は未然・未完成・未処理・未定の未なので、まだ”できてない”状態を表すので縁起が良くない。そしてさらに、未は魑魅魍魎の魅をも意味するので、化け物が鬼を退治するというのもおかしい。なので「未」は避けられたのではないかとも思うのですが、どうでしょう。
 
> 最後のレトロな本は本当にあったら最高です。
 あはは、ありがとうございます。そう言っていただけると作った甲斐があります。^^)

2018/02/03(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: しと旗とは、流石江戸っ子ですね

ばくさん コメントありがとうございます^^)
 よく「しと旗」に気付いてくださいました。江戸ッ子だってねえ、寿司食いねえと言いたいところですが、北海道でっかいどうの方でした。(笑)

> 週刊バーソはpriceless。
 いえいえ、価格は無料ですが、寄付のほうは常時受け付けておりますよ。(笑)

> 昔々のおいら子供たちが、胸躍らせて読み聞かされた鬼退治、もしかしたらその頃から優勝劣敗 という世間の仕組みを染み付けられていたのかも。
 あー、そういうこともありそうですね。優勝劣敗に、勧善懲悪、忠節忠義などの精神高揚の意図もありそうです。

> 人間と言うものはどうしてこうも善と悪、陰と陽に分けたがるのでしょうかねぇ。
 なるほど、そうですね。まず、分けないと不安になるからでしょうか。自分が正しいことをしているのか悪いことをしているのか、そもそもその判断基準が曖昧だと、自分の人生に自信が持てないですから。

 あるいは、こういうことも考えられます。
 気温40度の暑さと気温マイナス40度の寒さは、両極端(陰陽)の温度(基準値)だと思えて、人間には過酷な温度だが、しかしそれは単にちょっと段階(レベル)が違うだけのことに過ぎない。
 宇宙では、温度の低いほうはマイナス273.15℃が絶対零度で、高いほうは絶対熱(プランク熱)と言って1,420,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000℃(←コピペしました)もある。
 なので人間はたかだか約100℃内の温度の違いを、高い・低いと論じているに過ぎない。
 そう思うと何か悩みや問題が生じたときは、自分には大問題に見えても大局的に見るとそうたいしたことでもなく、むしろ自分よりだいぶ悲惨な目に遭っている人も多いことに気付く、というようなこともありそうです。とはいうものの、そちらは寒いでしょう。
 で、南の島の鬼退治ですか。このたびはちょっと長めの旅行のようですが、家のトマトのほうはちょっと心配ですね。ゆっくり羽を伸ばして、気を付けて、行ってらしゃい。^^)

2018/02/03(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

わはは…桃太郎が汗水流して働くサラリーマンになるのが嫌だったと言う解釈は面白いです。
人は誰しも楽して稼ぎたいもの…鬼から分捕った資金を元手に株に投資してマネーゲームで資産家になったのかな(笑)

常陸の国風土記には、多分、ペルシャ系の渡来人であろう「羊太夫」なる大和朝廷の臣下がいたと記されています。
彼は日本でたくさんの羊を放牧していたのですが、ある時、朝廷から謀反の疑いを掛けられて一族もろとも滅ぼされました。
その際、謀反人が飼っていた動物として羊も忌み嫌われ、全て処分されたと言う記録が残っています。
勿体ない事をしたものです…残しておいて繁殖させれば、天皇や貴族は羊毛のセーターを着て暖かい羊毛布団で寝られたものをね(笑)

2018/02/03(土) |URL|sado jo [edit]

Re: タイトルなし

sado jo さん コメントありがとうございます^^)
 おー、そうなんですか。またまた私の知らない話です。

 興味深いので、ちょっと調べてから、明日に返信しますね。^^)

2018/02/03(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

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2018/02/03(土) || [edit]

李と杏が入れ替わってますよ

 桃太郎と言えば黍団子、しかし黍は余り裕福でない庶民の食べ物であった事を考えれば、やはり桃太郎は貧乏が嫌で村を出る口実として鬼退治を目論んだと思うのが自然であります。故郷に錦を飾るというのも、都で一旗揚げた成金が、石持て追われた故郷へのあてつけとして行う意趣返しという側面も無きにしも非ず。嘗て塩蒔いた村人がどの面下げて群がるのか、と考えれば歪んだ虚栄心を満足させるには最適でありましょう。ああ、んな小さい事に捕らわれるとは、人とは何と業の深い生き物でありましょうか。
 いやいや、それがそもそもの間違いなのですよ。山に登って眼下を見据え、何と小さいと嗤ったところで、下から見れば高みの人間も芥子粒のごときもの。0―100℃の世界を僅かな違いとは言っても、その世界を絶対として生きている者には大問題なんだからしょうがない。幾ら絶対零度~絶対熱があるんだよって言われても、300℃じゃ煮えちまうし、-270℃じゃ点になっちまうし、-30℃じゃバナナで釘が打てる。
 総てを捨て去り無心になる。悟りを語る人は言いますが、実際、えらいぼーさんはそんな事言ってないんですよね。有りの儘に受け入れたらええやん言うてるんですわ。泣きたきゃ泣け、怒りたきゃ怒れ。笑いたきゃ笑え。腹が減ったら食え。喉が渇いたら水を飲め。酒・・・ゲフンゲフン・・・般若湯なら尚良しおす。寝たきゃ寝ろ。女が抱【検閲削除】。暴走失礼。でもこれってわたくしの日常その儘じゃん。何時の間にかわたくしは悟りを開いていたのか。知らなかった。
 え゛ー、そういう訳で桃太郎は鬼が島に向かい、雉肉と犬の毛皮を手土産に猿廻しの興行をぶつのであります。結果は大盛況。お捻りをたんまりとゲットして小金持ちになりましたとさ。

2018/02/04(日) |URL|miss.key [edit]

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2018/02/04(日) || [edit]

Re: タイトルなし

sado joさん コメントありがとうございます^^)
 少し検索したら、(多胡)羊太夫伝説は、その後の文学作品やTVアニメ化された作品にも影響を与えているそうで、知っている人は知っている有名な話のようですね。
 出典は常陸の国風土記ですか。茨城ですね。埼玉と群馬にも同じような伝承があるようです。多胡の胡は胡人だとすれば、大陸から来た人で、遠くトルキスタンやペルシャをも含む場合もあるようです。

・ペルシャ系の渡来人で牧羊をしていたので、羊太夫と呼ばれたのですか。羊太夫と景教との関連性を指摘する人もいました。
・多胡碑の下からは「JNRI」と書かれた銅板も見つかり、JNRIとはラテン語で「ユダヤ人の王、ナザレのイエス」を意味する略語(Iesus Nazarenus,Rex Iudaeorum)のことだとか、稲荷神社のINARIのことだという説もありました。
・羊太夫という名前は、羊の年の、羊の日の、羊の刻に生まれたからだという伝承もあるようです。
・冷涼な気候に適した羊は日本では飼いにくい家畜で、羊は江戸時代の文化14年(1817年)から飼育され、明治以降に改良されてきたとも書かれていました。
・正倉院には、ペルシャ風の羊の図柄が特徴的な「羊木臈纈屏風」というものがあり、これは天平勝宝三年(751年)頃の作品。
・羊の漢字も調べましたが、例えば「美・義・善・祥」など良い意味もあるようです。
 ということで、まあ、いろいろ伝承があるのですね。

 ところでマネーゲームのゲームという言葉はホリエモン以来流行ったような気がしますが、ゲームというのがどうも真面目さがないようで、ちょっと気になります。持たざる者、遊べざる者のひがみかもしれませんが。(笑)

2018/02/04(日) |URL|☆バーソ☆ [edit]

鍵コメさん コメントありがとうございます^^)
 
 なるほど、そうでしたか。技術の進歩は凄いものがありますね。手持ちというのも、ちょっと驚きました。

2018/02/04(日) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: 李と杏が入れ替わってますよ

miss.keyさん コメントありがとうございます^^)

 あらー、あんずまあ、す、すももーてしもうた(註:失敗してしまったの意)。お粗末なミスでした。ミスをミスキーさんに正されるとはこれいかに。ここは全然推敲してなかったですよ。誤植は得てしてこういう場合に起こります。慌てて修正しました。毎度ありがとうございます。

 さて、故郷に錦を飾るというのも言われてみると、帰るほうにも迎えるほうにも、心情にちょっといやらしさがあるかもしれませんね。ま、素直に錦を祝福するという考え方のほうが、みんな平和で幸福になれるようですが。私は飾ったことがなく、飾りたいなどと思ったこともないので、よく分かりません。

 異常気象は地球温暖化によると言われていますが、100年前と比べたら、たった1度程度の違いなんでしょう。ですが、たった1度の違いでも、その影響はかなり大きそうです。

 しかしその程度の違いの中で右往左往して暮らしている人間というのも、天使や宇宙人から見たら、釈迦の掌中の孫悟空のようなもの。絶景かな、絶景かな、春の眺めは値千金と言う人間は、ちいせえ、ちいせえ、と言われそうじゃないですか。
 ちょっと何か起きたら、すわ人生の一大事と思って、すぐ泣いたり笑ったり怒ったりするのが人間の常。
 ですが、それでも、そうした種々の感情が味わえるのも人間ならではの特権。この地球に生まれて、人間として生きていられることほど幸せなことはないと思いますね。そういう意味では、ちょっとした運命の揺れのような出来事もじつに貴重なものと言えそうです。
「一刻を千金づつに締めあげて、六万両の春のあけぼの」蜀山人
 
> 総てを捨て去り無心になる。・・・有りの儘に受け入れたらええ
 そうですね、両方あるんじゃないですか。どちらでもいいと思いますが、死にとうない ああ死にとうない、と辞世の句を残した坊さんは人間くさくて素直です。

 ありのままを受け入れるのは、言うは易し、行うはかなり難し。日常のこまかなことにアタフタせず、何があろうと常に平静にいられれば大人物と呼ばれるのでしょうがね。

2018/02/04(日) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: なぜ「黍だんご」なのか

鍵コメさん コメントありがとうございます^^)

> これは、五行色体表からすると「金:西:桃:黍」となりますから、桃太郎には黍だんごが合うことになりますし、方角の「さる・とり・いぬ」にも合うことになります。
 五穀に五果の分類もあり、金と西の桃がある方位に黍もあるということですか。なるほど、そうなら団子が黍であるワケが分かります。

●Wikipediaの表では確かに「金」は黍と桃、「火」が麦と杏となっていました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E8%A1%8C%E
6%80%9D%E6%83%B3

●しかしこちらの表では、「金」は稲と桃、「火」が黍と杏となっていました。
http://xn--2ds39y107b.com/gogyouhyou.htm

 五行色体表には微妙な違いがあるのでしょうかね。
 棗は辞書を引くと「ナツメ」だそうで、生薬にありますね。聖書にはナツメヤシが雅歌5:11に出てきますが、これはデーツと言って全く違うものです。

> 少し細かく正確に表現するとなると、「土」は「土用」(農業歴)と密接な関係にあり、「土:中央:棗(なつめ):米」となります。
季節としては「金:秋」となり、秋の終わりがけを「秋の土用」と言いますが、広い意味での秋は秋の土用も含めます。よって、十二支なり方角には「土」をその前の「金」などに含めて4分類していいとなりましょう。

 そうなんですか。この円状の図では「土」が四方位に分散されているのが妙だと思っていました。Wikipediaの図では、「土」が円の中央にありますね。

 ま、いずれにしても五行色体表は、科学的に厳密な根拠があるものでは無さそうですが、人間は何とかして森羅万象に共通する真理を見出そうと思ったゆえの産物でしょうかね。

2018/02/04(日) |URL|☆バーソ☆ [edit]

面白いですねえ。
推理がどんどん、解けていくような気分でした。

子どものとき、源義経とジンギスカンが同一人物だという
本を読んで大コーフンしたことがあります。
子ども心に楽しかった感覚を覚えているのですが
その時のような気持ちがよみがえる感じ。
バーソさん、とっても楽しく読ませていただきました。

キジのことも楽しく読ませていただきました。
どうして鳥だけが種類がわかって
犬や猿は種類がないのだろうと疑問に思っていました。
犬は柴犬かなあ、秋田犬かなあと。。。

キジは鳥の代表だったのですね。

キビ団子、食べなかったというのも面白いなあ。考えもしなかった。

そしてバーソさんの「週刊バーソ」いいなあ。

追伸
キャサリン、カトリーヌの件、ありがとうございます。
エカテリーナにもつながるとなると
やっぱりヨーロッパ全土が
続いているのですねー。

2018/02/04(日) |URL|森須もりん [edit]

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2018/02/04(日) || [edit]

Re: タイトルなし

森須もりんさん コメントありがとうございます^^)
 推理が解けていくようでしたか。森須さんらしい感想ですね。
 義経とジンギスカンが同じ人物だったという話。義経は悲劇のヒーロー。なので死なないで生き延びた。蝦夷地に渡った。大陸に渡った、ぐらいまではいいとしてもジンギスカンになったと言われると、とたんに眉唾話になります。しかしこれはあの医師のシーボルトが言い出したのですね。
 ちなみに呼び方はジンギスカンと私も呼びますが、チンギス・ハーンと呼ぶ人がいて、おおむね若い世代のひとのようですね。

 キジは赤いトサカがあって顔はニワトリに似ていますが、美味だそうです。姿もクジャクみたいで、けっこうきれい。この鳥はあんまり鳴かないほうが良さそうです。
 こちらのキジはちょっと面白い顔をしていますよ。
 http://toyokeizai.net/articles/-/145896

> キビ団子、食べなかったというのも面白いなあ。考えもしなかった。
 あのお、承知の上の感想だと思いますが、一応念のために補足しておくと、これは落語のオチ(サゲ)のために無理に考え出したことでして。キビ団子はお茶と一緒に食べるもの。談合はカルテル、いや、カクテルなど飲みながら決めるものです。
 週刊バーソ、いいですか。この画像は中身なしの表紙だけです。これを拍子抜け、と言います。(笑)

2018/02/04(日) |URL|☆バーソ☆ [edit]

鍵コメさん コメントありがとうございます^^)
 時代は変わります。いい面と悪い面の両方がありますね。
 先日、このブログのプロフィール欄のタイトルコピーを「創造とは”変化”の体験である」としました。意図は、停滞は良くない、前進がいい、新しい発想がいいと言いたくて書いたつもりですが、何でも変わればいいわけじゃないですね。

 しかしながら旧約聖書の伝道の書7:10にはこう書いてあります。

「昔が今よりもよかったのはなぜか」と言うな。あなたがこれを問うのは知恵から出るのではない。
 なんでも昔が良かったわけではないわけで、まあ、至極当たり前のことなんですが。

2018/02/04(日) |URL|☆バーソ☆ [edit]

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2018/02/05(月) || [edit]

鍵コメさん コメントありがとうございます^^)
 そんなにいいのですか。日本だけにいると分かりません。
 あまり卑下しないでいいみたいで、よかったです。^^)

2018/02/05(月) |URL|☆バーソ☆ [edit]

干支と桃太郎さん

バーソさん
干支話と桃太郎さんですかー。
てっきりイスラエルの12部族と絡めるかと
思いました。

ルベンさんは生殖力の初めだから鼠算式
シメオンさんとレビさんは猛獣の牛と虎
途中から合わなく成りますけどねぇ。

何処でも力ある方は疎まれますね。
正義の味方 来てください、そんな感じ
です。

2018/02/06(火) |URL|kenichi2409 [edit]

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2018/02/06(火) || [edit]

Re: 干支と桃太郎さん

kenichi2409 さん コメントありがとうございます^^)
> 干支話と桃太郎さんですかー。
てっきりイスラエルの12部族と絡めるかと
思いました。

 そうですか。kenichi2409 さんの得意分野みたいですね。私は、そんなこと思いもしなかったですよ。
 イスラエルの12部族の名に何か意味があり、それは日本の民話に関係があるとなれば、日ユ同祖論のような話ですね。

 失われた10部族の話、失われたアークの話。インディジョーンズの映画は面白かったですし、ダヴィンチコードの小説も面白かったですが、それ以上の深い真理でもあるのでしょうかね。そうそう、失われた大陸というSF小説もあり、子供の頃に読んだことがあるような気がします。

 失われた楽園が復興するのかしないのか。失楽園から復楽園に移行するのか。うーむ、その話が本当なら早く実現してほしいものです。正義の味方スーパーマン的な存在が早く登場してほしいものです。

2018/02/06(火) |URL|☆バーソ☆ [edit]

鍵コメさん コメントありがとうございます^^)
 謎が解けると面白くない。だから謎は解けないようになっている、のでしょうか。旧約聖書にこう書いてあります。

「神はまた、人の心に永遠への思いを与えられた。
しかし、人は、神が行なわれるみわざを、初めから終わりまで見きわめることができない。」(伝道の書3:11)

 人間には、宇宙のすべてを理解できるようにはなってないと言われています。
 ではそのことは喜ぶべきなんでしょうか。ミステリー小説の1ページ目を開いたらすぐ真犯人が分かってしまうなら、こんな味気ないことはないですから。(笑)

2018/02/06(火) |URL|☆バーソ☆ [edit]

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2018/02/07(水) || [edit]

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2018/02/07(水) || [edit]

鍵コメさん コメントありがとうございます^^)
 あー、大丈夫ですか、仕事がそっちのけだ。(笑)

 俳優は合ってましたが、映画が違っていたようですね。うーむ、認知なんとかで、もう、かなりこんぐらがっています。

 でも、すごい。英語で検索したのですか。

 私は、いま日本語で検索してみたら(笑)、
 その前からのセリフが紹介されていました。
 http://www.b-cafe.net/cinema/2009/07/001186.php

2018/02/07(水) |URL|☆バーソ☆ [edit]

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2018/02/07(水) || [edit]

鍵コメさん コメントありがとうございます^^)
 わざわざご丁寧にありがとうございます。
 他の方々のためにも、少し内容を抜粋紹介させていただきますよ。

> ネットで「五行 五穀」で検索してみると、「稲」のほうが多い感じがしました。これでは「黍だんご」の説明にはなっていませんね。大変失礼しました。

幾つもの異説が登場しているのが五穀です。これは、主食となる穀類の品種選択や品種改良もあったりして歴史的作付け変化が大きかったことの現われでしょうね、きっと。
そこで、どんな異説があるのか、これもネット検索してみたのですが、次のものが見つかりました。

小豆、麦、粳米、黄黍、大豆 【素問 蔵気法時論篇 第二十二】
麻、麦、稷、稲、豆 【素問 五常政大論篇 第七十】
麻、麦、粳米、黄黍、大豆  【霊枢 五味篇 第五十六】
麻、麦、稷、黍、豆 【霊枢 五音五味篇 第六十五】
麻(稗)、麦、米、黍(粟)、大豆 【小生の手持ちの教科書】

粳米:うるち米
黄黍:黍(きび)をわざわざ黄黍と書いた理由は分かりかねます。
稷:諸説あるも粟(あわ)の別名らしい。



もう1点、Wikipediaの図で「土」が中央に置かれているのは、理解を助けるためのもので、五行は基本的に「木火土金水」(もく・か・ど・ごん・すい)の並びではあるものの、「土」は「中央」に対応しますから、時にこうした図も併用されます。季節の移ろいも「春夏秋冬」の4季の変わり目に「土用」が入り、「土用」を図の真ん中に配して説明したり、「土」に対応する臓器「脾(脾臓ではなく膵臓と考えるとよいと小生は思っています)」を図の真ん中に配して季節折々の留意せねばならない臓器の説明をすることもあります。

2018/02/07(水) |URL|☆バーソ☆ [edit]

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2018/02/08(木) || [edit]

鍵コメさん コメントありがとうございます^^)
 煽られるのが防げるようです。
 そのうち写真を送りますね。

2018/02/08(木) |URL|☆バーソ☆ [edit]

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2018/02/09(金) || [edit]

鍵コメさん コメントありがとうございます^^)
 私はどうもそういう事例が多いです。
 軽く見えるのでしょう。マッチョなほうでは全然ないですし。
 マッチ棒というほどでもないのですが。(笑)
 
 私のほうにはそういう履歴はなくなりました。
 あまり面白くないのでしょう。いいんだか悪いんだか。(笑)

 いつもすみません。^^)

2018/02/09(金) |URL|☆バーソ☆ [edit]

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