「バーソは自由に」

 考え方はいろいろあるから面白い。

 ライカとポルシェのデザインの悩ましき保守性。 

ブランド志向が保守思考なら、革新はない。

クルマはポルシェだ、と言い切る人がいる。
「ポルシェ博士の思想を継いでいる究極スポーツカー。操縦性が最高」と言う。
カメラはライカだ、と言い切る人がいる。
「小型カメラの創始者エルンスト・ライカが作ったカメラ。感触最高」と言う。

腕時計や万年筆など、趣味のモノでも同様のことを言う人がいるだろう。
こういう考え方を「マニアック」とか「ブランド志向」と言う。

むろん誰がどう思おうと、何を買おうと、幾ら払おうと異議も問題も何もない。
しかし「ブランド志向」は、じつは問題を秘めている。

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カメラは、ニコンFだ! 親カメの背中の子カメは105円也だ!

 デザインのいい日・独の「蛇腹式カメラ」。 

カメラは、伸びて縮んで、また伸ばせばいい。

突然、ベローズな話で恐縮です。
おっと、bellowsとは、写真機やアコーディオンの「蛇腹」のコトでありまして。
幸せは歩いてこない、三歩伸びて、三歩縮む、ようなモノでありますよ。

そのうえ、明日のあしたは、またあした。あなたはいつも新しい。
なのに私は、新しくないカメラと新しいカメラの話をしたいのでございます。

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さてさて、フィルムカメラには、巨人軍は長嶋不滅の国民いいよ賞がありません。
佃煮にするほどある お古のカメラは、皆さん肩身の狭い思いをしております。
彼らは「青雲の志」をもって生まれたボーイズ・ビー・アンチョビなモノばかり。
そんな蛇腹カメラ君たちの思想と気骨に笑点を、否、焦点を当てました。

 カメラフードの効用は10もある。 

光には影が必須である。レンズにはフードが必須である。

じつは、ワタクシ、帽子が似合う いいオトコを思慕し、願望し、希求している。
光もあるが、少しく影もある、といった微妙深遠な方向を目標としている。

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ひさしの深い帽子を時々かぶるが、なぜか周囲から認知と称賛がない。
人々のこの不認識たる態度を常々不思議なことよ と思っている。
「(゚ペ) うぷっ

今回は、写真レンズの「ひさし」の話、すなわち『フード必須論』である。
これは、ひさしぶりに書く持論であり、美意識論である。 「(゚ペ) うぷぷっ

自称フードプロフェッサーとして、「レンズフード」の本質を切り刻んでみた。
「レンズ」の話は奥が深いが、「フード」の話は奥が浅くて面白いのだよ。   

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花形フード。ボディのツヤ消しオリーブグリーン塗装が気に入っている。

 ミラーレスのニコン対キヤノン戦。どちらが勝ったか。 

7月23日、ついにキヤノンから「ミラーレスカメラ」が発表された。
「EOS M」である。 
エントリーユーザー向けで、9月中旬発売予定。

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2010年6月発売のSONY α NEXと同じ発想のレンズ交換式APS-C機。
オリンパスのマイクロフォーサーズ機に相当するので「M」はマイクロの意か。
他社と似たり寄ったりのデザイン。上部にはダイヤル類が見当たらない。
ボディにグリップがなく、持ちにくそうだが、シャッターボタンはやや斜め。
コントラストAFと位相差AFを組み合わせた「ハイブリッドCMOS AF」。



これで大手一眼レフカメラメーカーの「ミラーレスカメラ」が出揃った。

そこで近未来に主流になるかもしれないカメラの予想をごく気軽にしてみた。
当たるも発見、当たらぬも発見、があるかもしれない^^)。

 ポルシェのカタチには、先進と継承が協調している。 

先日「ル・マン24時間レース」の中継があったので、少しだけ観た。
トヨタはハイブリッド車2台を出し、上位を争ったが、事故などでリタイア。
日産はステルス機みたいな3輪車風の意欲車を出したが、接触リタイア。
ニッサン・デルタウイング(1600cc ・公称300ps ・車重475 kg)
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結果は、ドイツのアウディが非常に安定していて、総合優勝を遂げた。

番組で、元ル・マンドライバーの日本人解説者が、こんなことを言っていた
「自分が出た当時のル・マンでも、ポルシェが多数走っていたが、
今も同じ形をしたポルシェが走ってる。そんな車はポルシェだけ。
RR車は後ろが重くてバランスが悪いのに凄いことだ」

※RR=エンジンを後車軸の後ろに置いて後輪を駆動する方式

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ポルシェはなぜ基本形を変えないのか? 
そこには「新しさ」と「古さ」に対する人間の意識が表れているように思える。

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