「バーソは自由に」

 考え方はいろいろあるから面白い。

 臨死体験で自分の本質に気づいたら、末期癌が完治した事例。 

臨死体験は脳内現象の一つで幻想だ、と原因を生理学的に解釈する人がいる。
だが、インド生まれ香港育ちのアニータ・ムアジャーニさんの臨死体験を見てほしい。

アニータは4年に渡る癌との闘いで、ついに死に直面し、昏睡状態に陥った。
医者は、彼女の夫に最終宣告をした。
「臓器はすでに機能を停止し、レモン大の大きさの癌が頭蓋骨から下腹部まで
全てのリンパ系組織に広がっています。肺も脳も液体でいっぱいになっており、
癌による皮膚病変も見られます。もう奥様に、できることは何もありません」

24時間の昏睡状態の時、彼女は向こう側の世界に行き、驚くべき気づきを得た。
蘇生後、末期癌は数週間で完治した。これは脳内現象説では説明が不可能だ。

Edward Hopper
(Edward Hopper, 1882-1967)

『臨死体験が教えてくれたこと 喜びから人生を生きる!』より(いい本です)
アニータ・ムアジャーニ(著)奥野節子(訳)ナチュラル・スピリット社 

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人間の本質は、永遠であり、「無条件の愛」に包まれている。
アニータは臨死体験中、自分と他のすべてのものが一つであることに気づいた。
拡大し、自由になり、「無条件の愛」としか表現できないものでしっかり包まれた。
愛、喜び、恍惚感、安堵感が自分の中を流れ、自分を飲み込んでいる・・・。
彼女は、これほど大きな自由や生きているという実感を味わったことがなかった。

そのとき、アニータは、360度が見渡せる、身体の制限を超えた鋭い知覚を持っていた。
病室から遠く離れていたにもかかわらず、まわりの人たちの会話の一字一句が分かった。
すべての瞬間、つまり過去・現在・未来を、同時に感じた。
幾つかの人生が同時に繰り広げられているのも感じた。

神は存在ではなく、存在の在り方だ。私は今、そのような存在の在り方をしている
という悟りが得られ、その感覚に圧倒された。

彼女には身体がなかったが、彼女の純粋な本質は存在し続けており、
始まりも終わりもなく存在していて、これからも永遠の存在であるような気がした。
自分はただただ素晴らしい存在である、という気づきであふれた。

宇宙は生きていて、意識で満たされており、すべては無限の全体に属している。
人間はすべての生命と絡まりあっており、人は皆、その統合体の一つの側面だった。
すべての瞬間に無限の可能性が秘められており、その時々に自分がいる場所は、
自分の人生のあらゆる決断や選択や考えが結実したものだった。

automat.jpg

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アニータは、どうして癌になったのか、なぜ生まれてきたのかを理解した。
以前、彼女は、あらゆることに対して常に「恐れ」を抱き続けていた。
他の人に嫌われるのでではないかという「恐れ」、社会に適合できないのではないか
という「恐れ」、知人を死に追いやった癌への「恐れ」、発癌物質とされる食べ物や
化学物質や電磁波などへの「恐れ」、癌の治療法への「恐れ」・・・そんな「恐れ」で
いっぱいだった。

彼女は、愛されるためには努力する必要がある、といつも思っていた。
好かれるに値する人間にならなくてはいけない、とずっと信じていた。

でも、そうではなかった。
「別に何か特別なことをしなくても、人はただ存在するだけで、愛される価値がある」
と、アニータは驚くべき理解を得た。

つまり、彼女が表現しなかった自分の力やエネルギーが、外側ではなく、
内側に向かってしまった結果、その彼女自身の生命力が癌となって現われてきたのだ。

アニータは、身体は自分の内側を反映したものにすぎないと悟った。
自分が本当は誰かと気づき、本当の自分の素晴らしさを理解したとき、身体に戻る選択を
すれば身体はすぐに反応し、病気は2,3日のうちに急速に治癒すると分かった。

この臨死体験で知りえた理解を大勢の人たちに分かち合おう。
彼女は、自分の肉体が横たえられている集中治療室に戻る決意をし、そして戻った。

Edward Hopper - Summertime

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
人の本質は愛であり、愛のままに生きれば、自分と他の人を癒せる。
アニータは臨死体験で、こんな気づきを得た。
 これまでのすべての年月において、必要だったのは、自分を非難したり、
 欠点があると思ったりせず、ただありのままの自分でいることだった。

 私たちがみんな一つで、「無条件の愛」という全体の様々な側面であるなら、
 人間はみな愛の存在だ。私たちの本質は純粋な愛だ。
 単に自分の本当の姿である愛でいれば、自分を癒せ、他人をも癒せる。

誰もが、本当の自分でいて、自分の真実を生き、愛であること。
これが人生の目的なのだ!

Four-Lane-Road-Edward-Hopper.jpeg

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医師は、アニータの劇的な回復が抗癌剤によるとは考えられないと結論している。

anitamoorjani.pngアニータは、自分の癌を引き起こしたと信じている《感情的・
心理的要因》について、こう述べている。
「それは、前世の因縁や、自分行動に対するのネガティブな
カルマではない。もしあなたに同じような要因があるなら、
それを取り除き、病気になる可能性を減らしてほしい。
自分にとって正しい感じがし、心に響くものに従ってほしい」
→アニータさんのホームページ


~~~~~~~絵内幻想 この人が耳をふさいでいるわけは?~~~~~~~~
           (面白いですよ。ぜひ全画面表示でご覧ください)
ムンクの「叫び」1893年 
私は二人の友人と歩道を歩いていた。太陽は沈みかけていた。突然、空が血の赤色に変わった。
私は立ち止まり、酷い疲れを感じて柵に寄り掛かった。それは炎の舌と血とが
青黒いフィヨルドと町並みにかぶさるようであった。友人は歩き続けたが、
私はそこに立ち尽くしたまま不安に震え、戦っていた。
そして私は、自然を貫く果てしない叫びを聴いた。
 

The Scream from Sebastian Cosor on Vimeo.


~~~~~~~~~~~~~~~~画像~~~~~~~~~~~~~~~~~
エドワード・ホッパー(Edward Hopper, 1882.7.22-1967.5.15)。アメリカの画家。
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こんばんは

愛されるために努力する必要はなく、人は存在するだけで愛される
価値がある、ということはバーソさんが常々仰ってることではないですか。
末期がんから生還する事例ってけっこうありますね。心の持ち方を
変えて免疫細胞が活性化され、がんが根絶されるんでしょうか。
私は、心を変えるのは難しいので健康のために運動を続けていますが、
ちょっと皮肉な川柳も気になります。
<身体を鍛えに鍛えてガンになり>
ムンクの「叫び」はむんくなしに面白かった。大画面で見ると、舞い上がる
塵や叫び続ける人や去って行く男たちの様子が克明に描かれていて驚きでした。

2013/10/12(土) |URL|エリアンダー [edit]

自分を愛おしいと思わなきゃなぁと思いましたよ。なんとなくだけど、わかったような気になりました。わたしは日常、ネガティブ6割、ポジティブ4割くらいの心持ちで過ごしているかな。ネガティブ0にしなきゃ。ムンクも何度もリピートしましたよ。死を恐れる必要などないなぁとしみじみ思います。

2013/10/13(日) |URL|abe [edit]

エリアンダーさん ありがとうございます^^)

アニータはこう述べています。
「向こう側の世界で私は明晰でした。私はいつも心配ばかりして、本当の自分を
表現できずに生きてきました。癌は決して罰のようなものではなく、自分自身の
エネルギーが癌として現われたのだ、と分かったのです。
そうなったのは恐れのせいで、本来の姿である素晴らしい存在としての自分を
表現できなかったからでした。
私の癌が治ったのは、心の状態や信念が変わったことよりも、自分の真の魂が
輝き始めたおかけだと、はっきり言いたいと思います。
プラス思考で治ったのではありません。そうではなく、自分の有害な思考が完全に
消えて無くなったからです」

何かをしなければ健康に良くないと思って、恐れでそれをしているのであれば、
その恐れの感情は身体に良い影響を及ぼさないということでしょうか。
人間は恐れに人生を支配されていますね。もっと自分がワクワクすることを
していくなら、人生の日々はもっと楽しくなる、と言われているように思います。

「むんくなしに面白かった」。はい、そう来ると予感と直感がありました(笑。

2013/10/13(日) |URL|☆バーソ☆ [edit]

abeさん ありがとうございます^^)

真面目で謙遜な人ほど自分が悪いと自分を責める傾向があり、そうでない人ほど
誰かや社会や状況が悪いと言って、他人のせいにする傾向があるそうです。
アニータはこう言っています。
「どんなものでも善あるいは悪の目的で使えますが、それ自体はそのどちらでも
ありません。私たちが、それにパワーを与える選択をして、ネガティブあるいは
ポジティブな判断をしているだけなのです。
あらゆる時間がかけがえのないもので、再現することはできません。
ある時間から次の時間へと感情の荷物を持ち運ばないようにしてください。
ただすべての瞬間を最大限に生かし、精いっぱい生き、自分が幸せになることを
してください」
幸せもストレスも、物理的な状況が原因であるとしても、やはり心の状態です。
これは善だ悪だと判断して影響されるのではなく、「自分を愛おしい」と思って、
日々をいつも幸せでいるようにし、いい人生を送りたいものですね。
ムンクは面白かったでしょう。(^J^)

2013/10/13(日) |URL|☆バーソ☆ [edit]

ここのところ時間が無く全部読んでないけど
訳奥野節子って
私の本名と一字違いこんな人がいるんだ~ビックリ!!
活字の読めない私
時間があるとき又来ます(^^ゞ

2013/10/14(月) |URL|babatyama [edit]

Lady-babaさん ありがとうございます^^)

まあーっ、せつこさん。いつも律儀にコメントを残してくださって。
申し訳ないですねー。どうぞ、気を遣わないでくださいねー。
書きたいときだけで、いいですからねー。私もそうしてますからねー。
来ていただくだけで、ありがたいのですからねー。
あ、これからbabaさんをやめて、せつこさんにしていいですかー。
そのほうが若々しいし、そのほうが書きやすいし。(^J^)

2013/10/14(月) |URL|☆バーソ☆ [edit]

ひさびさに(笑)・・・ お邪魔しま〜す(^^;)


毎回、記事自体はしっかりと読ませていただいているのですが、
どうもここ暫く、コメントのやりとりという社交性をすっかり失っており、
自分ちのコメント欄も、ずうっと閉じてしまっていましたし、
皆さんのブログもなんとなく読み逃げ続きになってしまいました。。(^^;)

バーソさんの記事は、いつもハッとされられて、
ウ〜ンと考えさせられて、ときにジワ〜〜っときて・・・と、
なかなかに忙しいんですけれども(笑)、
読む度に気持ちが、ポジティヴになってきちゃうんですよね〜♪

自分のエネルギーが、外側でなく内側に向かうと、
よろしくない結果が導き出される・・というのは、非常に納得しました。
ある意味で、癌よりもタチが悪いとも言える、
いわゆる“現代病”の根源も、ソコにあるのかもしれません。

物質的に豊かで、時代そのものが慢性的に満たされていると、
気持ちはどうしても、歪んだ《自己愛》による希求へと向かってしまう。
足りない、まだ足りない・・・と、
いま手の中に持っているものを数えるのではなく、
持っていないもののほうばかりを、ひたすら数え上げる。
もちろん、持っていないもののほうが遥かに多いわけだから、
そこに際限なんてなく、無限に求め続けてしまう《地獄》てとハマってゆく。
結果、本来「恐れ」なくてイイものまで「恐れ」はじめたりしちゃうような。。。

「神は存在ではなく、存在の在り方だ」というのも、
ウンウン、そうだよなぁ〜・・・って感じ入ってしまいましたデス(^^)

多分、よくわかってないとは思うのですがっっ(・・ダメぢゃ〜〜〜ん!)

2013/10/16(水) |URL|G.D.M.T. [edit]

G.D.M.T.さん ありがとうございます^^)

要点を「G.D.M.T.節」というか、独特の論調で、うまくまとめてくださいました。
・自分のエネルギーは内側に溜め込みたくない。
・不必要な恐れを抱かないようにしたい。
・いま手の内に持っているものを数え上げたい。
そうなんです。相変わらずの深い洞察。おそれ入谷の鬼子母神です(笑。

最近、生まれつき耳の聴こえない若い女性が、医学器械の使用で初めて聴こえた!
というYou-Tubeを見ましたが、彼女はうれしさで泣き出して、感動的でしたね。
音が聞こえる、目が見える、言葉をしゃべれる、普通に歩ける・・・
いま持っているもの=手の中の幸せをもっとよく考えたいと思いましたね。

「神は存在ではなく、存在の在り方」。
いいところによく気が付いてくださいました。
ここは、私もよく分からないまま、納得共感している文章なんです(笑。

2013/10/16(水) |URL|☆バーソ☆ [edit]

こんばんは☆
勘違いしてたみたいです(^。^;)
エべン医師じゃなく、アニータさんを検索して
こちらに辿り着いたのでした(^^ゞ

どちらの臨死体験の本も
購入して ひととおりは読んでテンション上がったものの
内容が濃すぎるせいか ほとんど頭に入ってないので
最初から大事に少しずつ味わって読もうと思います^^

こちらのブログはとてもわかりやすくエッセンスとしてまとめられてるのですごいと思います。やはり頭脳の差ですよね(;^_^A

そうそう、5年位前に木内鶴彦さんの講演を聴きに行ったことがありました。ごく普通の、欲も得もない方。。という印象受けました^^

2014/05/20(火) |URL|kotorin [edit]

kotorinさん ありがとうございます^^)

わざわざご丁寧にありがとうございます。
「臨死体験」は脳内の幻想だと言う人は、医学的に脳死中の人が、物理的に見えないはずの、あるいは聞こえないはずのことを、見聞きして、それがあとで客観的に確かめたら事実であったという沢山の事例を全く説明できません。
なのに、なお信じない人は、意識の波長がそもそも違ってるからではないでしょうかね。

旧約聖書の「詩篇」には、夜の星々のスケールの偉大さを見たときに、人間の弱小さを考え、あなた(神)は何者なので人間を顧みるのですかと問いかけている(信仰のある)人がいますが、見えないものを信じる気持ちというのは、それが自然に備わっている人と全然備わってない人と、最初から超えられない溝というか次元の違いがあるように思います。

率直にいうと霊性の違いであると言えますが、といって批判すべきものではなく、どちらがいいか悪いかの話という話でもなく、違いはあっていいのだろうと思います。

ただ、十分に調べもしないで、あるいは論理的・物理的な証拠があるのに、なお認めようとしない人は非科学的な思考の人であり、科学的思考のエべン医師や木内さんが語る臨死体験について批判する資格はないだろうに、とは思いますね。

木内さんは「ごく普通の、欲も得もない方」という印象を受けましたか。木内さんは彗星探検家。星を眺めるのが好きなような人は、前述の詩篇の人に近いように思います。

精神世界の本は、ある時はさほど面白くなくても、別の時に読んだら非常に面白いということがあります。面白いと感じた時にどんどん読んだらいいのではないでしょうかね。

2014/05/21(水) |URL|☆バーソ☆ [edit]

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