「バーソは自由に」

 考え方はいろいろあるから面白い。

 「すみれの花咲く頃」は、やるせない恋の歌。 

君を想い、日ごと夜ごと悩みし、我があの日の頃。

最近の歌はうるさいだけだなあと感じます。ああ、わが音感 嘆かわしです。
メロディーが美しいとか詞が素晴らしいとはあまり思えません。困りました。

ま、遅れてるんだねえ。おまえはどんな曲が好きなのかい?と問われれば、
ええと、そのう・・・真っ先に思い出すのは「すみれの花咲く頃」でしょうか。
なにい? 男のくせに、いい歳をして、古い奴だ、と お思いでしょうが。

ちょっとYou-Tube、聴いてください。「すみれの花咲く頃」。しびれますよ。

元宝塚の花組トップ娘役・純名里沙(純名りさ)さんの表情がすごくいいです。
q2.jpg
埋め込みできないので、ここをクリック。(歌は1分10秒から)

    すみれの花咲く頃

    春 すみれ咲き 春を告げる
    春 何ゆえ 人は 汝(なれ)を待つ
    楽しく 悩ましき 春の夢 甘き恋
    人の心 酔わす そは汝
    すみれ 咲く春

       すみれの花 咲く頃
       はじめて 君を知りぬ
       君を思い 日ごと夜ごと
       悩みし あの日の頃
       すみれの花 咲く頃
       今も心 奮(ふる)う
       忘れな君 我らの恋
       すみれの花 咲く頃


《フランス語詞》F.Lelievre、H.Varna、F.Rouvray 《日本語詞》白井鐵造

原曲は1928年フランツ・デーレの「Wenn der weisse Flieder wieder bluht」。
これが、「Quand refleuriront les lilas blancs”(白いリラがまた花咲くとき)」として
パリで歌われ、それを耳にした宝塚歌劇の演出家・白井鐵造が日本語詞をつけて、
1930年上演の『パリ・ゼット』の主題歌として使いました。

当時はリラの花がよく知られていなかったので、すみれの花にしたのだそうです。
以来、この曲は宝塚歌劇団の愛唱歌として知られています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
恥ずかしながら、
わたしは、このタエなる美しいメロディーを聴くと、胸がキュッと締め付けられます。
歌詞のひとつ一つが骨の髄と反応し、甘酸っぱく、せつなく、やるせなくなります。

でもわが青春の「甘き経験」を思い出して心震えるのではありません。昔は、好きなひとが
いてもデートや交際はおろか告白だって滅多にしませんでした。
(この曲の歌詞は、心「震う」ではなく、「奮う」つまり気力が盛んになる、のですね)

ひとつだけ、忘れもしない、
あれは、高3の体育祭ラストに全校生徒でするフォークダンスのとき。1年下の子に
ぎゅっと手を握られて驚いたのが、その種の事の初体験(その時だけで続きは無し)。

だから、いま、この曲を聴いて胸が締め付けられるのは、
洋画スターにうっとりし、同級の女の子に片想いし、「恋」という漠然としたものに
ボーッと夢想状態で憧れていたその頃の感情や空気感がふうーっと甦るせいかもしれません。

左すみれ

恋は、愛とは異なもの。味なもの。(個人の感想です)
恋は、官能とは そぐわない。
恋は、烈しくない。共に死のうとは言わない。
恋は、距離を置く。
恋は、相手を独占しようとは思わない。
恋は、ただ自分の想いをそうっと伝えるだけ。
恋は、決してドロドロしない。
恋は、初めての愛、慕う愛、ほのかな愛、わが身を焦がす愛。

日ごと夜ごと、君を想い、ひそやかに恋に酔ってるというのが、私は好きなようです。
(あー、ちょっと気持ち悪くなりましたか。大丈夫でしょうか。すみません。あはは。^^; )

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
とじ込み付録:気分が悪くなった、という方へ。お口直しのジョークです。

骨折の理由


「なにがあったんですか?」
医者は、中年の農夫の骨折した足を診察しながら尋ねた。

「先生、えっと、ねえ。いまから25年前・・・」
「そんな昔のことはよろしい。今朝、どうやって足を折ったのか話してください」

「だから、25年前に、ある農場で、私が働き始めたときのことなんです。
ある晩、ベッドに入ろうとしたとき、その家の美しい娘が部屋に入ってきて、
『何かして欲しいことはない?』って私に尋ねました。
私は『何もない、すべて順調だ』って答えたんです。

『本当に?』と彼女は訊き、
『ええ、本当に』と私は答えました。

すると、彼女はまた『してあげられることないかしら?』って言うので、
『たぶん、ないよ』って答えたんです。それで・・・・」

「あなた、いい加減にしなさい」と医者は言った。
「その話とあんたの足と、どんな関係があるんですか?」

農夫は説明した。
「今朝になって彼女が言った意味が初めて分かって、屋根から落ちたんです」

 ※提供:笑いと涙のブログ「夏への扉」2012/01/02

es_20130627210758.jpg

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

別冊付録:少し気持ちを持ち直したら、こんなヴァージョンもいかがでしょう。
(下線付の名前をクリックしてくださいね)

金子由香利。日本人の唄うシャンソン。軽くて、いい雰囲気が出ています。 
a金子由香利

●ヴァイオリンの名手ヘルムート・ツァハリアス。楽しげに弾いています。
a viorin

ダークダックスの歌う「リラの花咲く頃」。ハーモニーがきれいですよ。
aダーク

●イギリスのシリル・ステイプルトン楽団。古き佳き1950年代が甦ります。
a cyril-stapleton

●ノイズも盛大に混じっている1930年代の手回し式蓄音機の音。懐かしい音色。
無題

●JR東日本「那須塩原駅」の9番線発車メロディー

aなす


*・゚;.*:.。.+.。.最後まで読んでいただき、ありがとうございました'.。.+.。.;*・
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初恋のお話は、どんな話でも読んでて楽しいですね。
わたしの初恋はどれが初恋なのかパッとしなかったので、初恋らしい初恋のお話は楽しいです。
わたしは、ダークダックスがいいかなぁ。ちいさいころに聞いた、大きい花と小さい花の歌がとても印象的だったので、それをいまだにおぼえててお話つくったですよ。

2013/06/30(日) |URL|abe [edit]

abeさん ありがとうございます^^)

まれさんの初恋がハッキリしないとは、お熱い話がいっぱいあった証拠でしょう。
お顔を見ていると、かなり、なんというか発展タイプに見えますし(笑。
「花のメルヘン」。懐かしいです。

 大きな花と小さな花が 並んで咲いていた
 大きな花は美しい いつも楽しく唱う花  
 けれども小さな花は たった一人ぼっち 
 恋の陽ざし浴びて ふたつの花は 春の想いに 胸をふくらませる
存在が目立つ大きな花も、控え目な小さな花も、
ともに「春の想いに 胸をふくらませる」ところがいいですねー。共感できます^^)。

2013/06/30(日) |URL|☆バーソ☆ [edit]

こんばんは

「すみれの花咲くころ」歌詞もメロディーもはっきりし、情感豊かです。
最初の数節ははじめて聞くように感じました。
バーソさんの言われる通り、最近の歌はメロディー・ラインが弱く、
つまらないですね。
ユーミンは荒井時代と松任谷時代の前半(1996年くらいまで)は、
メロディーと詞がすばらしく、その後はメロディーも良くなくて声が
バックに埋没してしまい魅力がなくなりました。
バーソさんの恋の感想は秘められた恋ですか。いえいえ、気持ち
悪くはなりませんよ。(笑)恋しても相手を想いながら静かに身を引く
・・・いいですね。あっ、なんかそんな映画がありました。今、思い
出しました。「ローカル・ヒーロー」です。チャンスがおありならご覧
ください。この映画ラストがものすごくいいんです。

2013/06/30(日) |URL|エリアンダー [edit]

あの頃の思い出は心地よいかも・・

おっは~

後に汚れきってしまったおいらでさえ、真っ白なカンバスのような時もあったのじゃ、始めての恋、始めての恋文、始めてのデート、その時一緒にみたウエストサイドストーリー、映画を見ながら涙ぐむ乙女の心が分からず、記憶にあるのは指パッチンの音色だけ、そして始めての失恋・・

君を思い 日ごと夜ごと悩みし あの日の頃

いい歳こいた今だからこそあの甘酸っぱい思い出が懐かしい。
バーソさん、分かる、解るよ~、すごーくわかる・・・
なんちゃって・・

2013/07/01(月) |URL|ばく [edit]

エリアンダーさん ありがとうございます^^)

この曲の前半部分はあまり歌われないところで、私も、ここはさほど良いメロディーだとは思ってませんでしたが、この純名さんの表情には、ほとほと感心しました。
しびれて、うっとりして、何度も何度も見てしまいましたよ(恥。
ユーミンは、ファンでしたか。私は、「恋人がサンタ~クロース」の曲で、で突然「こいびとがサンタ~クロ~ス」と転調する部分のメロディーが好きですね(他の部分が地味なので、その部分のメロディーが目立つのでしょうか)。

「恋しても相手を想いながら静かに身を引く」とは、失恋が多かったこと、気が弱かったこと、自信がなかったことを、かなり明確に示唆しているでしょう(笑。
「ローカル・ヒーロー」は面白そう。ラストがいい、というのは心温まります。
DVDブレーヤー、持ってないので、これからテレビ番組表を見るとき探しますね(笑。

2013/07/01(月) |URL|☆バーソ☆ [edit]

ばくさん ありがとうございます^^)

「真っ白なカンバスのような時もあった」とは、まー、ご謙遜。ご謙遜。
いまでも札幌の街とホッカイロみたいですよ。ええと、この意味はですね。つまり、心は真っ白で、気持ちは温かく、思いは熱いひとのように見えますよ(この偽りのない心からの賞賛の言葉で、1週間は幸せな気分になりませんか(笑)。

「ウエストサイド物語」は音楽がレナード・バーンスタイン。映画のチケットを貰ったのですが、映画は好きなのに、これはなぜか興味がなく、ナタリー・ウッドも別にいいとは思わなかったので、ちょっと好きだった子に上げた思い出があります(上げただけ)。
後にテレビで観ましたが、私も「記憶にあるのは指パッチンの音色」です(笑。

>いい歳こいた今だからこそあの甘酸っぱい思い出が懐かしい。
あはは・・・「分かる。解る。すごーくわかる」の3連発ですか。
判っていただけて、すごくうれしいです。2週間は幸せになれます(笑。
わか・・・わか・・・わかい頃に戻りたいですねー。体だけでいいですから。^^;

2013/07/01(月) |URL|☆バーソ☆ [edit]


おお〜〜!
旧き佳き時代の歌・・・ どれも沁みますねえ♪

僕も『すみれの花〜 咲〜く〜頃〜♪』から前の部分は知りませんでした。
だけど、あるとないとぢゃ大違い! 歌の世界が数段深まりましたよ♪
教えてくださって、どうもありがとうございます!

ダークダックスVer.・・・ 甘く切ないハーモニーがたまりませんねえ。
じんわりと感動が広がります。 そして、なんつっても美しいです。
最近の歌って、唄っている声のイイとこだけを細か〜〜く繋ぎ合わせて、
(もっと酷い例は、デジタルで音程を強制的に“補正”してまでも)
メロディに沿うよう、小綺麗に聴こえるように、仕立てたりしてますよね。
そうなると、『歌』というよりは、素材としての『声』がそこにあるだけ。
そんな作為的な表現からは、せいぜいが作為的な感動しか生み出されないでしょうし、逆立ちしたって《美しさ》にまでは辿り着けません。
(美しいは、キレイとは異なもの。。。ですからして、ハイ♪)

『恋は、愛とは異なもの。味なもの。』以下の美しい(!)くだりは、
まるでTHE TAKARAZUKAの舞台をみているかのようです♪
男装の麗人・☆バーソ☆さん(モチロン、星組)の姿が眼に浮かびますぅぅ〜 ( *´艸`)

・・・って、バーソさんは元々男性でしたネ。。。 サーセンッッ!!

2013/07/01(月) |URL|G.D.M.T. [edit]

G.D.M.T.さん ありがとうございます^^)

歌でも演奏でも、ライブ録音よりスタジオ録音のほうが、音質はいいです。
コンサート会場で聴くより、CDをオーディオ装置で聴いたほうが、音質はいいです。
でも、感動が違いますね。これは「生」の熱気、臨場感、共時感にはかないません。
で、「美しいは、キレイとは異なもの」・・・ですか。おー、なるほどお。
またまた、G.D.M.T.さんの格言が飛び出したーっ(笑。

確かに、作為的な感動より、自然に生まれる感動のほうが美しいでしょう。
今の商業主義は、手軽に感動を得るために作為を巧みに用いているのでしょう。
で、女性に目を向けると、大きな二重の付け睫毛や濃いアイシャドウなど、
昨今、女性のメイクがずいぶん派手になりましたねー。
手軽に美人ふうになれて、女性はいいなあ。
わたしも作為工夫をもっと凝らして、これからは断層の麗人でいこうかなあ。
干し組、で。(爆)

2013/07/01(月) |URL|☆バーソ☆ [edit]

二十年経ったら、今の若者もこの年代の歌を懐かしむだろう、
ってことが信じられないんですよ。
若いほうが記憶をやきつけやすいんだろうけど、
心に残る曲は今はないんじゃないかって。
将来、あの頃の流行歌って言われれば盛り上がるかもしれないけど、
やはりちょっと薄っぺらくてサイクルが早すぎるように思います。
私、おおたか静流という人の昔の歌のカバーを聴いて、
やっぱり「いい!」と思ってしまいましたからね。
先日はカラオケで「月がとっても青いから」やったら、
これが結構ウケました。

2013/07/01(月) |URL|こみ [edit]


ちょいと思い出しちゃった~

初めて聞いたけど
金子由香利さんのが一番好きかな~♪

2013/07/02(火) |URL|babatyama [edit]

こみさん ありがとうございます^^)

月がとっても 青いから
遠廻りして 帰ろう
あの鈴懸の 並木路は
想い出の 小径よ
腕を優しく 組み合って
二人っきりで サ、帰ろう

いま、こうして歌詞をしげしげと見てみると、
まあ、作者には申し訳ないですが、陳腐ですねー。
でも、この歌、しっかり覚えてますよ。
よく歌ったような気がします。当時ヒットしました。
メロディーが調子よくて、めっぽう明るい歌でした。
調べたら、歌手は菅原都々子さんでした。

そういえば神楽坂はん子なんていう歌手もいましたね。
あなたのリードで 島田もゆれる、でしたか。
子どもの頃からあまり歌謡曲は好きじゃなかったのですが。あはは。
あー、昭和の、子どもの頃の、懐かしさがすこーし甦ってきました。
歌は世につれ、世は歌につれ・・・・・これ、やはり、名言ですね。

2013/07/02(火) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Lady-babaさん ありがとうございます^^)

恋、思いだしましたか。お口の中が甘酸っぱくなりませんでしたか。
誰でも恋をします。恋をしない人なんかいませんからね。
たいてい、甘いか、苦いか、そんな両方の経験があると思いますね。
あ、いやいや、モテるだけしか知らないという人もいるでしょうかね。
Lady-babaさんはそうでしたか。いや、内気で奥手のほうでしたか。

「金子由香利さんのが一番好き」というのは、さあ、分析しませう(笑。
それはね、甘くてロマンティックでお洒落な恋が好きだったことを意味しますよ。
だって、あの歌い方は、軽やかで、都会的で、お洒落ですから。
だって、Lady-babaさんのイメージにに合ってますから^^)。

2013/07/02(火) |URL|☆バーソ☆ [edit]

金子さんのも、ダークダックスさんのも、初めて聴いたけれど
最近の歌謡曲(?)よりぜーんぜんイイわ~♪
もうね、ついていけないのよ、最近の若者の歌・・・

初恋、それは、レモンソーダのようなもの?
だったかなー(笑)
淡くて切なくて、でも自分は思うだけで幸せだった・・・ってカンジ?
相手が誰だったなんて忘れちゃったけれど(笑)

恋に恋するくらいが、わたくしも好きかな♪
もうリアルな恋愛はいらないし~

2013/07/02(火) |URL|きまぐれひめさま [edit]

きまぐれひめさま ありがとうございます^^)

最近の若者は~とか言い出すと古いよっ、という話がありますが、
おやおや、お若いひまさままでが、そのような言葉遣いをなされるとは?(笑)
で、初恋はカルピスではなくて、レモンソーダの味ですか。
淡くて、甘酸っぱくて、炭酸でスカッとした、気分だソーダですね(笑。
わたしは、初デートのときは、なんとかパフェでした。ただ、甘いだけの。
今だったら、クリームあんみつがいいかなあ。ケーキよりも。
リアルな恋は、もう歳だし、面倒だし、条件的にできないしなあ・・・(泪。

2013/07/02(火) |URL|☆バーソ☆ [edit]

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2013/07/05(金) || [edit]

鍵コメさん。ありがとうございました^^)。

とても真面目なコメントで、うれしく思いました。
何よりも、自分であることを大切にして、
やりたいこと、好きなことをやっていくと、
必ず満足感と充実感が得られると思います。
どうぞ、いい将来への道がひらけますように。
ありがとうございました。

2013/07/06(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

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