「バーソは自由に」

考え方はいろいろあるから面白い

 最高のフルートは誰に与えるべきか。アリストテレスの正義論。 


笛吹けば、みな踊りだす。
そんな、ものすごくいい音が出るフルートが見つかったとします。
どうなると思いますか?

あちこちから、侃々諤々(かんかんがくがく)の正義論がべきべきと噴出し始めます。
すなわち、その”最高のフルートは誰に渡すべきか?”です。

sar1jpg.jpg

物を分配するときに得意顔で出てくるのは、平等、公正、正義などの面々です。
 この正義と公正は、聖書では同じような概念なんですね。※1
 それは親切や慈悲などの徳とは違う、もっと基本的な徳だと言う人もいます。

面白いのは、正義の解釈は簡明なようで、人によってけっこう違うことです。

今回は『白熱教室』で知られるサンデル教授の「正義」論を少し発展させました。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
問題:最高のフルートは誰に与えるのが正義か?
正義や公正の他に、博愛や経済的得失、常識、前例なども関係するでしょうか。

解答:
 A:くじ引きで決めるべきだ。
   根拠=全員に平等にチャンス(利得)があるので、抗議や文句が少なそう。

 B:オークションで高く売ったらいい。
   根拠=最大の金銭(利得)が得られ、それを福祉などに有効に使えるから。

 C:国の音楽関係の非営利機関に引き取ってもらえばいい。
   根拠=多くの人が演奏でき、多くの人が楽しめ、公平な善(利得)になる。

 D:身体障碍を持つ奏者に与えたほうがいい。
   根拠=ハンディのある人に渡せば、バランスが取れて、公正な愛になる。

 E:フルートが一番上手な奏者に与えるべき。
   根拠=最高のフルート奏者が吹けば、最高の演奏(利得)が楽しめるから。

 F:そのフルートが見つかった土地の人に優先権がある。
   根拠=町おこしに利用すれば、町に元気が出て、日本全体が活性化する。

 G:フルート作りの名人に渡せばいい。
   根拠=最高のフルートの秘密を解き明かし、沢山いい楽器が出来るから。

 H:最高のフルートなんか燃やしてしまえ。
   根拠=そんなものがあるゆえに、特権意識や優越感や劣等感が出るのだ。


hue3.jpg


●アリストテレスの答えは、
「E:フルートが一番上手な奏者に与えるべき」です。

ただし、その理由は上述の根拠(=演奏を聴く人たちの受益)とは違います。
彼は、こう言いました。
「上質なフルートは、上質な演奏がなされるために存在している」

つまり最高のフルートを最高の演奏者が手にすべき理由は、
そうすれば、その最高のフルートが活かせるからです。
そうすれば、フルート自体とフルート奏者が持つ最高の美徳が報われるからです。
真に考えるべきは演奏の本質であり、それは良い音楽を創造することなのです。
                 
                

●アリストテレスは、物事の本質をこう論じました。
・物はなぜ存在するのか、その存在する目的を考えよ。
・重要なことは、活動の”本質”であり、評価や賞賛をされるべき”特質”である。
・人々がそれから恩恵を得るとしても、それは偶然の副産物に過ぎない。

・正義とは、一人一人に(報償であれ罰であれ)相応しいものを与えること。
 平等である人には、平等な物が割り当てられるべきで、
 平等でない人には、平等でない物が割り当てられたほうがよく、それが公正。

彼は(そういう意味では)、「すべての正義は差別を内包する」と言っています。


2kwell.jpg

                

「我 思う、故に我あり」という有名な言葉がありますが、※2
”物あり、故に目的あり 人に正義あるべき”という思考は面白いと思いませんか。




追記―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
物は、それ自体は中立。ただ在るだけです。
でも物が在れば、人間の意識や活動が関係してきます。
そうすると、
その活動の本質は何か、そのことに正当性はあるのか、その活動におけるどんな
性質や卓越性が評価や名誉を受けるに値するのか、といった副次的な問題が生じ、
序列や流儀、方法論や価値論の議論が派生してくるのも面白いことだと思います。
人生は、混線錯綜のカラクリ芝居。じつは夢芝居。
その辻褄を合わせるのが、本当は人間の正義感の仕事なんでしょうけどね。

補足―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
※1:詩編106:3「公正を守る人々、常に正義を行う人は幸いだ」。アモス5:24「公義を水のように、
正義をいつも水の流れる川のように、流れさせよ」。
※2:夏目漱石の『吾輩は猫である』では、主人公の猫が「デカルトは『余は思考す、故に余は存在
す』という三つ子にでも分るような真理を考え出すのに十何年か懸ったそうだ」と嘲笑しています。
* 画像は1枚目の猿はフリー画像(pixabay)。2、3枚目はノーマン・ロックウェル(1894-1978)画。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


.


関連記事

COMMENT FORM

  • URL:
  • comment:
  • password:

シンプルで深淵な『お題』

本日の『お題』はシンプルで壮大ですね。

よ~く考えると、確かにEに思えます。
くじ引きで平等だと『最高のフルート』が生かせないし、
職人だと、造り手の技術=奏者のテクが怪しくなりそうです。

追記の
『物は、それ自体は中立。ただ在るだけです。』
これはもう“賢者の視点”でしょうね。
バーソさんの着眼点、素晴らしいと思います。

物質の全てが、三次元(物理的)に生きる、私たちのツール。
デカルトの「我 思う、故に我あり」をベースに思考を展開させると、
宇宙が観えてきそうです。(^_^ ;)

2018/01/13(土) |URL|風子 [edit]

なんとなんと

バーソ様
おはよう御座います。

なんとなんとあの偉大なアリストテレスと答えが同じでした。
問題はクラシック奏者なのかジャズ奏者なのかでしょうね。
上手い下手の評価が分かれてしまいそうです。
またはトランプ大統領に渡すのもいいかも知れません。
世界の難問はフルート1本で解決できそうです。
これも問題があります。
はたしてトランプ大統領は世界のリーダーという自負があるか
どうかでしょうね。アメリカさえ良ければいいと思っている
ような気もしますから。
最後の案はバーソ様に渡すです。
世界を愛でつつんでくれそうな気がします。

愛新覚羅

2018/01/13(土) |URL|aishinkakura [edit]

Re: シンプルで深淵な『お題』

風子さん コメントありがとうございます^^)
 いつもの駄洒落話の他に、こういう話も好きなんですが、正確に書こうとするとどうしてもカタい用語を使って難解になりがちになるので、書くのがちょっと難しいですね。なにか易しい比喩を思い付けばいいのですが。

 「E」の「最高のフルート奏者に渡す」に決定すると、不満や抗議で議論が沸騰しそうじゃないですか。すなわち”彼らは特権階級であり、そうでなくても有名であるがゆえにいろいろ賞賛や利得があるのに、さらにいい思いをすることになるので不公平だ、けしからん、われわれ庶民はいつも損をする、世の中おかしい”と。

 物は、それ自体は中立。ただ在るだけです。
 この考え方を自分の感情に当てはめると、たとえ誰かが反対の抗議やひどい非難をしてきても、あの人はあの人の思考でそう思っているだけ、ただ自分とは考え方が違うだけ、と思えるので、不当に悪く言われた言われたと思って精神的に過度に落ち込んだり悩んだりしないですみそうですね。

> 物質の全てが、三次元(物理的)に生きる、私たちのツール。
 なるほど、風子さんらしいです。そうなんでしょう。すべては、地球も自然も、そして人間関係も、きっとそのためにあるのでしょう。

2018/01/13(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: なんとなんと

aishinkakuraさま コメントありがとうございます^^)
 アリストテレスと答えが同じとは正義感が同じということですから、教授の精神志向は非常にまっとうであるということで、よかったですね。

> 問題はクラシック奏者なのかジャズ奏者なのかでしょうね。
上手い下手の評価が分かれてしまいそうです。

 あ、なるほど、音楽のジャンルによって評価が違いますか。クラシックの場合は純粋に演奏の技術と楽器の音色が評価され、ジャズの場合はテクニックの他に曲のアレンジや、その時の気分やノリも評価されそうですが、他にもありますかね。

 トランプに渡せばいい。あはは、ツイッター笛を一生懸命吹けど、なかなかみんな踊らず、ですからね。
 世界のリーダーという自負はあるのかないのか分かりませんが、アメリカは世界のリーダー的な国だという自負はありそうです。でもヨーロッパの首脳たちの中には、そうは思わず、堂々と自分の意見を述べる人が増えてきているようで、いいことだと思います。

 最後の案はバーソに渡すですか。あはは、持ち上げすぎ。教授もだんだん冗談が増えてきていませんか。私は軽いオトコだからいいですが、重い男だと持ち上げるときに腰を痛めますよ。(笑)

2018/01/13(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

こんにちは

記事面白いですね。
サンデル教授がこう説明し、アリストテレスがこう言ったといわれると、
もう二人は偉大過ぎて抗弁のしようがないです。(笑)
フルートを最高の演奏者が手にすれば、フルートと演奏者の
両者が報われることなんですね。日本の若いヴァイオリニストが
ストラディバリやグアネリを持っているとか自負するのは、楽器に
失礼ってことなんだ。(笑)

サンデル「みなさん、来てくれてありがとう」
聴衆(大拍手)
サンデル「今日のテーマは公正と公平の違いについて・・・」
聴衆A「それは前にやりました」
サンデル「ああそうか。じゃあボートを使って豚とキャベツとオオカミを・・・」
聴衆B「それも前にやりました」
サンデル「そうだった。じゃあ、フルートの問題にしよう。フルートを人々に
配ると仮定します。最上級のフルートは誰が手にすべきでしょう」
「ええとフルートはもちろん私にです。強いものが手に入れるべきです。
張り手、勝ちあげ、ダメ押しで相手をやっつけます」
サンデル「あなたのお名前は?」
「・・・」
「次、手を挙げているその女性」
「フルートは私にくれるべきでしょう。待機児童を減らす運動に寄付します。
ある区では待機児童が千を超えています。私もいっせんを越えてしまいました」
サンデル「あなたのお名前は?」
「・・・」

2018/01/13(土) |URL|エリアンダー [edit]

僕の場合は、
「G;馬券大会の優勝者に与えるべき」
となってしまいますがね。
すいません、僕は、
ギャンブル至上主義者なので。
あとはAのくじ引きですかね。

2018/01/13(土) |URL|田舎のヲタ [edit]

機械が人間に対して反乱を起こす…と言うテーマのSF小説や映画がたくさんあります。
機械が反乱を起こす理由は至って簡単です「機械には目的があるが、人間には目的がない」
「故に無意味な存在であるから人間を排除する。または支配下に置いて目的を与える」となります。
多くの作品では激しい戦いの末、人間側が勝利しますが、肝心の問題は一向に解決されていません。
つまり「人は何の為に生きているのか?」と言う機械の問いに対して、人は答えを提示していないのです。
最も、その機械の問い=永遠の問いを真剣に突き詰めて考えた多くの文芸家や芸術家は、自ら命を絶ちましたけどね。

2018/01/13(土) |URL|sado jo [edit]

Re: こんにちは

エリアンダーさん コメントありがとうございます^^)
 あははは、うまい、うますぎる(←十万石饅頭のCMキャッチフレーズ)。時間を掛けて書いていただいたようで、有難い限りです。
 それにしても、困りました。うーん、対抗できるほどの面白い返コメが書けません。

 しょうがなく孫の手、いや奥の手というべきか、Google検索をしたら、こんな記事を見つけました。
 張り手、かち上げ、エルボーの技については、貴乃花の兄・花田虎上が、「相手がわざわざ脇を空けてスキを作ってくれているのに、そこを攻めきれないほうが悪い」と言ったそうです。
 相撲とは格闘競技なのか相撲道なのか、あるいは神事なのか興行なのか。地方巡業などは伝統的なお祭りのような気もして、どうもその辺の区別がはっきりしてないのも良くないような気がしますが、伝統の観点から見ると相撲は天明・寛政の頃から変わってはおらず、変わったのは相撲を見る日本人のほうだという意見もありました。しかし喉や顎を狙ったかちあげは、プロレス技のようでもありますね。

 一線を超えたとか超えないとかは、それに近いスレスレのところには行ったということを示唆しており、これも曖昧でハッキリしないところが、いかにも日本人的な言い訳のようです。かつてフランスの大統領が不倫の件で記者に質問されたときに、「それがなにか?」と答えたとかで、さすがに西欧人の意識は日本人とはちょっと違うようです。

 正義感というのは強いほど真面目な人に見えますが、しかし強すぎれば、自分とは違う言動のひとを非難攻撃排除しようとしたりするので、良心とか信念、主義主張、宗教と同様に、自分の正義感はあまり他の人に押し付けないほうが争いは生じないのでしょう。

 それから、一つ思い出しました。ストラディバリウスの音色は実験してみたら一流の演奏者でも聞き分けが出来ないという話がありましたが、高級ワインも同様だとかで、まあ、違いが分かるような人は極めて少ないのでしょう。昨今の植物性油脂のコーヒーフレッシュとクリープの違いぐらいなら、私にもわかるのですが。(笑)

 というわけで、すみません。長いわりに内容がなく、お手あげです。(^^ゞ

2018/01/13(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: タイトルなし

田舎のヲタさん コメントありがとうございます^^)
> 僕の場合は、
「G;馬券大会の優勝者に与えるべき」
となってしまいますがね。
 
 馬券の話はよく分かりませんが、優勝者とは一度だけ当てる人ではなく、当てる確率の高い人であると解釈すると、競馬には、そんな常勝者がいるのですかね。

 いないのなら(いないと思いますが)無駄金を使っていることになりますが、むろんそんなことはみんな承知のうえで馬券を買っているのでしょう。

 いずれにせよ、お金に余裕のない人は馬券なんて買えないでしょうから、馬券を買って、夢を見て、可能性を信じて、一時的に幸せな気分を味わえるというのは、経済的に余裕がある証拠で、まあ、いいことなんでしょうかね。私にはその気持ちはまるで分かりませんが。(^_-)

2018/01/13(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: タイトルなし

sado joさん コメントありがとうございます^^)
> 機械が反乱を起こす理由は至って簡単です「機械には目的があるが、人間には目的がない」
 そうなんですか。あまりそういう話には詳しくないのですが、ロボットが人間に反乱を起こすのは、「ロボット三原則」が植えこまれているはずがそうなってないためか、あるいはロボットには本質的に人間のような良心とか正義感が無いからじゃなかったですか。

 人間のような「心」を持ってないから、悪い人間や組織からプログラムされた通りに行動してしまう。自分に人間のような心が無いことを悲しむロボットの映画を何本か観たような気がします。『A.I.』という映画は、少年のロボットが人間(母親)からの愛を求めながら海底に沈んでしまい、長い時を経て、ついにはその願いがかなえられるものの、最後は人間と同様に死んでしまう悲しい映画でした。

 勝手に人工知能が人間のような意思を持って人間を支配下に置こうとする話もあったような気がしますが、いずれにしても造られたものは造ったものの意思に従うようになっているはずなので、人間とは造られたものか、あるいは自然発生して進化したものかの違いによって、人間の生きる目的とは何かとか、そもそもそんな目的が人間には在るのか無いのかという話になりそうですね。

2018/01/13(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2018/01/14(日) || [edit]

正義は大いなる勘違い

バーソさん、こんにちは。
私は速攻で「E」だと思いました。餅は餅屋で、物事にはそれぞれの専門家がいて、一番生産性が高いです。
常に生産性を考えないと社会が成り立ちません。

私は障がい者教育に長年関わって来て、差別と区別の中で苦慮して来ました。
障がい者大会で司会をする時に権利条約など、定義を説明します。

『すべての正義は差別を内包する』その正義の取り違えで本来の目的が変わって来ます。差別と区別は違います。そして誤解を恐れずに言いますと、淘汰される現実にも目を向けるべきだと思います。

ですので私の経験上、深く考え、いろんな意味で、Eだと思います。

2018/01/14(日) |URL|ツグミ [edit]

I.それぞれがそれぞれに最高のフルートを持つべし

A 過程は平等かも知らんが、結界は異変不平等なものであります。神様に愛されてないわたくしなんぞはどーしたらええっちゅうねん゙ヽ(# ▼Д▼)っ┌┛))ウラァァァ
B 金の無い奴は最初から蚊帳の外やんけー
C 結局特権階級の奴らの自由にされるっちゅう事か
D 障害者福祉も大概にせいや。行き過ぎて一部では逆差別になっとるやないかぁ
E 誰が一番上手かをめぐって血みどろの争いになりましょうなぁ。ライバルが吹き口に毒塗って・・・面白そう(マテ
F ナウルはリン鉱石が枯渇して残ったのは怠惰な国民だけだったそうな。中東の産油国ではわけーのが仕事もせんと昼間から飲んだくれているらしいで。突然降って涌いたもんを、ただそこに住んでたってだけの現地民に与えるのは最悪の選択やど
G 私が複製品(つまり紛い物)を作って見せます! オリジナル?分解しましたよ。不可逆的に
H 毛沢東は完全平等主義だったようで、文化大革命において総てを無に還しましたとさ
I 何を以って最高のフルートとするか、そこが問題だ

2018/01/14(日) |URL|miss.key [edit]

Re: こんにちは

鍵コメさん コメントありがとうございます^^)
 そうなっているのですか。なんというか、日本人らしい解決法ですね。良くないことだが、廃絶はしにくい。だったら、とりあえず暗黙の了解で封印しておこう、それが無難だから、と思われているのでしょうか。むろん紳士的とも言えますが。

 聖書の宗教は神と契約を結んでいるのが特徴です。神とイスラエルがモーセを仲介者にして律法契約(旧約)を結びましたが、神と霊的イスラエル(クリスチャン)がイエスを仲介者として新しい契約(新約)を結んでいます。たとえ畏れ多い神様相手でも、きちんと契約(双務契約です)をして、それを条文化しておく思考は、仏教や神道とはまるで違うもので、面白いものです。

 戦争中の飛行機は、数年前、河口湖にある飛行館で、ゼロ戦21型、隼、一式陸攻を見たことがあります。まあ、機体のジェラルミンが波打っていて、いかにも手作り感がするチャチな仕上げで、よくこんなものに乗って戦ったもんだなあと思えて、感慨深いものがありました。

 私、エンジン構造が好きで、映画『紅の豚』に出てくる飛行艇に似たブリキ製の飛行機をパソコンスピーカーの上に乗せてありますよ。昔の飛行機のレシプロエンジンは、西欧では直列液冷式が多く、日米では星型空冷式が多いのも、思考の違いが表れているようで面白いと思います。
 現代ではマツダのガソリンエンジンの圧縮着火式燃焼がすごい技術ですね。IHIはターボが有名ですが、ターボチャージャーとミラーサイクルを組み合わせたエンジンも効率の点でなかなか面白いと思います。生まれ変わったらエンジン屋になるのもひとつの夢です。(笑)

2018/01/14(日) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: 正義は大いなる勘違い

ツグミさん コメントありがとうございます^^)
 すぐ「E」だと思いましたか。ただその理由は生産性が高いからですか。それって大企業の社長のような発想じゃないですか。あるいはツグミさんは何でも要領よくやる合理的思考が好きなんですかね。

 おお、そうですか、障がい者教育に長年関わってきて、大会で司会をしたとは相当のものですね。たいしたものです。
 差別と区別は違います。たしかに、そうですね。ちょっとありがままの現状を率直に言うだけで、それは差別だ不公平だと怒る人がいて、それもどうかと思います。

 障害や通常とは違う性情を持っている人は、たぶん子供の頃からコンプレックスをずっと秘めていて、相当悩んできたのが貯まりに貯まって、不公平感を感じることが多いのでしょうか。
 生まれつきにそうなったひとは可哀そうで、大いに同情に値します。もっとそういう人たちへの配慮をしたほうがいいと思いますが、でもちょっと冷たい言い方をすれば、そうなった原因や責任は他者の誰にも無いことも承知していてほしいものだと思います。しかし障害を持っているのに負けないで、明るく前向きに生きている人は立派ですね。

2018/01/14(日) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: I.それぞれがそれぞれに最高のフルートを持つべし

miss.keyさん コメントありがとうございます^^)
 あらー、またまた貴重な時間をたくさん使っていただいて、恐縮と深謝の限りです。

A:くじ引きは一応偶然ですからね、神様に愛される愛されないは関係ないと思いますが、でも、くじなんてものはハナなから当たらないと決め込んでいる人は、そう思っている通りになると思いますね。私が以前はそうでしたから。

B:オークションは確かに金を持っている人が勝ち。私なんぞはヤフオクさえも利用したことがありませんよ。大金を儲けて、それで海外の有名絵画を買い、美術館で大勢の人に無料もしくは安価に見せる、なんてことを経験してみたいものですが。(笑)

C:うーむ、何かの非営利機関とか法人団体やら、ワケわからん仕事をしているのが多いようですからね。

D:生まれながらに障碍を持つ人は気の毒ですが…。

E:だれがフルートが一番上手か。なんにせよ、もし争うあまりに血みどろの戦いになるなら、芸術もスポーツも学術も醜い世界になりますね。

F:人間が勝手に地球に縄張りをしているのもおかしいことです。

G:あはは、不可逆的になら、私も得意のほうです。機械は壊れたら一応分解して直そうと試みて、駄目だと分かってから捨てますね。

H:完全平等主義は、いいようで全然よくない。みんな平等にすれば、人間にある個性や賜物の違いが抹殺されてしまいます。
   
I:なにをもって最高とするか。第三者による識者会議で決める。多数決で決める。偉い人の鶴の一声で決める。いっそ、みんな最高ということにしたらどうでしょう。(笑) 

2018/01/14(日) |URL|☆バーソ☆ [edit]

遅くにすみません( _ _ )

お返事ありがとうございます。あの〜私のコメントがダメでした。

私は障害者自立支援法による『障害者にとって差別のない平等で住みやすい社会づくりに向けて』と、毎年壇上で言っている自分が虚しくなって辞めました。
都庁の福祉課の通達、東京都の知的障がい者の育成会と親の会の狡さ、国会議員、都議会、区議会議員の狡さ、福祉を利用している汚さを毎日見て嫌になりました。福祉の裏の世界は真っ黒です。

私が関わっていたのは、知的障害手帳を持っている、生まれつきの障害の人です。就学前、小学生、大人の70代の人まで。
所謂、色々と問題になっている身体や精神の障害ではありません。
何か平等とか正義についてバーソさんの考えを、お聞きしたくてコメントしたのかもしれません。

何でも要領よくやる合理的思考ではありません。ただ、真面目に今の日本経済を考えたら、税金の無駄遣いばかりなので、生産性を高めていく事が大事だと全体を考えてしまいました。私はバカですね(笑)

2018/01/15(月) |URL|ツグミ [edit]

Re: 遅くにすみません( _ _ )

ツグミさん コメントありがとうございます^^)
 狡さと汚さで福祉の裏側は真っ黒でしたか。金が楽に得られそうだと思うと、そこにはどうしても金銭欲の強い人たちが群がり集まりそうですね。人間の弱点はカネが一番で、次が名誉でしょうか。最初は純粋な良い動機でだったはずの人も、だんだん金の亡者になる不思議が世の中にはありますね。よく議員がカラ出張などおかしな金の使い方をしてニュースになりますが、それをチェックする公的機関がちゃんと仕事をしてないせいもあるだろうといつも思います。
 
 知的障害者だと援助するほうに相当の覚悟と意気込みがいりそうですね。一生懸命仕事をしても、当の本人からは感謝されないでしょうし、治る見込みもないので張り合いがなく、ただ自分の正義感や義務感、博愛や同情心だけでやってるようなものでしょうから。

 どうして知的障害のある人が生まれてきたのか。
 世の中の出来事にはみな意味がある。決して偶然などない。すべてはうまくできていると言う人がいます。その理由は簡単には説明し難いですが、私もその考えに同意しています。
 きっと知的障碍者の親とか兄弟とか近辺の益のために、そういう運命になっているのだろうと思います。この世では甚だしくハンディがある人ですが、その人の魂はじつは、非常にハイレベルで非常に愛のある人なんだろうと思います。そうなるように生まれてくることを自分で選んでいるひとですから。

 税金の無駄遣いが多いので、生産性を高めていくことが大事だ、つまり税金を適切に使え、税金から金を奪い取るな、ということでしたか。それなら非常によく分かります。
 自分の金ならケチケチ大事に使うが、税金なら平気で無駄に使うという精神はどうしようもないですね。人間として下等なひとです。忖度という言葉を思い出しましたが。(笑)

2018/01/15(月) |URL|☆バーソ☆ [edit]

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2018/01/15(月) || [edit]

Re: タイトルなし

鍵コメさん コメントありがとうございます^^)
 笑っていただいてよかったです。というより、面目ないです。でも、たったの11分間でしたか。あの人は1週間だったのに。(笑)

 それにしても美人好みなんですね、やはり。知的な才能や芸術的感性のあるひとが好みだと思っていましたが。
 なるほど、動画のこのひとなら、私の好みと似ています。目がリスより大きくて、印象がシャープです。
 私は、少しヌケてるような美人でも、美人なら、一向にかまいません。相手のほうは、こちらの造りについてはかまうかもしれませんが。いずれにせよ、こんな話題は空想の世界です。虚しいもんですね、私には。(笑)

2018/01/15(月) |URL|☆バーソ☆ [edit]

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2018/01/16(火) || [edit]

Re: こんにちは

鍵コメさん コメントありがとうございます^^)
 あはは、ビフォーアフターの効果の格段の違いと、とりわけビフォーのほうに着目していただければ、そのへんの誤解も自然に消滅すると思うのですが。(笑)

 「目元口元」という言葉を思い出しました。鼻元とか耳元、顎元とは言いません。そういえば以前、すごい美人が口を開けたら非常にがっかりという動画を見たことがあります。

 普段いつも黒メガネを掛けている人を見ると思います。この人は目を見られたら恥ずかしいほど変な目なのか、あるいは黒メガネを掛けないと脅しがきかないほどじつは優しい目なのか、と。ミュージシャンの鈴木雅〇、井上陽〇はメガネを外したら目がナンなのでしょうが、ダースベイダーが優しい目だったのにはちょっと驚きました。

 黒澤明も黒メガネのイメージですが、当時の映画フィルムは再現性が悪く、普通の明るさではサングラスを掛けて見える程度の明るさにしか映らないので、サングラスをかけてもはっきり見える程度に照明を当てる必要があり、その効果を確かめるための小道具だったそうですね。

2018/01/16(火) |URL|☆バーソ☆ [edit]

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2018/01/17(水) || [edit]

こんにちは!

こちらの記事を読んで咄嗟に思いましたのは
理屈抜きでE(最高のフルート奏者)と、
読み進めるうちに考えましたのは、
G(フルート作りの巨匠)です。

アリストテレスがこんなことを考えたとは
知りませんでした。

しかし、現代ではEとGに巨大な利権が
絡んで来るでしょうね。

演奏会のパンフレッドやCD・レコードの
紹介文に惑わされませんように!
(余計なことをどうも済みません)

本年も貴ブログに伺って学びますので
よろしくお願いいたします。

2018/01/17(水) |URL|ミルティリおばさん [edit]

Re: こんにちは

鍵コメさん コメントありがとうございます^^)

 動画、見ました。まあ、なんでしょう。みんな透明感があって、すごくきれいですね。こんなにきれいだとは思わなかったです。
 やはり人間は花のある若いときのほうがいいのでしょうか。音楽がいいので、なんだかジーンとしてきました。

 でも何かの才能のある人や人格的に円熟している人は、枯れていて、それが良いという場合もあるようです。写真や絵画も鮮やかで派手目な色がいい場合もありますし、逆に、くすんだような地味な色調もしっとりとしていい場合もあります。どちらにもそれぞれ固有の魅力があるのでしょう。

 そう思えば人間も、たとえ肉体は経年変化をしても、いろいろ良い点がありそうです。と楽観的に思うしかありません、私の場合は。(笑)

2018/01/17(水) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: こんにちは!

ミルティリおばさんさん コメントありがとうございます^^)
> 咄嗟に思いましたのは
理屈抜きでE(最高のフルート奏者)と、
読み進めるうちに考えましたのは、
G(フルート作りの巨匠)です。

 そうですか。さすがに音楽好きな方の思考だなあと感じました。いい音がもっと世の中に出回ればいいですからね。楽器作りは素材選びに加え、いろいろノウハウがあるのでしょうが、昔の名器は経年変化で木材や塗料や糊が変化していて、それが微妙な味わいを作っている場合もあるようで、そうなると現代の技術ではちょっと真似ができそうもありません。

 でも、そうですね、確かにEとGには、利権に群がる人が大勢出てきそうです。芸術の分野に当人とは関係ない人たちの金銭欲がからんでくるのはイヤなものですが、この社会のシステムではどうしようもないような気がします。困ったものですね。

 だいぶ以前ですが、オーディオメーカー主催のステレオスピーカーと生演奏の聴き分け実験の会場(音楽ホール)に出席したことがあります。音楽の途中で切り替わるのですが、私は聴いていて違いが分からなかったです。他の聴衆も分からなかったようです。メーカーも自信をもってそうしたデモンストレーションをしているのでしょうから当たり前なんでしょうが、いい音とかいい味というのは意外に大衆には分からなくて、案外評論家の語る賞賛の言葉や、知名度の高さにけっこう影響されているということもあるかもしれないですね。特に印刷されると同じ言葉でも重みが違いますから。

 以前、国産ピアノが世界の音楽コンクールの場で活躍している番組を見たことがあります。ヤマハやカワイなども音では決して負けてないようでしたが、やはりスタインウェイのブランドはなかなか手強いようでした。ブランドには質よりも信仰がからんでいますからね。

2018/01/17(水) |URL|☆バーソ☆ [edit]

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2018/01/18(木) || [edit]

Re: こんにちは

鍵コメさん コメントありがとうございます^^)
 ああ、そうなんですか。踊ってるんですか。
 「きっと」が付くのは、百パーセントの確証はない、ということですね。(笑)

 同じく踊らされているのですか。あー、同じですね、やっぱり。(笑)
 そんなもんなんでしょう。たぶん。(^-^;

2018/01/18(木) |URL|☆バーソ☆ [edit]

バーソ様、お久♡なんちゃってね

薫子は、燃やしてまえ以外全部正しいように思うのですが。。。。

2018/01/19(金) |URL|薫子 [edit]

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2018/01/19(金) || [edit]

Re: タイトルなし

薫子さん コメントありがとうございます^^)
>
薫子は、燃やしてまえ以外全部正しいように思うのですが。。。。

 まあ、そうでしょうね。こういう意見もあるだろうと思える答えを思いつくままに列挙したのですから。(笑)

 「燃やしてしまえ」という意味は、良いものだから燃やせという妬みによるものではなく、それがあるために平等の原則が実行できないので、そんな邪魔になるものはなくしてしまえということですから、人民の完全平等社会達成のためにはある人々を抹殺するような大手術もやむを得ないという正義感の主張なんですね。

 自分が正義と信じることのためなら、荒療治だってかまわないということですから怖い答えです。でも意外にそう思っている人は少なくないのですね。
 そんなものは許せない、破壊してしまえ、殺してしまえとなるのです。(@_@。

2018/01/19(金) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: こんにちは

鍵コメさん コメントありがとうございます^^)
> 知能指数では黒人>白人>東アジア人≧ユダヤ人
 そうなんですか。面白いですね。日本人とユダヤ人は類似点があるという日ユ同祖論を思い起こさせられます。

 人種により学習環境には違いがあります。恵まれている順でいうと、白人>アジア人>黒人となると思われます。ユダヤ人は元々はアジア人種なんですが、国家がなくなり、民族が世界中に散らされてからはアーリア系の血がかなり混じりました。現代では白人種に見えます。

 国がないので、各国で生き延びるためには知恵と金しかない。だからユダヤ人は子供の頃から非常に教育が重視され、大人になってからは科学や金融分野で活躍するようになった、と『ユダヤ三千年の知恵』といった題の本に書いてありましたね。

 ところがシェークスピアが『ベニスの商人』を書いて以来、ユダヤ人は金に汚い人種だというイメージがヨーロッパに定着したのだ、という見解も読んだことがあります。
 
 ちなみにイチゴの公平な分配法は、桝を使うといいらしいです。どんな桝かって? それはもちろん一合桝です。(笑)

2018/01/19(金) |URL|☆バーソ☆ [edit]

すいません。
馬券大会がどういうものかということを説明忘れました。
これは、1回の勝負だけでは決めない場合が多いです。
競馬予想番組のやり方を参考にすると、
1回戦;複勝勝負
(2000円を1等のみに賭ける。
その馬が3着以内に入れば準決勝進出)
準決勝;単勝2点勝負
(1回戦の勝ち金を2分の1にして、
1着になると思う2頭を選び、
その単勝馬券を買う。
当たれば決勝進出)
決勝戦;フリースタイル
(JRAでマークシートで買えるすべての買い式を使える。
決勝進出時の資金で購入。
自信がなければ買わなかったり、
お金を余らせてもOK。
(馬券を買わずに見送ることを「見(ケン)」という。
自信のないレースで馬券師がよくやるテク)
終了時に資金が最も多かった人が優勝)
です。
僕はJRAに落としたお金は国のためになるので、
無駄金とはあまり思いませんね。
購入した時点で3割くらいがJRAとかのものです。
残りの7割は勝者に払い戻されます。

2018/01/20(土) |URL|田舎のヲタ [edit]

Re: タイトルなし

田舎のヲタさん コメントありがとうございます^^)
> JRAに落としたお金は国のためになる
 7割が勝者に払い戻されるのですか。
 ならば、残りの3割の中のホンの一部がお国のためになっているのでしょう。無駄金としか言いようがない、と他の人からも言われているでしょう。

 私に競馬の説明を長々とするのは労力の無駄ですよ。まったく関心がないことですからね。時間がもったいないですよ。

2018/01/20(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

すいませんでした。
しかし、自分の主張を熱心に伝え続ける僕って…。
まだ、JWの影響があるのでしょうかね…。
(今の僕が大好きなものを貫いたのが、
JWを辞めた原因なんですがね)

2018/01/20(土) |URL|田舎のヲタ [edit]

Re: タイトルなし

田舎のヲタさん コメントありがとうございます^^)
> 自分の主張を熱心に伝え続ける僕って…。
 あら、そうでしたか。自分の主張だったのですか。私は、ヲタさんの単なる趣味かと思っていました。だから、それは私バーソの関心事ではない、いくら書いても労力の無駄なことだと言ったのです。

 しかしまあ、自分の大好きなものを貫くというのは、私のポリシーで考えると”ひと様に迷惑を掛けないなら何でも自由”ですから、別に何を主張しようとかまいませんよ。ただ、私は関心がないということです。

2018/01/20(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Trackback

トラックバックURL:https://barso.blog.fc2.com/tb.php/356-975b8658

back to TOP