「バーソは自由に」

 考え方はいろいろあるから面白い。

 ルビは、ふりがなという名のパラレルワー(ル)ドである。 

山手線四ツ谷駅横の「外濠そとぼり公園」は、江戸城外堀の姿を残す国指定の史跡である。
堀には貸しボート場があり、春は土手に並ぶ240本の桜が楽しめる。

小学5年生の頃、ボート場のお兄さんと仲良くなり、しばしば遊びに行っては、
裏の物置で見つけた講談社の講談本全集を片っ端から読んだ。

オレンジ色の表紙に「荒木又右衛門」とか「怪傑児雷也」と書いてある古びた本で、
難しい漢字が多かったが、ふりがなが振ってあったので子供でも難なく読めた。

当時の本とは違いますが、最新の電子書籍Kindle版『講談名作文庫』。
aaa560.jpg

漢字の横に付ける「ふりがな」は、昔の人が親切心で考案したに違いない。
※1、
「ふりがな」の活版印刷用語は「ルビ」※2。この賛否両論がなかなか面白い。



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
昭和13年、山本有三は、ルビは「黒い虫の行列」だと言った。
(山本有三は『路傍の石』『真実一路』の小説や、「振り仮名廃止論」で知られる小説家)

●『戦争と二人の婦人』のあとがき 岩波書店刊 ※3
いつたい、立派な文明国でありながら、その国の文字を使つて書いた文章が、
そのまゝではその国民の大多数のものには読むことが出来ないで、
いつたん書いた文章の横に、も一つ別の文字を列べて書かなければならない
といふことは、国語として名誉のことでせうか。

                   
山本は、漢字の横にさらに別の文字(ルビ)を書くなんてことは、
非文明的で、不名誉であると論じ、さらにこんなことも言った。
ルビを廃止すれば、(1)難しい漢字の使用を減らせ、平易な文章になる。※4
(2)印刷の能率が高まる。(3)小さなルビを読まずにすむので眼の健康にいい。

合理思考と欧米憧憬思想から発した理屈だが、当時は賛同者が多かった。
そして昭和21年、当用漢字が告示され、振り仮名は原則不使用と定められた。

英語の対応名をカタカナで振った最近例。「ソサエティー(会)」が先頭に来ている。
ajho.jpg
https://twitter.com/g_stand/status/417309387393204224/photo/1


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
昭和21年、太宰治は「ルビ」を振る文化を肯定的に論じた。

●『太宰治書簡』河盛好蔵宛(昭和21年4月30日)
 文化と書いて、それに、文化(ハニカミ)といふルビを振る事、大賛成。
 私は優といふ字を考へます。これは優(すぐ)れるといふ字で、優良可なんて
いふし、優勝なんていふけど、でも、もう一つ読み方があるでせう? 
 優(やさ)しいとも読みます。
 さうして、この字をよく見ると、人偏に、憂ふると書いてゐます。
 人を憂へる、ひとの淋しさ侘しさ、つらさに敏感なこと、これが優しさであり、
また人間として一番優れてゐる事ぢやないかしら、
 さうして、そんな、やさしい人の表情は、いつでも含羞(はにかみ)であります。
 私は含羞で、われとわが身を食つてゐます。酒でも飲まなけや、ものも言へま
せん。そんなところに「文化」の本質があると私は思ひます。              
  
太宰は、「文化」に “ハニカミ”とカタカナでルビを振り、
「含羞(がんしゅう)」には “はにかみ”と平仮名でルビを振り、
日本の「文化」には、“はにかみ” つまり“恥じらう”ことが含まれると論じている。

ここではルビは効用として、読み以外の別の意味を表現できると言っている。

「文化」のほうは、カタカナでルビを振っているのが面白い。
iaud.jpg


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
平成7年、養老孟司は、マンガの吹き出しはルビだと言った。

●『「国語と脳』「出版ダイジェスト』第1710号
漫画の流行は、音訓読みという日本語の特性と切り離すことはできない。
この場合、漫画はアイコンであり、アイコンは古い形式の漢字と同じものである。

●『涼しい脳味噌』文春文庫
吹き出しの中がルビであり、マンガそのものは、漢字に相当する。
これはマンガを馬鹿にして読まない人には、わかりにくい理屈であろう。


要は、手塚治虫が考え出した無音を表す擬音語「シ~ン」は漢字のルビに相当し、
吹き出し(ルビ)があるゆえに絵(漢字)の状況がよりよく分かる、という趣旨だ。


講談社『進撃の巨人』。野球の話なら「きょじん」と読むが、このセリフは関西弁である。
azuddd.jpg
http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/o/ornith/20150313/20150313012941.jpg


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
平成29年、バーソは、ルビとはパラレルワー(ル)ドだと言った。
(というほどのことではないのですが、話の流れで行き掛かり上こういう言い方になりました)

「生」は、読み約150種、意味13種。「生生生生生」は「あいうえお」※5と読める。
こういう読みや意味の違いを表したい場合に、ルビは有効なツールになる。
すなわちルビは、言葉の“平行多重世界”を表現できる超便利ワードなのだ。

●ネットや本から探した面白いルビ ※6
ギミック(仕掛け)、蒲魚(かまとと)、撹乱膜(チャフ)、呂(キス←泉鏡花使用)、
処女翫浮名横櫛(むすめごのみ うきなの よこぐし)、怪遊星人(ミステリアン)、
惡心(むかつき)、胃痙(しゃく)、家康(たぬき)、本気(マジ)、小忠実(こまめ)、
昨夜(きぞ←万葉集、よんべ←土佐日記)、幕府(トクガワケ)、威露破(いろは)、
私語(ささやく)、密会(みそかごと)、玻璃(ガラス)、あるがままに(let it be)、
成長(おいたち)、通夜(ヨモスカラ)、衛府私論(エプシロン←ギリシア語の ε)、
披露宴・二次会(かねあつめ・かこあばき)、賞(ほうび)、トランプ(どうかつ)、
越路吹雪(こすずふんぶき←吉里吉里語)、バーソ(きもちだけはわかきおのこ)、
三四郎はそれを機会(しお)に「あなたはどちらへ」と聞いた。←漱石『三四郎』


●次の字を読める人がいるかふぐ分かる問題 
(正解はカッコ内をドラッグ)
酢豚・養豚・海豚・河豚・磨琢 (すぶた・ようとん・いるか・ふぐ・またく)

カラス語でルビを振った例。「告」には「カーッ」と振ってある。滋賀県のコンビニにあったそうだ。
aqz63.jpg
http://pya.cc/pyaimg/pimg.php?imgid=33130

                

今まで、誰かに道を尋ねて、嫌な顔をされたことは一度もない。
特に地方に行くと、こちらが恐縮してしまうほど一生懸命教えてもらえる。
そういうとき、人の心の温かさを思い、胸がしばし熱くなる―――。

ルビは、そんな日本人の気遣いの心が生み出した宝石言葉ルビーワードではないか。
ちょっとした親切コメントがあれば、曇った精神バーソのこころでもたちまちに輝き出すのである。

ああー、冗談ほんとうですよ。もう読んでいただけるだけで感謝感激雨霰あしをむけてねられないです。(笑)




★前回の記事が面白くなかったので、今週も予定(ほんとは土曜日)より早く出します。


瑠美についての補足――――――――――――――――――――――――――――――――――
※1:720年成立の『日本書記』は中国語文で書かれており、中国語を理解しない人のために、
  返り点や送り仮名、振仮名なども含めた「訓点jが使われている。
※2:ルビの名の由来は、5号活字の振り仮名に用いた7号活字の大きさが、英国で「ruby」と
  呼ばれた5.5ポイントの欧文活字に相当したことから。「ruby」は宝石のルビー。
※3:この書には伝記『はにかみやのクララ』も含まれているが、これは最初『主婦の友』で
  総ルビで発表された。太宰治が文化論を論じる際「ハニカミ」の語を使ったのは興味深い。
※4:原文と当用漢字以外使わない文章との比較例。⇒夏目漱石『虞美人草』一部
 ●1907年初出の『虞美人草』原文(実際には漢字にルビが振られている)
  藤尾さん、僕は時計が欲しい為に、こんな酔狂な邪魔をしたんぢやない。
  小野さん、僕は人の思いをかけた女が欲しいから、こんな悪戯をしたんじゃない。

 ●1965年刊行の『漱石全集』筑摩書房・岩波書店
  藤尾さん、ぼくはとけいがほしいために、こんなすいきょうなじゃまをしたんじゃない。
  小野さん、ぼくは人の思いをかけた女がほしいから、こんないたずらをしたんじゃない。

※5:過去の拙記事→ 「生」は、活発で、深遠で、広大で、煩雑で、愉快なり。→ クリック
※6:参考にした書籍は、今野真二『振仮名の歴史』、柳瀬尚紀『日本語は天才である』など。
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いつも面白いですよ

バーソ様
おはよう御座います。

前回の記事が面白くなかったので、今週も予定(ほんとは土曜日)より早く出します。

そんなことありませんよ。いつも面白いです。たまに難しすぎることもありますが。

さてルビですが、漢字が苦手な私にとってはありがたい文字です。
しかし人間とは自分勝手であり、小学生が読むような本にルビがふってあると邪魔に感じます。
漢字験定上級者などは全て小学生用の本にみえてしまうのかも知れませんね。
パソコンの日本語入力システムはルビがふれるように出来ていますが大したものだと思います。
iT技術者達は日本語なんてなければ仕事が楽になるのにとぼやいていると思います。

愛新覚羅

2017/01/12(木) |URL|aishinkakura [edit]

Re: いつも面白いですよ

aishinkakuraさま コメントありがとうございます^^)
 ああ、気を使っていただいて、ありがとうございます。そう言っていただけると、励みになります。たまに難しすぎるのもありますか。そうですか、少し考えないといけないですね。

 ルビがないと読めない字もありますね。難しい字はもちろんあったほうがいいですが、簡単な漢字でも、例えば「辛い」は、つらい・からい、「市場」は、いちば・しじょう、「最中」は、さいちゅう・もなか、「清水」は、しみず・きよみず、「生物」は、せいぶつ・なまもの、「上手」は、かみて・うわて、「木目」は、もくめ・きめ、といった具合に読みが違う場合がありますから。

 私は日本語の持つ味わいが好きなんですが、いまのように外来語がやたらに増えて、語彙が雑多になってくると近い将来にはどうなるのかと思います。今日も、街を走っているパトカーの後ろについたら、POLICEと書いてあるのですが、あれは警視庁と大きく書いて、その下に小さく書くべき言葉じゃないでしょうか。
 確かにIT技術者は日本語なんかいらないと思っているでしょうね。

2017/01/12(木) |URL|☆バーソ☆ [edit]

なんとまぁ、またしても難テーマ

バーソさんの記事は、いつ読んでも、ハタと考えさせられます。
しかも、即、返信ができない。
(。・?_?・。)ムゥ…しば~らく考えてから、
おもむろに、自信なさげにコメントを書くのです。

>養老孟司は、マンガの吹き出しはルビだと言った。

(*′☉.̫☉)これは目から鱗です。
さすが、脳科学者の発想ですよねぇ。

>バーソはルビとはパラレルワー(ル)ドだと言った。
>ルビは、そんな日本人の気遣いの心が生み出した宝石言葉ルビーワードではな いか。
 ちょっとした親切コメントがあれば、曇った精神バーソのこころでもたちまち に輝き出すのである。
 ああー、冗談ほんとうですよ。もう読んでいただけ るだけで感謝感激雨霰あ しをむけてねられないです(せっかくのルビ消えましたが…)

これには目が点、頭はクラクラ……。
漢字に、これほどの物語を語れる、解説できる、創作できるとは、
バーソさんて、類を見ない天才かも?((´∀`*))


2017/01/12(木) |URL|風子 [edit]

ははは…カラスを相手に文句を並べるコンビニの店主は、まだユーモアがありますよ。
11日の記者会見で、CNNニュースの記者を相手に噛付いたトランプにはニューモアも品もあったもんじゃない。
日本もボロクソに言われたそうで、あんなケンカ腰丸出しの大統領の記者会見は初めて見ました><
「お引けぇなすって」って、映画で見るヤクザの出入り前の啖呵(前口上)の方がすっとカッコよくて綺麗です(笑)

2017/01/12(木) |URL|sado jo [edit]

びっくりです。
今まで、一度もルビのこと考えたことが
ありませんでした。
人生初のベクトルに感心しながら読ませていただきました。

歌の歌詞に例えば「ひと」と書いて
「おんな」とうたっていたりすると
作詞家のひとは、こういう作り方をするんだーと
考えたりするぐらいでした。

バーソさん、コトバって面白いですね。
文化でハニカミ・・・って面白いなあ。

2017/01/12(木) |URL|森須もりん [edit]

バーソは天才!

おはようございます
『ルビ』とは
読めない漢字のアシストだと思っておりました
つまり、振り仮名です
ところが或る日
問い『あたかも』を用いて短文を作れ
と出されました
そこでおいらが答えました
答え『冷蔵庫に牛乳があたかも』でしゅ
あはは

バーソさんの『脳内宇宙』は
漢字で表題とし、ルビで答えます
親切のルビが・・・コメント
冗談のルビが・・・ほんとう
曇った精神のルビが・・・バーソのこころ
これには片手で拍手でした
つまり隣人の肩を叩いたとか
膝で合点!でした
(片手で拍手はできましぇん、あはは)

さりげなく
『進撃の巨人』を入れるとは
政治ネタブロガーもタジタジのはず、です
貴殿の発展を願ってやみません
(雨は放っておいてもやみます)
(あはは)。

2017/01/12(木) |URL|はしびろこう・ウナ [edit]

Re: なんとまぁ、またしても難テーマ

風子さん コメントありがとうございます^^)
 しばらく考えてから書く、ですか。ああー、申し訳ないですね。
 まあ、こんな硬い話はコメントが書きにくいだろうと思います。無理やり親切に隣人愛で考え出していただいて、ありがたい限りです。(^^♪
 
 養老さんの比喩は、さすがですね。やはり脳の優秀な人は違います。これは、ルビはあったほうがいいという論理なんでしょう。私も同意します。「比ゆ」と書くよりは「比喩」と書いてあったほうが、「ら致」と書くよりは「拉致」とあったほうが分かりやすいです。

 漢字は制限したほうがいいとする理屈も分からないでもないですが、置き換えられにくい言葉は、当用漢字に加えてもらいたいものです。

 「あしをむけてねられない」と書いてから、ハタと思いました。こういう言い方をすると、ほとんどの方向がご法度になって、立って寝るしかない。ところが、そんな器用なことはできません。困りました。(笑)

2017/01/12(木) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: タイトルなし

sado joさん コメントありがとうございます^^)
 このコンビニの店主はカラスが好きなんでしょう。
 なぜなら、「止めなさい」のルビに“カメカメハー”と振っています。これは“噛め噛め歯”の意でもありそうなので、やめろと言いながら、じつは、噛んで噛んでもっと食べろと言っているように思えます。

 かめかめ波は『ドラゴンボール』に出てくる、体内の潜在エネルギーを凝縮させて一気に放出させる技。
 で、トランプはドラゴンのごとく、CNNの記者にも噛みついた。まさにカメカメ・ハー・アンド・ヒーの赤竜。世界の強調平和思想に逆流する近世まれに見る横暴大統領です。
 この横暴さが世界に通ずるのであれば困りもので、泣く子と地頭とトランプには勝てないということわざが生まれそうです。最初にやっつけないと勢いが増しそうに思えるのですが、どうなるのでしょう。

2017/01/12(木) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: タイトルなし

森須もりんさん コメントありがとうございます^^)
>
歌の歌詞に例えば「ひと」と書いて
「おんな」とうたっていたりすると
作詞家のひとは、こういう作り方をする

 そうですね。歌謡曲の歌詞に多いと思います。私がすぐ思いつくのが「運命」を“さだめ”、「縁」は“えにし”読ませる歌詞です。

 「面白いルビ」のところに例として出した「あるがままに(let it be)」。
これはサザンオールスターズの『素敵な夢を叶えましょう』という歌の歌詞にあるのです。そこでは他に「偉人」を“ひと”、「瞬間」を“とき”、「運命」を“さだめ”とルビを振ってあって、桑田佳祐が作詞でも才能があることが分かります。

 なにかでゆきづまったときは、常識をちょっと外れて、他の方法を考えてみるのも面白そうですね。

2017/01/12(木) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: バーソは天才!

はしびろこう・ウナさん コメントありがとうございます^^)
> 問い『あたかも』を用いて短文を作れ
と出されました
そこでおいらが答えました
答え『冷蔵庫に牛乳があたかも』

 あははは、冗談がうまいですね。冗談工房会長ですか。(笑)
 真似しました。

「おい、またまたおまえのために義経の一行と間違えられた。ええい、口惜しい。こうしてやる」と弁慶が金剛杖でしきりに打ち叩く。
「あれえ、そんなに打ち叩くのをよしつねえ」と義経が泣く。
「こうすれば前の関でもうまくいったのだ。我慢せい」
ここで関守が弁慶を咎めた。
「なにッ、前の関でもうまくいったとは? どこの関か、言え」
弁慶は下手なべんけえしないで、正直に答えた。
「あたかも、でござります」
 あははは、またお馬鹿なことをすみません。勧進帳『安宅』です。

 膝で合点ですか。私もためしてガッテン。(笑) あの番組は女性アナの駄洒落が多いですね。非常にいいことです。

 それにしてもウナさんにはずいぶん具体的かつ例えも考える手間も掛けて褒めていただき、誠に有難き幸せです。
 ちなみに「有難き幸せ」のところには“ひとばんじゅうねられない”と、ルビが振ってあるつもりです。(笑)

2017/01/12(木) |URL|☆バーソ☆ [edit]

泉鏡花読んでみました

子供時代にルビつきの本を読んで国語の力がついた気がします。
でも今でもルビがないと読めない字もたくさんあります。
「嬲る男に嫐る女」って誰が読めるんだ。(笑)
メイリオってきれいにルビが入るんですね。
>呂(キス) 泉鏡花・・・
泉鏡花、さっそく青空文庫に行ってきました。
泉鏡花って全作品ルビだらけというかルビが作品の面白さを
高めているんですね。
「芥川龍之介氏を弔ふ」という弔文でさえルビだらけで驚きました。
「呂」ってたしかにキスと読めそうですが、巷では「庶」という字は
バカボンのパパに似ていると話題になっています。
バーソ(きもちだけはわかきおのこ)さんにスカイライン(羊の皮を
かぶった狼)のコピーのルビをふろうとしたら、「羊の皮をかぶった
狼」って聖書では悪い意味しかないんですね、危ない、危ない。(笑)

2017/01/12(木) |URL|エリアンダー [edit]

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2017/01/12(木) || [edit]

Re: 泉鏡花読んでみました

エリアンダーさん コメントありがとうございます^^)
 「嬲る男に嫐る女」。見たことはありますが、読めないので検索しました。ネットは辞書要らずで便利なものです。なぶる・いたぶる、ですか。
 マゾではなく、サドのようですが(ここ、書き間違えてました(泪)、この字を見ると、一対一ならいいが、一人増えると問題が生じる。すなわち、三角関係で起きる事柄のように思えます。
 『嫐』は歌舞伎十八番の中にあるそうです。読みは、うわなり。うわなりとは後妻のこと。ここでは本妻が(死霊が娘にとりついたものだが)妾に対して嫉妬の念を燃やすのだそうです。ま、いまの私にはまるで縁のない話ですが。(笑)

 「呂」の字。さっそく青空文庫に行ったのですか。おお、すごい。
 ルビ付き漢字はいかにも文学であるという匂いがしますね。私は鏡花がこんな言葉遊びをするなんて意外でした。異常に潔癖症のようですので。★じつは泉鏡花の作ではなく、江戸時代からあったそうで、泉鏡花も使ったということでした。お詫びして、本文を修正します★

 「庶」。確かにバカボンのパパに似てます。鼻ひげのところが。(笑)

 「羊の皮をかぶった狼」。マタイ7:15ですね。そこでは「偽預言者に注意しなさい」という文脈で言われています。日産スカイラインは、特に最初1500cc車に2000cc6気筒を積んだ2000GTBがカッコよくて、憧れでした。エリアンダーさんはロータリーのRX8に乗っていたことがありましたよね。あれも羊の皮をかぶった狼でした。ちなみに私は子羊の皮をかぶって電気毛布のほうがいいと寒がっている軟弱な羊です。(笑)

2017/01/12(木) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: タイトルなし

鍵コメsさん コメントありがとうございます^^)
 おお、「言葉の“平行多重世界”を表現できる」に目を留めていただけましたか。じつはそのフレーズを出したいために書いたようなものなんです、というより、そう書かないと話がまとまらないと思いました。

 補足のところにルビがある場合とない場合の比較を出しましたが、漢字が少なくて、ひらがなが多いと何だか味気ない文章になりますね。私は適度に漢字があるほうが感じがよくて好きです。

 磨琢。切磋琢磨の琢磨ならよく言われる言葉ですが、逆にされると分かりにくいですよね。でも、こういう言葉があるようですよ。特に豚の字と並ぶと分かりにくいだろうと思っで出した引っ掛け問題なので、読みにくいほうがここではいいのです。(笑)

 ルビはHTMLが分かりますか。こういうことは得意のようですね。ルビは、medium以上の文字の場合がいいみたいですね。私は標準文字の場合は太字にしています。

2017/01/12(木) |URL|☆バーソ☆ [edit]

バーソさん、こんにちは^^

ルビがパラレルワールドだというのは、
バーソさんらしい、面白い解釈ですね。

言語には、その言語を使う民族の性質が
現れていると感じますが、日本語にも、
日本人の個性や性質が強く現れていますね。

同じ事象に対して、
一つの解釈や理解しかないというのは、実際にはありえず、
視点の数だけ、解釈や理解の仕方がありえますが、
日本人は比較的、そういう事柄に対する許容度が高いのか、
宗教においても、八百万の神様がいますし、
言語的にも、外国語に対する拒絶感が少なく、
同じ綴りに対する読み方にしても、
複数の読み方が可能です。

そして、それは、おそらく、良い意味で、
日本人の我の弱さや、他者に対する尊重心の強さから、
来ている現象なのではないかと感じます。

2017/01/13(金) |URL|Korva [edit]

Re: タイトルなし

Korvaさん コメントありがとうございます^^)
> ルビがパラレルワールドだというのは、
バーソさんらしい、面白い解釈ですね。

 あははは、そういう言い方をしないと4つある副見出しの言い回しが揃わないので、そう書いたのですが、意味としては、まあ、合っていると思っています。

> 日本人は比較的、そういう事柄に対する許容度が高いのか、
宗教においても、八百万の神様がいますし、

 そうですね。やまと民族の“やまと”は、大和と書きます。大いなる和を尊ぶ精神は、聖徳太子の頃にも一番大切な特質であったようです。
 なぜ和が大事かというと、上から見た場合に下のほうに不一致がないほうが都合がいいせいもあるのではないかと思うのですが、いずれにしても世界では珍しい特質なのでしょう。ひとつは隣国から攻められにくい島国であったせいもあるのでしょうか。

 その和を尊ぶ精神は現代に至るまで連綿として続いていて、最近では特に同じアジア人の隣国の大衆の言動を見ると、日本人の穏やかさという特質をよく感じます。でも確かに我の弱さでもありそうです。

> 言語的にも、外国語に対する拒絶感が少なく、
 外来語をカタカナで表記する方法は、ちょっとユニークなアイディアだと思いますね。

2017/01/13(金) |URL|☆バーソ☆ [edit]

漫画では「本気と書いてマジと読む」的なのが多出します。
カラスの看板書いた人エラい!
カー と、サンバー カッペにむかついたわけですね。 
笑いました。

2017/01/14(土) |URL|宝香 [edit]

Re: タイトルなし

宝香さん コメントありがとうございます^^)
 > カー と、サンバー カッペにむかついたわけですね。 
笑いました。

 んんー、なるほど、そう解釈もできますね。
 この右上のカラス三羽の下を見ると、それぞれに漢字二文字があり、左から 若●、中は 後●、右は 二●のように見え、●部分は同一文字と思われます。その上にはカタカナがあるので、これがルビだとすれば、三羽のそれぞれの漢字名ではないかと推察できます。一番右で眼を剥いているかわいい子ふうのがいるので、こ奴がリーダーの女的な存在かもしれません。まあ、女はコワいですね~。あ、カラスの話ですよ。

 で、「三羽カラスへ」の見出しに振ってあるルビは、この見出しのカラス語ルビであると考えるほうが自然な論理の流れかとも思えます。

 とすればですよ、三羽(サンバー)カラス(カッペ)とは、かの『三バカ大将』をもじり、しかもその三羽はカッペであるとからかったのであろうと考えられます。
 カッペを田舎者と考えたワケは、ほら、“カーラースーなぜ鳴くの、カラスはやーまーにー♪”と歌われる通り、彼らは山の中に七つの子とともに居住しているわけですから、まあ、やはりカッペであると、この街中にあるであろうコンビニの店主が思ったのも無理もないというか、咎めることはできないと思う次第であります。

 しかしながら「世間」の語にもカッペとルビを振ってあることを見るならば、この人物は一般大衆をやや心中で軽んじているのかもしれず、そうであれば態度の悪い顧客が多いゆえにそうなったのかもしれず、そうであれば、じつはこの告知は「人間様」に対して、ゴミを散らかすなと婉曲的に言っているのであるとも思われ、そうであれば、かなり頭のよろしい店主かとも思うのですが、どうでせうカーカー。

2017/01/14(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

山本有三さんの様なお利口さんにかかれば文化は衰退する

>>>ルビを廃止すれば、
(1)難しい漢字の使用を減らせ、平易な文章になる。
 言葉狩りの時始でしょうか。文字が一つ消えると言うことはそれだけ表現力が落ちると気がつかないのでしょうか。
(2)印刷の能率が高まる。
 能率言うなら漢字総て廃すればひらがなだけで済みますが、そんな文章読みたいですかね。わたしゃ嫌だなぁ。
(3)小さなルビを読まずにすむので眼の健康にいい。
 お口あんぐりこ。完全にすり替えがおきてますなぁ。バカもここまで・・・失礼、お利口さんも此処まで来ると大したもんです。

 わたくしもルビは結構使います。難しい文字や紛らわしい文字、ぜひそう読んで欲しい文字などルビの存在は大変ありがたい。「長髪」さてあなたならどう読みますか。
 日本語の場合、読み方が幾通りもあったりするので無いと不便なのですね。かと言って読み方を限定なぞしたら多様な表現力を自ら捨てるようなもの。漢字を捨てて表音記号だけにした某国の知的レベルの劣化はもはや目に余るそうです。読めるけど意味が判らない(機能的文盲)のだとか。危く我が国もそうなるところだったのですねぇ。恐い恐い。

2017/01/14(土) |URL|miss.key [edit]

Re: 山本有三さんの様なお利口さんにかかれば文化は衰退する

miss.keyさん コメントありがとうございます^^)
 山本有三の論に、当時開かれた約百名の会議では有識者のほとんどが賛成したという話もあり、なのでいまだに当用漢字の制限があるようです。しかし、拉致→ら致、流暢→流ちょう、と書かれるのは嫌ですね。

 miss.keyは漢字の使用が多いほうですね。今回のコメントを見ても、私ならひらがなにするだろうと思えるところが4~5か所あります。
 むろん、いいとか悪いの話ではなく、作家は自分の書き方があり、それも個性でしょうから、それでいいのですが。

 最近は、熟語は中国伝来の漢字で、やまと言葉はひらがなで書くと決めている作家がいて(例:話す→はなす、見る→みる。書く→かく)、これは読みにいので、私は好きじゃないです。易しい漢字をひらがなで書かれると、かえって別の意味があるのかと一瞬考えてしまいます。

> ぜひそう読んで欲しい文字などルビの存在は大変ありがたい。
 「長髪」の読みは“ちょうはつ”の他に、“ながかみ”とでも読むのですか。いや、浪漫小説でロングヘアとルビを振ったことがありそうですね。
 「時始」は“ときはじめ”と読むのですか。初めて見る熟語です。

 戦後、GHQから国語をローマ字か仮名にせよという勧告が出て、そのために日本人の識字率が調査されました。田舎の文盲のおばあさんでもかまわず全く厳密に15歳から64歳まで17000人を機械的にサンプルして調査したところ、98.3%の回収率で、満点が6.2%もいて、全体では正解率は78.3%だったそうで、GHQが驚いて、日本の漢字問題から手を引いてしまいました。
 その問題に少し触れている本を読んだのですが、まあ、はな・はと・さくらぐらいの漢字テストかと思っていたら、とんでもない、大変に難しい問題なので驚きました。今の大学生なら大いに苦しむような問題でしたね。―――大野晋『日本語の教室』岩波新書

2017/01/14(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

バーソさん、こんにちは^^

確かに、ルビがあるとパラレルになって、文章に奥行や広がりやニュアンスが出て良いですね。

私も、「難しい漢字の使用を減らせ、平易な文章になる」というような方向を進めていくと、文化が貧しくなると思います。
簡単に済ませられることには、簡単な内容しかなくなってしまいますよね。
一般的に、合理化によって切り捨てられるものの中には、計り知れないような価値のあるものが、たくさん含まれているような気がします。

戦前に比べると、今はひらがな表記が多いですが、私も自分の文章は若干漢字が多めかな、という気がしています。
そんなに難しい漢字は使わないのですが、そういえば、ワードやブログで文章を書く時、ルビの振り方を知らなかったことに、今気が付きました。
今度調べようと思います^^;

2017/01/14(土) |URL|Ariane [edit]

Re: タイトルなし

Arianeさん コメントありがとうございます^^)
> 私も、「難しい漢字の使用を減らせ、平易な文章になる」というような方向を進めていくと、文化が貧しくなると思います。
 そうですよね。文章の文字に味わいを求めないなら、簡単なひらがな表記でいいかもしれないですが、瞬間の可読性と漢字の持つ多様な意味合いと味わいが減少します。日常会話はいいでしょうが、法律や宗教や科学的なことなどを深く説明したい場合などに困るでしょうね。

 平易な文章がいいというのは、じゃあ、ひらがなを使えばいいという話とは違う次元の話のように思えます。戦後に国語のローマ字化運動があったようですが、そうならなくてよかったと思います。
 
> 一般的に、合理化によって切り捨てられるものの中には、計り知れないような価値のあるものが、たくさん含まれているような気がします。
 はい、そうですよね。合理化というのは機械やシステムなどではいいことでしょうが、文化芸術や人間関係のことでは、そうしないほうがいい場合も多々ありそうです。レストランのシェフの手作りハンバーグも合理化で機械生産をしないところに価値があるでしょうから。
 
> 私も自分の文章は若干漢字が多めかな、という気がしています。
 そうですか。そう感じたことはないですね。私にはちょうどいいバランスで漢字が使われているように思います。ひらがなが多い文章は子供向けのようで、いいことを言っても値打ちが落ちるような気がします。

2017/01/14(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

あはっ!や~、今回も面白いですねえ!!!
こういう話題大好きだなあ!(笑)
ここに引用してらっしゃるエピソードすべてが愉快愉快。

あたくしも、断然ルビ推奨派であります。
まずですね。あたしが子供の頃のようにほとんどの本にルビが振ってあった時代は、子供たちは、忙しい親にいちいち『ね~、これ何て読むの?』と訊ねなくても、ひらがなさえ読めれば大人の本でも読めて、漢字の読み方と言葉を自然に覚えて行ったのであります。(ラブシーンもこっそり読めた。爆)
自慢じゃないですが、あたしの母親なんぞという者は明治生まれしかも山奥の育ちでしたから、小学校しか出ていない。それもたくさんいる弟妹の子守で、半分しか授業など出てない。だから、最初から母に勉強訊ねることなどしなかった。でも、私は、テスト前だからと言って漢字の勉強などあらたまってした記憶がないです。それはきっと、幼い頃から、ルビ付きの大人の本を読んでいたからだったろうと思っています。

日本は漢字が多すぎて子供たちが習得するのが大変だ、ということで、当用漢字、常用漢字などというものを決めて漢字の数も減らし、同時にルビも振らなくなったわけですが、それで今の子供たちの勉強が楽になって漢字力、語彙力がついたとは、とても思えません。塾教師していたとき、それは痛いほど実感しましたよ~。昔たくさんの漢字を覚えなきゃならなかった頃の子と同じように相変わらず苦労していた。読めない漢字は読めないままに大人になって行ってしまうのです。
まあ、ルビ廃止にはいろんな理由があったのでしょうが…。

ルビで私が一番楽しい思いをしたのは、夏目漱石の本でしたね~。とりわけ『吾輩は猫である』。夏目漱石は、子規が感嘆するほど漢文の素養の深かった人ですが、当て字などもまた非常に多い人ですよね。意図的に悪戯心でそうしていた。
明治時代は西洋の文物がどっと流入してきたので、それに伴い漢字の当て字も当然増えて行ってルビも多用されたわけですが、『麦酒』(ビール)など今でも一般的に使われる当て字でなく、漱石独自の当て字がいっぱいあって、それが可笑しくてなりませんでした。
『馬尻』(バケツ)、『三馬』(サンマ)、『めり安』(メリヤス)、『蚊弱い』(かよわい)、『頓痴奇』(とんちき。まぬけ)、『蓊然』(こんもり)『凡倉』(ぼんくら)、『丸の内の午砲(どん)』……などなど、
造語、当て字ばかりでなく、漱石の文章は、漢字・ひらがな・ルビの表記のバランスの面白さと共に、漢文の読み下し調や、江戸っ子のべらんめえ口調などが混然一体とした、ほんとにリズム感のある文章で、子供心に大好きでした。あれにもし、ルビが振ってなかったら、子供には読めない漢字ばかりで全く歯が立たず、漱石の文のリズムの魅力もわからなかったことでしょう。

『ルビとはパラレルワー(ル)ド』。
ほんと、蓋し名言だと思いま~す!
ルビがあることによって、同じ文章の深さ面白さが、少なくとも1.5倍くらいにはなる。ぴたりとハマれば、5倍にも10倍にも!^^
コンビニのカラス語の『告』!もう最高です!こういうの大好き~~~♪♪♪(爆)
持ち帰りさせていただきますっ!(笑)

太宰治のエピソードもいいなあ…泣ける…いい人だなあ…

わ~ん。この5倍くらいルビについては語りたいけど、あきれられるといけないので><
このくらいで帰りま~す!

2017/01/14(土) |URL|彼岸花さん [edit]

鴨長明、鴨は超旨えぇ~

バーソさんお早うございます
いつも
答えつきのヒントを有難うございます・・・?
過去記事
「人生は回転木馬・・・」を開けました
そこには
バーソ理論の原点を観ました
かつて若き頃に
日々堂々巡り?と
生活に飽き飽きしたときがありましたが
いまでは
目指せ!父母祖父母であります

いやぁ~!
過去記事は玉手箱でありましゅ
開けたおいらはついておりました

鴨は何を食べているんでしょうか?
何故に『アンナ』にも旨いのでしょうか
そこにはおいらなどが到底行き着けない
『鴨』の自分磨きがあるのかも・・・・
あはは。

2017/01/15(日) |URL|鴨葱・ウナ [edit]

Re: タイトルなし

彼岸花さん コメントありがとうございます^^)
 うわあ、また一つの記事になりそうなコメント。さぞかし時間を掛けて書いてくださったのでしょう。質の深さもさることながら、物量に圧倒されます。(笑)
 これだけ精通し、通暁し、多識碩学で、蘊蓄に造詣と……ええと、もう思いつかない……が凄いと、感想というよりは講義。先生、良い授業をありがとうございました、とお礼を言って盆暮れには付け届けをしなくてはいけないような気になります。(爆)

 私も子供の頃、ルビ付き漢字のおかげで難しい漢字の本が読めるようになりました。当時小学館の『小学何年生』という学年別の月刊誌がありましたが、三四年上の雑誌でも馬鹿らしくて読めなかったですね。
 このたび青空文庫で昔の文豪の文章を少し見たのですが、昔の人の言葉遣いとルビ付きの漢字を見て、日本語っていいものだなあとあらためて思いました。

 ひらがなは筆で流れるように達筆で書かれているのを見ると、美的にきれいだなあと思いますが、慣れてないせいもあって読みにくいのが困ります。ルビ付き漢字が多い文章は、いかにも明治大正期の文豪の名文を読んでいるなあという感慨と充足感がありますね。

 夏目漱石の文章は、当て字が多いですが、あれは遊びなんですか。当時の用法かと思ってました。それにしても、こんなにいろいろよく思い出せますね。私がすぐ思い出せるのは、「六つかしい」ぐらいです。「馬尻」「三馬」は言われて思い出しました。

 文体はおっしゃる通り、リズムが調子よくて私も好きです。江戸っ子のべらんめえ調、漢文の読み下し調があります。七五調もあるのでしょうか。井上ひさしが『坊ちゃん』を激賞し、何十回も読んだとか言ってましたが、井上ひさしの文章も私は好きですね。カラス語も好きです。
「ななつの子」とは七羽の子ではなく、七歳の子だという話も好きです。

> 『ルビとはパラレルワー(ル)ド』。
ほんと、蓋し名言だと思いま~す!

 あ、有難う御座います。本当ですか。嬉しいです。“けだし”は読めましたよ~、如何にか斯うにか、辛くも。(笑)

2017/01/15(日) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: 鴨長明、鴨は超旨えぇ~

鴨葱・ウナさん コメントありがとうございます^^)
 ああー、またまた褒めていただいて、うれしいです。ひとを褒めるのが好きな人は、ひとのいい証拠です、と褒め返します。

『人生は回転木馬だ。日々の繰り返しが面白い。』2014.03.22投稿
 これはおふざけのようで、おふざけでない。それは何かと尋ねてみたら、あ~、おふざけ、おふざけ、人生は繰り返しだ繰り返しだ、それを楽しめ楽しめ、というオチになっています。むろん言うまでもなく、ひと様に迷惑を掛けず、ですが。
 人生は繰り返しの単調が基調で、時に波風波乱もあり、あるいはその逆もありですが、それも見方次第で面白い変化だと思えるのなら、人生は楽しい遊びになります。
 「苦」ばかり見つめていたら人生は苦しいことだらけ。悟れればいいのでしょうが、なかなか人はブッダには簡単にはなれません。
 自分の目の前に起きる出来事をどう見るか、その見方が自分の幸福感ないしは不幸感を決めるのではないかと思っています。

 この記事は自分では案外気に入っていたのですが、このたびウナさんに目を留めていただいて息を吹き返したようなので、少し加筆をして、文字も大きくして読みやすくしてやりました。きじも泣かずば読まれまいに、いや、記事も泣かずに喜んでいるようです。

 ちなみに『方丈記』のイントロには、
「行く川の流れは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しく留まることなし。されど、ばあその拙文を読むものは、長命鴨(かも)」と書かれているとか。
 ウナさんは、長生きしそうですね♪

『アンナ』。なぜアンナ・カレニーナが出てくるのかと思いましたが、付け合わせの、ジャガイモのアンナ風(Pommes de terre Anna)でしたか。(笑)

2017/01/15(日) |URL|☆バーソ☆ [edit]

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2017/01/15(日) || [edit]

Re: タイトルなし

鍵コメさん コメントありがとうございます^^)
 あらー、ご丁寧にありがとうございます。
 わざわざすみません。(^_-)

2017/01/15(日) |URL|☆バーソ☆ [edit]

腹筋が痛い・・・。

今度の記事、「ルビ」についての最高傑作ですね!バーソさんの教養溢れるブログさんは難解な時もあるのですが、一気に最後まで、途中大声で笑ったりまでして、スピーディーに読み切りました。楽しかったで〜す!

実は先日、ちょうど私もブログを書いている最中に、偶然にも “初めて”【ふりがな】のことを考えたりしていたのでした。

私がそのときに考えていたふりがな(ルビ)というのは、この記事の中の「パラレルワー(ル)ド(← “スピリチュアル” という類の単語はあまり好きではないのですが、この単語はとても好きです♡)」のような、世界観やクリエイティビティーを広げるようなアーティスティックなルビではちっともなく、「外濠(そとぼり)公園」のようなルビについてでした。

「コピぺで簡単に調べられる単語や、殆どの人が読めるに違いない単語にふりがなを付けるのは、むしろ邪魔かしらん・・・?」みたいな感じで、ちょっと立ち止まった瞬間がありました。多くの人(極め付けがバーソさんのような人)にとっては、「こんな “誰でも読める程度の難解でもなんでもない” と思うはずの漢字にまでルビを振るのは如何なもの・・・?」とも思ったのですが、やはりそんな漢字にもルビを振りました。「やっぱりその方が読み易いかなあ・・・。」と思ったからでした。

書き終えてからここへ遊びに来たら・・・わーい、面白〜い!豪華なルビの世界がバーソさんの記事に広がっていました。“賛否両論”とあり、一瞬「ドキッ」としましたが、こんなに創造的なルビの世界のお話だったら、それはもう新たな芸術の域。記事を読み終わり、今年は〇〇歳にもなってお年玉を貰ったような気分になりました。と書いたら、この文節には「漢字」がずいぶん多かったように思います。(笑) ←あれ?どこかで聞いたことが・・・。

バーソさんは、いろいろな “素材” を、「どうやって見つけたの?」と聞きたくなるような “神業” で引き寄せ、「完璧にオリジナル」な、どこにもない傑作(時に私には難しいのもありますが)に作り上げる離れ業の持ち主ですね。

ほろっと来たり感心したりしつつ、6回笑った後、最後カラスのところで腹筋が痛くなって降参しました。

小学校時代、クラスの悪戯(いたずら)男子(だんし)に何か言われて「ほんの一度だけ」ほっぺを目一杯膨らませて怒った顔をしたら「河豚(フグ)」というあだ名が付いたことがありました。でも、そんな河豚には「ふぐ分かる問題」もふぐには分かりませんでした。情けない・・・。焼き河豚の刑は免れたいです。

PS: お正月の「Re: ご返信への返信です。」にバーソさんが書いて下さったことに、書きたいことがいっぱい溜まっています(多くの共感とひとつの反論)。そちらにもお邪魔したいのですが、“きもちだけはわかきおのこ” のバーソさんは勤勉に更新されるので、後回しになっちゃいました(冗談です)。

2017/01/16(月) |URL|HeartLiberty [edit]

Re: 腹筋が痛い・・・。

HeartLibertyさん コメントありがとうございます^^)
 あらー、いつも褒めていただいて、うれしいやら、恥ずかしいやらです。毎度読み応えのある長文コメントで、申し訳ないやら、有難いやら、どっちだと言われれば、有難いです。もっとお願いします。(笑)

 私は、基本的には新聞に使われている程度の漢字を使うようにしています。なので難しくて読めないだろうと思える字は、自分でも読めないので使っていません。(笑) 

 迷うのは、読みが二種類あるような漢字、たとえば「心中」は、“しんちゅう”のつもりで使いたいのですが、“しんじゅう”と読まれないかと心配したりします。「心ちゅう」と書くとおかしいし、「心の中」ではリズムが悪い場合もあって、難しいですね。

 難しいと二度言われたのが気になりました。じつは自分でも書いてから、言葉足らずだろうなあと思うときがあります。でも言葉を増やさないのは、1行を35文字として、なるべく1行か2行に収めるようにし、改行の際の字切れにも気を付けているせいもあると思います。テンプレの横幅が私には長すぎるのですね。でもスタイルシートやHTMLをいじるスキルと勇気がないのです。何とかしなければいけないのですが。
 しかし、これからは、せめて内容にも説明ルビを目いっぱい振るように気を付けたいと思います。(笑)

 反論がありますか。楽しみです。攻撃するための悪意ある反論には不快感を感じますが、そうではなく、真理追求のための誠実な反論には愉快感を感じます。と同時に、正直に言えば、恐怖感も感じます。(笑)

 腹筋が痛くなるのは良い前兆です。「腹筋」は、福金、冨久金、福欣とも同音ですが、ただ同音なだけで、なんの役にも立ちません。(笑)
 あー、今回は (笑)がちょっと多かったように思います。(笑)

2017/01/16(月) |URL|☆バーソ☆ [edit]

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2017/01/16(月) || [edit]

Re: タイトルなし

鍵コメsさん コメントありがとうございます^^)
 あらー、そうですか。う、うれしいです。
 でもそれは、は、恥ずかしいです。(笑)

2017/01/16(月) |URL|☆バーソ☆ [edit]

初めまして薫子です

最近、ご訪問ありがとうございます<m(__)m>
教授のところからおいでいただいたのですよね???
今日、申し訳りません、初めて記事を読んだのですが
面白くて面白くてコメントしてみました
ルビ一つとってもこんなに論争があったのですね
薫子は、太宰が大好きです。と言っても人間失格としゃよう、漢字が出て来ません。。。これしか読んでいないのですが、他の太宰の本はお兄ちゃんにあげましたが、お兄ちゃんは太宰が合わなかったみたいです
と言うことで、薫子は太宰の書いたものに賛成です(笑)でも、太宰は理に叶ったものを書いているようにおもうのですがね。。どうなんでしょう

2017/01/19(木) |URL|薫子 [edit]

Re: 初めまして薫子です

薫子さん コメントありがとうございます^^)
 はじめまして。よくコメントをくださいました。
 面白かったですか。いやあ、本当ですか。うれしいですね。こういう話は面白くない人には面白くないのですが、面白い人には……あ、これは当たり前のことでした。(笑)

 本がお好きでしたか。文学少女ですね。『人間失格』と『斜陽』も読んだのですか。難しい本です。あら、斜陽って変換に出ましたよ、この本は戦後に没落した貴族の話で、斜陽族という言葉を流行らせました。斜陽があるということは、その前に華麗があったということで、まあ、人生は山あり谷ありで、いろいろあります。人間は、つい自分を失格だと思いがちで、特に真面目な人ほどそう思いがちですが、そうではなく、これでいいのだ、合格だ、と常に思ったほうが良さそうですね。

> 太宰は理に叶ったものを書いているようにおもうのですがね。。どうなんでしょう
 うわっ、そういう高度な質問は困りますよ。当方にそんな答えができる頭の持ち合わせはありません。(笑)
 でもこの人の写真を見ると、芥川もそうですが、思索的で理知的に見えますね~。あの頃の文学者はみなそう見えます。
 なので外見から言えば間違いなくそうだと思いますし、あれほどの名文を書く人ですから、文学的にも間違いなくそうだと思います。
 ただ『走れメロス』だけは、愚かしさゆえに走らざるを得なくなった話なのに、その走った話だけを称賛しているようなのが気になります。でも学校の教科書に採用されたのだそうですね。確かに友情や約束は絶対に大事にしたほうがいいと思います。(^^♪

2017/01/19(木) |URL|☆バーソ☆ [edit]

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2017/01/19(木) || [edit]

Re: タイトルなし

鍵コメtさん コメントありがとうございます^^)
 更新記事は、今週は明日の金曜に出して、来週は土曜日に出して、それからいつも通り土曜更新に戻ろうと思っています。いつだったか新年の挨拶を4日か5日まで出していたら、まだ出しているのかと言われたのが頭に残っていたので、この正月は少しスケジュールが狂いました。
 というほどの記事じゃないのですが、あはは、すみません。

 さるが出るブログですか。腕と手が出る。さる者は追わずではなく、追いたくなる。追い負い真実は分かることなのでしょうが、真実は分からないほうがいい場合もありそうです。

 あんまり逢いたさ懐かしさ、もったいない事ながら、観音様をかこつけに、逢いに北やら雨やら、知らぬ在所もいとはせぬ。たとえ火の中、水の中、山路をいとわず三年越し、切なる願い通じて、いざ逢えたときは芥川の芋粥の話にあるように、がっかりすることもありそうです。人生は夢のまた夢。精々いい夢を見て逝きたいものです、っと、変換ミスだわ、生きたいものですねえ。ねえ、ねえさん。(笑)

2017/01/19(木) |URL|☆バーソ☆ [edit]

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