「バーソは自由に」

 考え方はいろいろあるから面白い。

 「おかげさまで」の言葉と、見えないものを感じる心。 

「呑みねぇ、呑みねぇ。寿司食いねぇな。江戸っ子だってねぇ」 
  ―――おぅ、神田の生まれよ。
「お前さん、ばかに詳しいようだから、ちょいと聞くけど、文化のなかで
 一番大事なのは、なんだか知ってるか?」 
 ―――まずは食う、二に寝る処、三に住む処、四はきゅっと熱燗で長久命よ。
「なにぃ? 風来末め。文化で一番大事なのを忘れてやしませんかってんだよ」
 ―――あ、すまねぇ。天子さまからいただく大事な勲章を忘れてた。
「この野郎。やい、お前、あんまり詳しかねぇなぁ。よぉ~く考えておくれ。
 もっと大事なのがあるでしょが。特別大事なのがあるんだよ。お前さんね、
 何事も心配しねぇで気を落ち着けて考えてくれ。もうひとつあるんだよぉ」

旧約聖書コヘレトの言葉3章11節
  神はまた人の心に永遠を思う思いを授けられた。
  それでもなお、人は神のなされるわざを
  初めから終りまで見きわめることはできない。


神の範疇にある「永遠」を思う意識は人間だけが持っている。
 我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか―――
 昔から知を愛する人たちは、目に見えない奥深い事柄を知ろうと努めてきた。

文化とは、人が存在する意味により深く迫ろうとする意識、また宇宙の摂理ないしは
理法を感じる微細な感覚が、その根本の前提にあるとは言えないだろうか。

goghan.jpg
Eugène Henri Paul Gauguin

というわけで、本日はクリスマスです。(※今回は一日早く更新しました)
目に見えない神を思い、目に見える一番身近な人を想う日です。

で、見えない《何か》を感じる心と「おかげさまで」という言葉の話です。
スポンサーサイト

 ポチの名の語源と宝発見の幸運。 

ポチ、と言われたら何をイメージするだろうか?
 ぽちぽち思い出してほしい (もちろん瞬時に思い出してもよろしいが)。
 その辺をポチッとしても答えは出ない (ここには拍手アイコンは無し)。
 グルジアの都市ポチを思いついた人はえらい (私は検索して見つけた)。
 犬の名を思い出した人は、ある年代以上の人だろう (なぜだか悲しい)。

ポチは由緒ある名だ。明治43年頃の「犬の名前ランキング」堂々1位はポチ。
1位ポチ、2位ジョン、3位マル、4位クロ、5位アカ、6位ポーチ、7位ボチ/
チイ、9位シロ/ハチ/チン/タマ (朝日新聞のデータより)

13位は「カメ」。開国以降、来日外国人が犬を「カム・ヒア」と呼んでいたのを
日本人が「カメや」と聞き間違えて、洋犬はカメと呼ばれるようになった。
そのカメの中で最もポピュラーだった名が「ポチ」だそうだ。

画像は賢い柴犬のコント動画から。犬の名はポチではなく、猪瀬マリ(7歳)。

mari9jpg_2015121518304575b.jpg
コント「チューを拒否する犬」→You-Tube

というわけで「ポチ」の名の語源と、幸運を畑に見つけた人の話二つです。

 ブログは馬鹿なことを提示できる有り難い場だ。 

馬鹿、という言葉の反対語は何か?
――――――利口、だそうだ。

本来は口先がうまいことをいう語で、賢い意の漢語は「俐巧」と書くらしい。
ともかく瞬時に分かった人は、賢い人だろう。

シェイクスピアは喜劇『十二夜』の道化師に、こう語らせている。
「愚かな知恵者よりも、利口な馬鹿者のほうがいい」 (1幕5場)
 "Better a witty fool, than a foolish wit."

意味は知恵者のように装うのは馬鹿者だということだろうが、wittyとは、
古語では[利口、賢い]、現代では[機知に富んだ、しゃれがうまい]の意。

ならば、馬鹿を装って駄じゃれを言う人間は利口だということだろうか。
うーむ、そうならいいが。そう願望するが。理工科系じゃないのだが。

馬鹿の写真。(いつもより余計に馬鹿笑いをしております)
f22hos.jpg
左写真出典右写真出典

今回は、馬鹿の意味とブログについての愚見を利口でない頭でまとめました。

 ネコはネズミを獲らなくても、良いネコだ。 

『序』
猫をもらってきた人が、いい名前を付けてやりたいと思い、
「なんか強そうな名前はねぇかい」と友だちに相談しました。

「そうだな、猫族の中で一番強いのは、なんたって虎だからな。
虎ってのはどうだい」
―――じゃあ、この猫の名、トラか。

「いや、虎より竜のほうが強いな。昔から竜虎の争いと言って、
虎より竜の方が上だからな」
―――じゃあ、この猫、リュウか。

「いや、竜より雲のほうが強いな。竜は雲をつかんで空へ登る
ってえから、雲がなければ竜は空へ登れねぇ」
―――じゃあ、この猫、クモか。

「いや、雲より風のほうが強いな。吹き飛ばしちまうからな」
―――じゃあ、この猫、カゼか。

「風より壁のほうが強いな。風、防いじゃうもの」
―――じゃあ、この猫、カベか。

「壁より鼠のほうが強いじゃねぇか。かじって穴 開けちまうもの」
―――じゃあ、この猫、ネズミか。

「ねずみより猫のほうが強いな。捕まえて食うじゃねぇか」
―――じゃあ、この猫、ネコだ。


ねこピアノ
特に「レ・ミ・ファ」を好み、気まぐれで半音も弾くピアノ弾きの「ノラ」

人の考えは結局は堂々巡り。ドレミファと弾いていけば、またドが出てきます。
今回は、ネコ好きの方と人間好きの方に、良いニャンコと良い人の話です。

back to TOP